マウンティングの意味や心理は?職場や恋愛でのマウンティング体験談10選

女性の集団はかならずつきまとうマウンティング。マウンティングをする人は、一体どのような心理で行っているのでしょうか? その心理がわかれば、されたときの対処法もわかってくる! 今回は、恋愛心理カウンセラーの筆者が、恋愛や職場でマウンティングしてくる人の心理と対処法をご紹介します。
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1:マウンティングの意味は?

そもそも、マウンティングとはどういう意味で、どのような行動を指すのでしょうか?

マウンティングというのは、そもそも生物学用語。動物社会において、物理的に相手の上に馬乗りになることで、社会的な序列や優位性が確立されることを言います。

動物の社会では単純に「上になったほうが優位」ですが、これを人間社会に当てはめた場合、優位性を確立するために、自分が上に立てるような言動をすること。それを指して「マウンティング」と呼ばれるのです。

要するに「あなたよりも、私のほうがすごい」と主張する言動のことですね。

 

2:心理学で解明!マウンティングする人の心理

(1)優位に立ちたい

マウンティングをするという行為自体が、相手の優位に立とうとする行為です。

つまりマウンティングする人は、何をさしおいても、相手と自分とを比較して、「自分が優位に立ちたい!」という心理を持っていることが基本となります。

(2)自分が負けるかもと常に戦々恐々

「相手の優位に立ちたい」と常に考える……ということは、裏を返せば、ノーマルの状態では、自分が相手の優位に立てていないと自覚していることに等しいでしょう。

負けている、負けそう、負けるかも……と常に戦々恐々としているからこそ、相手を前にして、自分が優位を保とうとしてマウンティングをしてしまうのです。

(3)絶対勝てない人には媚びて褒められたい

例えば、職場で言えば上司や、実際に権力を握っている人など、

「どう逆立ちしても絶対に勝てない!」

と判断できる相手に対しては、最初からマウンティングをしません。

それどころか、権力のある相手に引っ張り上げてもらおうと、媚びを売ったり、腰巾着のようにくっついたりします。

(4)絶対勝てる人のことは見下したい

マウンティングをする人は、他人と自分との関係を上下関係で考えてしまいやすいので、「自分よりも格下」と見た相手に対しては、遠慮無く自分の上位を主張します。

ですからこの場合、気弱な人や、後輩などもともと立場の弱い人に対して、マウンティングというより、イジメをするような形になることが多いでしょう。

しかし、自分よりも立場が弱い人を自分の配下に置くことによって、本来マウンティングしたい相手……つまり自分がライバルと目している相手に対して

「私は手下が多いのよ!」

と主張したい心理もあります。

(5)相手をいつも否定したい

例えば自分と意見が異なる相手がいたとして、その相手の意見を認めてしまうと、自分の意見は否定されたような感覚に陥るのも、マウンティングする人の心理です。

したがって、相手を否定することによって、自分の意見や考え方が正しいということや、自分が優位だということを主張しようとします。

(6)自分が中心でいたい

マウンティングをする人は、話題の中心は常に自分でありたい、という欲求を持っています。

なぜなら、話題の中心であることは、その話題を取り巻く人たちの中で最も優位をキープできているという何よりの証拠になる(とマウンティングをする人は考える)からです。

自分が中心的存在であるためことを示すために、マウンティングを行う人が多いでしょう。

(7)なんでもわかっていると思われたい

「私ならすべてお見通しよ!」

そんな賢い自分を演出したいがために、マウンティングをする人もいます。

このタイプの人は、世の中の全てを自分が仕切っているように見せたいですし、また実際に自分が仕切っているのだと勘違いをしている人もいます。

 

3:職場でのマウンティング体験談5つ

(1)結婚できないと大変ね……パートナーマウンティング

「職場に、とにかく自分が既婚であることを鼻にかけて、結婚、結婚と、うるさく言ってくる先輩がいます。

ちょっと仕事でミスをすると、“だから結婚してくれる人がいないのよ”と言ってきたり、“ダメよねー、これだから独身は”と言ってきたり。結婚とは何も関係ない仕事をしているだけに、すっごく腹が立ちます!」(25歳・美容営業)

(2)また買っちゃった!……買い物マウンティング

「職場のお局は、お金遣いが荒いことで有名。

しょっちゅう新しいバッグを持ってきては、わざわざ“また買っちゃった!”とみんなの前で宣言しています。

それもけっこうなブランド物が多くて、あれじゃあ貯金はほとんど無いでしょうね」(23歳・事務)

(3)私が新人のころはね……昔の経歴マウンティング

「すぐに怒鳴ってくる先輩がいます。

ほんのちょっとした失敗でも目ざとく見つけて、ふた言めには“私が新人のころは、これくらい誰にも言われなくたってやったわよ!”と仕掛けてきます。

とにかく自分が新人のときのほうが仕事ができたということばかり言ってきます」(24歳・事務)

