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夫婦なのにうまくいかない!うまくいかない夫婦の特徴と離婚前にできること

三浦 希枝

三浦 希枝K.Miura

目次

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1:結婚までしたのに…旦那とうまくいかないことで寂しい思いをする妻も

いざ結婚生活が始まると、自分が想像していた以上にストレスが溜まり、いつの間にか孤独感を感じたり、夫に対して日常的に怒りをおぼえたり……。

そりゃ、結婚前だってケンカをしたり、お互いの意見をぶつけ合ったりすることはあったものの、それを乗り越えられたから結婚したのに……。夫婦って、一筋縄ではいかない、難しいものですよね。

 

2:結婚前でもわかるうまくかない夫婦の特徴5つ

「夫婦生活がうまくいかない……」と嘆く前に、お互いの相性を知ることで解決の糸口を探ってみましょう。『Menjoy!』の過去記事「夫婦仲が悪いと子供は…?夫婦仲が悪い原因と仲が悪い夫婦の特徴」内で紹介されている不仲夫婦の特徴が当てはまらないかどうか、チェックしてみましょう!

(1)家に帰らず外ばかりいる

お互い顔を合わせない日が多いと、当然、結婚後の生活はすれ違いが多くなるでしょう。お酒を飲みに行く日が多かったり、休日は友達と出かけてしまったりと、家に帰らず外で遊んでばかりの夫婦は、やっぱりうまくいかない可能性大。もし同棲しているなら、なおさらわかりやすいのではないでしょうか。

(2)パートナーへの思いやりがない

これから長い人生を共にするわけですから、相手のことを思いやることが何より大事ですよね。ひとつひとつは些細なことかもしれませんが、普段からデリカシーのない発言を平気でするようなら、これから先が心配……! 注意が必要かも⁉︎

(3)必要な連絡をしない

結婚生活が円満なものになるかどうかは、まさにここにかかっています。帰る時間や、お互いの予定など、相手のスケジュールを細かくは把握しなくとも、最低限の事務的な連絡をできないようなカップルなら、かなり危険。

逐一きちんと連絡がとれないのであれば、一度考え直すことも必要です。

(4)ラブラブを演じる

周囲から羨ましいと思われたくて一生懸命にラブラブを演じている夫婦はいませんか? SNSで過剰に仲の良さをアピールしていたり、人前だと意識的に仲の良さを演出しようとしたり。もしまだ結婚前の状態で、すでにラブラブを演じている感覚があるなら、籍を入れたら、仮面夫婦になる可能性は高いと言えるでしょう。

(5)パートナーのことで知らないことが多い

わかっているつもりでも、彼のことをあんまりよく知らないな……と感じた経験はありませんか? 出会ってからの彼を知っていても、それ以前、どういうことをしていたかや友好関係などもクリアにしておかばければ、結婚後の大きなリスクになります。

 

3:旦那とうまくいかない…経験者に聞いた離婚する前にできること7つ

旦那と関係がギクシャクしているけど、どう改善していったらいいのかわからない……。そこですぐ「離婚」を考えるのではなく、まずは今の関係を改善する方法を探ってみてはいかがでしょう。

ここでは、旦那と不仲になった経験のある方に聞いた「離婚する前にできること」を紹介していきます。

(1)自分と相手の価値観を見直してみる

結婚後に衝突しやすいのは、お互いの「価値観の違い」が原因です。ついつい自分の常識を、相手の常識と思って押し付けてしまっていませんか?

「自分が許せないと感じるボーダーラインを決めておくのが大切! あれも嫌、これも無理では、相手も窮屈な思いしかしない。自分の嫌だなと感じる限界ラインまでは相手に合わせ、様子を見る態度が大切かも」(Aさん・30歳女性/専業主婦)

自分の考えと相手の考えが違うと、相手を責めてしまいがち。そこからケンカに発展することも多いので、注意が必要です。

(2)相手への思いやりをもう一度もってみる

結婚すると、どうしても忘れてしまいがちなのが、相手への思いやりではないでしょうか。 日々一緒に生活していると、ついつい「私はこんなにやってあげてるのに!」と相手と自分を比べてしまうものです。

「夫婦仲がうまくいってなかったときこそ、小さなことでも、夫が何かしてくれたときには“ありがとう”と感謝を伝えることを意識しました。これが習慣づくと、夫もちょっとしたことで“ありがとう”と言ってくれるようになりました」(Bさん・29歳女性/パート)

どうしても、パートナーのことを許せなくなったら、相手が今までに自分のためにしてくれたことを思い出してみましょう。そうすることで感謝や思いやりの気持ちが芽生える瞬間があるはず!

