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結婚後の名前変更は意外と大変!結婚後の手続きをスムーズに行う方法と順番

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:結婚したら手続きが意外と大変!結婚して住所変更しない場合の手続きは…

結婚して、パートナーの姓を名乗ることになった側としては、手続きが意外と大変なもの。

住所変更する場合には住所変更の手続き、住所を変えない場合でもあっても「名字変更届」「氏の変更手続き」など、細かな変更手続きが待ち受けています。

ですので、効率的な順番で手際よく手続きを進めていく心がけも、面倒なことをサッと済ませるためにはとっても重要なんです。

 

 2:結婚後の名義変更など必須の手続き一覧とスムーズに変更できる順番7ステップ

というわけで、結婚後に行う名義変更に関する手続きを、7つのステップで解説していきます。

手続きに必要な書類もあるので、順を追って効率よく進めていくのが、効率的に行うコツ。

ステップ1:新姓の住民票をゲット

まずやっておくべきことは、新姓が書かれた住民票をゲットすること。

この住民票を添付書類として、ほかの公的書類や書面類の氏名変更に使いましょう。

住民票をとるときは、なくしたときや予定外に必要になったときに備え、少し多めに取得しておくと、二度手間を省きやすくなります。

ステップ2:役所関連(国民健康保険証、マイナンバーカードなど)を変更

国民健康保険加入者ならばその名義を、さらにマイナンバーカードの名義を、住民票を取るために役所を訪れたついでに変えてしまっておくと、後日訪れる必要がなく便利です。

1回の手続きにかかる時間は増えますが、1日で公的な書面の変更を終えておけば、後から行うほかの手続きの証明書類として使う際にも役に立ちます。

ステップ3:運転免許証を変更

まずは最初に、運転免許証の氏名を変更するのがスムーズ。

本籍まで変更する場合には本籍地入りの住民票、そうではない場合には新姓が書かれた住民票があれば、カンタンに手続きできます。

ステップ4:パスポートを変更

続いては、パスポートです。即日には完了してもらえないので、新婚旅行などで海外に行く予定がある人は、早めに動いておくほうが安心。

住民登録をしている都道府県の旅券窓口で、記載事項の変更を届け出ます。

変更手続きは10日前後で完了し、新しいパスポートができあがってきますが、万が一の不備に備え、できるだけ余裕をもった行動をしたいので、海外への渡航の予定がある人なら、出国予定日の1か月前には窓口に出向くと安心です。

ここで必要となる書類は、有効期間中の現在のパスポート、戸籍謄(抄)本、6カ月以内に撮影された顔写真です。他の都道府県に住民登録している人が東京都で居所申請するときなどは、住民票が必要になる場合もあります。

ステップ5:銀行口座を変更

銀行口座の名前も、旧姓のまま使い続けることは可能ながら、早めに新姓に変えておくほうが、何かと安心ですし便利です。

預金通帳とキャッシュカード、届け出印、新しく使用する印鑑、さらには運転免許証など、旧姓と新姓の両方が確認できる本人確認書類を窓口に持参します。

ただし、銀行によって異なる場合もあるので、詳しくはホームページなどで事前に確認しましょう。

ステップ6:クレジットカードを変更

続いては、クレジットカードの名義も変更しましょう。

銀行口座の名義を変えたあとにおこなうと、引き落としの銀行口座とクレジットカードの名前が一致するようになるので、流れがスムーズです。

ステップ7:ネットショッピングアカウントや携帯電話の名義を変更

ネットショッピングのアカウントや携帯電話の名義なども、忘れずに新しい名字に変更しておきます。

これまで引き落としに使っていた口座を引き続き使用する場合や、クレジットカード払いを選択している携帯電話の名義変更は、銀行口座名やクレジットカード名を変えた後であれば、引き落とし・支払い関連もスムーズになります。

 

3:結婚して後から妻側の名字に変更することも可能なの?

結婚した後に、夫を妻側の実家の婿養子にしたいなどの理由から、妻側の名字に変更をするケースもあります。

夫婦がそろって妻側の旧姓に「氏の変更」をしたい場合には、原則として一度離婚をし、再度婚姻届を出す際に「妻の名字」を選択する方法や、家庭裁判所に「氏の変更」を申し立てる方法などが挙げられます。

上記のような方法で変更することは可能ではありますが、非常に煩雑な手続きを踏むと思っておくほうが確実でしょう。 

 

 4:結婚後の名字変更手続きって、意外と手間がかかります

愛する彼氏や彼女とゴールインして、相手の氏を名乗ることになるのは「私たち、ホントに結婚したんだ!」を実感できる素敵な瞬間。

しかしながら、社会生活を営んでいくうえでは欠かせない書面類の名義変更手続きは、思っている以上に数も多く、煩雑なものもあります。

きっちり計画を立てて、婚姻から日を空けずに一気に済ませてしまったほうが、不便も生じにくいうえに「あっ……、あれを忘れてた!」という事態も防ぎやすくなります。

勤めている人であれば、1日休暇をとって、一気に手続きを済ませてしまうのもおすすめですよ。