(4)どこの大学出身?私は○○大に行ってたの……学歴マウンティング

「同僚の女性で、とにかく学歴で人を判断したがるタイプがいます。

その人はいわゆる六大学の出身なのですが、ハッキリ言ってそれしか自慢できることがないんです。

新人が入ってきたりすると、まず学歴を聞いて、“えー、○○大なの? そうなんだー。私はね……”と自分の学歴を披露。

地方の大学出身だったりすると、“そんな大学あるの〜?”とか言ったりしますよ」(28歳・営業)

(5)親戚が医者でね……人脈マウンティング

「ちょっと体調が悪いだけで、“大丈夫? 親戚が医者なんだけど紹介してあげようか?”みたいに言ってくる人がいます。

その人は医者の家系が自慢のようですが、自分自身はもちろん、自分の親も医者ではないようです。

家系だけではなく、“この前、○○社の人と飲んじゃって”など、有名な会社の人と知り合いだということをアピールしてきたりします。

仕事とは何も関係ないはずなんですが、いざとなったら人脈がものを言うとでも思っているのかも」(26歳・店舗運営)

 

4:恋愛でのマウンティング体験談5つ

(1)数え切れない……彼氏の数マウンティング

「“今の彼は、もう何人目かわかんなーい。数え切れないのよ”、って彼氏の数を自慢してくる女友達がいました。

それだけ自分がモテてきたことを自慢したいんだと思いますが、単に長続きしないだけで、自慢にはならないかと」(19歳女性)

(2)年収高い……彼氏のお仕事マウンティング

「彼氏が、有名企業の部長クラスなの、っていうマウンティングをされてドン引きしたことがあります。

それって年齢もかなりのものなんじゃ……?と思っていましたが、案の定、年の差が大きすぎて、うまくいかなかったようです。でも懲りずに次の相手も、肩書きとか年収で選ぼうとしているみたいですね」(23歳女性)

(3)彼は○○大を出てて……彼氏学歴マウンティング

「同僚に、彼氏の学歴自慢をする女がいます。破局すると“今度の彼氏は○○大学の出身の人がいい”とか言うので、みんな引いてます。

同僚の男性には、“今度の彼氏は、どこの大学の人かな?”なんて、ちょっとバカにされているのに全然気づかないみたいですね」(27歳女性)

(4)自慢なの?……初彼マウンティング

「こういうパターンは少ないかもしれないんですが、友達が初めての彼と結婚するということでマウンティングされました。

“最初に付き合った人と結婚できるなんて幸せ”みたいな……

まあ本人はマウンティングしているつもりではなく、単にのろけていただけかもしれませんが、なんとなく、初彼を大事にしていれば結婚できるのにみんな別れちゃうんだもん、といった感じで嫌味でしたね」(30歳女性)

(5)これもらったの!……プレゼントマウンティング

「SNSに、いちいち彼氏からもらったプレゼントを撮影してアップしてくる女がいます。まあ一応、友達なんですけど。

誕生日やクリスマスには必ずジュエリーをもらっているみたいですし、おごってもらったアイスまで、わざわざ“ごちそうしてもらった”と書いてある。腹立たしいですね」(24歳女性)

 

5:マウンティングしてくる人への対処法3つ

さまざまな種類のマウンティングがあることがわかったところで、マウンティングしてくる人への対処法を確認しておきましょう!

(1)関係を切る

最も簡単なのは、マウンティングしてくる人との関係を切ってしまうことです。

職場の人が相手だと、そうはいきませんが、ただの友達だった場合などは「それって果たして友達なの?」と言いたくなるような関係を維持していることもよくあるもの。

必要に応じて、関係を切ることも視野に入れて行動しましょう。

(2)褒めまくる

職場の人など、マウンティングしてくる相手との関係を切るわけにもいかない……という場合は、相手を褒めて褒めて褒めまくってみましょう。

マウンティングしてくる人は、あなたよりも自分が優位であるという優位性を自覚するためにマウンティングしているので、あなたが相手の優位を認めてあげればマウンティングが治まる可能性もあります。

(3)ぐさぐさ言う

これができる人は人格的にも限られていますが、あなたがもし絶対に相手の優位性を認めてあげるわけにはいかない……と考えているなら、相手のプライドをずたずたに切り裂くという方法もあります。

マウンティングされた!と感じたら、相手の痛いところをわざと言葉で突くのです。たとえば、

「彼氏は銀行員なの!」

と言われたら、

「なるほど、金しか自慢できるところがないんですね」

と返すなど……。

もちろん、あなたにも毒舌の素質が必要でしょう。

しかし、中途半端にグサッと言ってしまうと、かえって立場の逆転を図ろうとして、さらにマウンティングしてくる場合がありますので、決して手加減せず、中途半端では済まさないことが大切です。

何を言ってもかえって貶められるだけだと認識すれば、マウンティングをしてこなくなる人が多いですが、トラブルが大きくなることもあるのでやっぱりお局さんや先輩にはなかなかできないかも……。

 

6:マウンティングするのは寂しい人!

心が満たされている人は、マウンティングをしなくても人ときちんと付き合うことができます。

マウンティングをすることでしか他人と関わり合いを持つことができないのは、とても寂しい証拠。

だからといって優しくしてあげればマウンティングがなくなるわけではありませんが、「寂しいんだな」と思って、ほどほどに付き合ってあげるのが無難と言えるでしょう……。