(3)こちらがしてほしいと思うことを提案してみる

夫婦関係で亀裂が入りやすいのが、「自分ばかりが仕事や家事をしている」と思ってしまうところ。相手が休んでいる姿を見ると、ついダラけているように感じてしまうものです。

「共働きなので家事はなるべく分担してやりたいと考えていましたが、結局私がほとんどの家事をすることになり、それに不満があっていつもイライラしていました。

しかし、察してほしいという姿勢じゃいつまでも気づいてくれない!と思い、やってほしいことをリストにして旦那に提案してみました。最初は文句を言っていたけれど、今では家事分担は成功していますよ」(Cさん・35歳/会社員)

毎日一緒にいるのですから、休息をとることももちろん必要! 何かしてほしいことがある場合は、相手に自分から提案してみることをおすすめします。

(4)会話をする機会をつくる

結婚生活を続けていると、一緒にいる時間が増えるため、必然的に会話がなくなってくるもの。家でくつろぐ時間に、ついスマホをずっと触っていたり、テレビに夢中になったり……なんて日常茶飯事でしょう。

「子育て真っ最中なこともあり、外出するにも子どもを連れていかなければならないので、あんまり人と話す機会がありません。

そんな中、いちばん近くにいるのが夫。なので、子どものことや、その日あった他愛もないことを、とにかく話すようにしています。共通の話題は限られているので、なるべく夫の話も聞くようにすると、関係の悪化は避けられるかと思います」(Dさん・28歳女性/専業主婦)

妻からすれば、「今日、どんなことがあったか?」という些細なことでも、ふたりで会話をしたいと考えるもの。その時間を設けるのは、生活をしていくにあたって意外に重要なんです。

(5)一緒にいるときの過ごし方を話そう

同じ空間にはいるけど、お互いスマホを見ていて気づくと寝る時間なんてことも多いのではないでしょうか?

「私たち夫婦は、一緒にいる時間はなるべくスマホを触らないと決めてます。

一緒にテレビを見たり、時間があるときは一緒に料理をつくったりしています。料理をしているときは会話も増えますし、完成したときの喜びも共有できるのでおすすめです」(Eさん・32歳女性/会社員)

手持ちぶさたになると、自然とやってしまうスマホいじり。ですが、これが当たり前になってしまうと、お互いが相手の存在を“空気”のように感じてしまいます。一緒にいるときのスマホ使用ルールを決めておくといいでしょう。

(6)相手に接する態度を変えてみる

日々のモヤモヤが積もるから、相手にもとげとげしい態度になってしまう。ダメだと、わかっていつつも、そのような態度をやめられないときもあるでしょう。

「家に帰ると、どうしても家モードになってしまい、家事をもくもくとこなすことにストレスを感じて、ひとりでピリピリしてしまいます。その態度にある日、旦那が“不満があるなら言ってみたら?”と言ってきたので、今まで我慢していたことを正直に告白してみました。

そうしたところ、“もう少し適当でも大丈夫だよ”と言ってくれました。ひとりで抱え込んでいたアレコレが、肩からスッと降りた感じがしましたね。それからは旦那も家事を手伝ってくれるようになったので、話して良かったと思いました。」(Fさん・25歳女性/会社員)

トゲのある態度は夫婦関係をより悪化させていくもの。相手に接する態度を自分が改めれば、自然と夫の態度も変わるかもしれません。

(7)意見がぶつかることを怖がらない

どうしてもケンカは避けたい……。じゃあ自分が我慢すればいいか!なんて自分の意見を胸の内にため込んでしまうと、いつの日かそれが急に爆発してしまいます。

「ケンカをしたことはあったものの、結婚してからなるべく衝突は避けたくて、自分の意見を言わなくなっていました。でもある日の夫のひと言で溜まりに溜まったものが爆発してしまい、号泣しながら責めるようなことを言ってしまい……。

そこで夫が私の言い分をしっかり聞いてくれて、“なるべく力になるよ”と言ってくれました。今では我慢することは少なくなったので、この一件で、自分の本音を伝えることが大切だということを学びました」(Gさん・31歳女性/会社員)

感情的に騒ぐのではなく、冷静に自分が思っていることを相手に伝えられるのがベスト。何を話すかをしっかり準備し、お互いの意見をすり合わせて、最善の方法を見つけられると良いですよね。

夫婦のあり方はそれぞれです。

なので、自分たちに合う改善策を模索する必要があると思います。しかしながら、相手を突き放すのではなく、こちらからも歩み寄る姿勢が関係を改善する方法につながるということを覚えておきましょう!

 

4:意固地にならず、寛容な心で生活しよう!

結婚というのはゴールだと思われがちですが、実はここからがスタート。

お互いの見えていなかった一面を目の当たりにして、戸惑うこともあると思いますが、それらを一緒に悩み乗り越えることでお互いを成長させ、素敵な毎日を送りたいものです。