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新しい恋がしたいよ~!新しい恋の見つけ方と新しい恋が見つかる場所

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

目次

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1:新しい恋がしたい…

「新しい恋がしたい」「彼氏が欲しい」と思う人は少なくないでしょう。そういう人は、今がチャンスかもしれません。

牧野幸志氏と井原諒子氏の「恋愛関係における別れに関する研究ー別れの主導権と別れの季節の探求—」(高松大学紀要)という研究によれば、別れの季節として、もっとも別れが多いのは、3月(13.76%)なのですが、10月(10.55)もまた、別れが多い季節のひとつなんです。男女別では、男性が2月、5月、9月が多く、女性は3月と10月に別れる人が多いということがわかっています。

つまり、女性が「恋人が欲しい」「新しい恋がしたい」と思うように、男性も今の時期に失恋することが多く、同じように「新しい恋がしたい」「恋人が欲しい!」と思っている可能性が高いからです。

 

2:恋の始め方がわからない…新しい恋がしたいときすべきこと

では、「新しい恋がしたい」と思っている人は、一体どうすればいいのでしょうか。具体的に意識すべきことを以下にまとめてみました。

(1)条件を狭めない

何よりも大事なことは、恋人に求める条件を狭めないことです。当たり前のことですが、相手に求める条件が多ければ多いほど、それに該当する人は少なくなります。

出会い系アプリや出会いのあるイベントでも、相手に求める条件は詳細であるケースがほとんどです。ですが、統計学的にいっても、条件を細かく設定して、それに該当する人に出会うことは、非常に難しいといえるでしょう。条件としては、どうしても譲れないひとつかふたつくらいに絞るようにしましょう。

(2)受け身にならない

欲しいものは、自分の力で手に入れるという意欲が大切です。告白して振られたらどうしようとか、うまくいかなくて気まずくなったりしたらどうしようかと、人は悩みます。

ですが、それはショッピングと一緒。悩んでいるうちに、別の誰かがその服を買ってしまうかもしれません。そうなると、その服は一生手に入らないことになります。告白をして失敗した恥ずかしさは、いっときのものです。運命の人かもしれない人に告白できなかったことは、一生の後悔になります。

ただし、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」(=ひとつがだめでも、たくさんやってみれば中にはまぐれ当たりもある)ということを勧めているわけではありません。ふたりで遊びに行く、ふたりで食事に行く、相手の買い物に付き合うといった、ふたりっきりになる交際行動などを告白までにしておけば、成功率は高くなります。そういう地道も必要でしょう。

(3)出会いの場所に出かける

日常生活の中で、何もしないで出会いを見つけることは、容易なことではありません。毎日通っている学校や職場などで、これから新しく知り合う人というのはほとんどいないからです。

学校や職場の人間関係の中で、今まで恋愛対象にならなかった人を恋愛対象にすることはできませんよね。その意味でも、新しく人間関係を見つけられる場所に出かけることは、非常に意味があります。

その場所は、必ずしも出会い系のイベントであったり、バーやクラブ(=ディスコ)などである必要はありません。仕事関係の会合やセミナーなど、何でもいいんです。

 

3:新しい恋がしたい人はここに行け!新しい恋が見つかる場所

では、恋人が欲しい人は、どこで新しい恋を見つけたらいいのでしょうか。

(1)ネットワークイベント

すでにお伝えしたように、必ずしも出会い系のイベントであったり、バーやクラブ(=ディスコ)などである必要はありません。仕事関係のネットワークイベントでもいいんです。

むしろ、ネットワークイベントなどは、恋人を探すのには向いているかもしれません。というのも、同じ目的をもってイベントに参加しているわけですから、自ずと共通の話題などがあるわけです。恋愛において大事なことは、自分のことを相手にわかってもらうという“自己開示”です。その意味では、共通の話題があることは、自己開示がしやすくなるわけです。

(2)出会い系イベント

とはいえ、出会い系イベントに出会いがないわけではありません。そういった場所には、相手も出会いを求めて参加しているわけですから、恋人が見つかりやすいことには違いありません。けれども、お互いに求める条件にとらわれてしまっては、せっかくの出会いのチャンスを逃すことになります。

新しい恋を見つけようと前のめりになりすぎるのではなく、気楽な気持ちで、例えば人脈を広げるくらいのつもりで参加すると、自然と縁がつながっていくはずです。

(3)スポーツジム

スポーツジムも、出会いが発生しやすい場所です。もちろん、真剣にトレーニングをしている人もいるので、そういう人からするといい迷惑かもしれません。ですが、マシンの使い方で話しかけたり、トレッドミル(=ランニングマシン)で走っているとき、自然と横の人と話す機会があったりで、仲良くなれたりするものです。

恋愛心理学的では、「つり橋理論」が有名ですね。人は、心拍数が上がっているような、生理的にドキドキしている状態を恋愛感情と錯覚して、恋に落ちることがあるとされています。スポーツジムは、この「つり橋理論」を応用するのに、最適な場所といえそうです。

 

4:まとめ

いろいろとお伝えしましたが、いちばん大事なことは、出会いのチャンスを見逃さない心構えかもしれませんね。あなたに良い出会いがあり、新しい恋が見つけられますように。

 

【参考】

恋愛関係における別れに関する研究ー別れの主導権と別れの季節の探求—『高松大学紀要』