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ハンドマッサージを自分で!ハンドマッサージの手順とツボ押しの効果5選

相川葵

相川葵A.Aikawa

目次

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1:サロンに行かず自分でできるハンドマッサージのやり方は?

ハンドマッサージは、自分の体調や心を整えるだけではなく、彼氏や家族に施してあげることもできるもの。

親しい人にハンドマッサージしてあげることによって、心がつながったり、お互い相手に信頼感を持つことができるようにもなります。

また、まだ付き合っていない憧れの彼にハンドマッサージをしてあげたら、両思いになれるかも……!?

 

2:ハンドマッサージの効果

まずは、ハンドマッサージにどんなメリットがあるかを見ていきましょう。

(1)心身の緊張がほぐれる

ハンドマッサージをすると、心身ともに緊張がほぐれると言われています。

まず体の面では、全身の筋肉が弛緩する、つまり緊張状態が緩むので、手だけではなく肩のコリなども改善されると言われています。

また心の面でも心が緊張から解放されるので、ほっとした気持ちがするはずです。

(2)脳が活性化する

手にはさまざまな神経が走っていることは、みなさんご存じでしょう。手が思いどおりに動いたり、感触を感じ取ることができるのも、体の他の場所に比べて、繊細で数多くの神経が集まっているためです。

人間の神経は手と首から上に集中しています。そしてそのすべてが脳につながっています。

そのため、手をほどよく刺激してあげると、その刺激が脳に伝わり、脳の活性化が期待できます。

(3)ストレス解消

緊張から心が解放されるということは、ストレスが解消するということでもあります。

その原因は、ハンドマッサージが持つ、自律神経を整える効果であると言われています。

自律神経とは、緊張とリラックスを司っている神経ですが、これが緊張に傾いても良くないし、リラックスしすぎても無気力になってしまうので、上手にバランスが取れていなくてはなりません。

ハンドマッサージはそんな自律神経のバランスを整えて、ストレスを解消につながると言われています。

(4)むくみの改善

ハンドマッサージを行うと、筋肉が緩んで体の循環が良くなります。

すると、むくみの原因となっているリンパの流れも良くなりますので、むくみが改善して体調が楽になります。

(5)血行を良くする

体の中には、リンパの他に、全身にめぐる血管があります。

筋肉の緊張がほぐれると、血管のめぐりも良くなります。血のめぐりが良くなると、冷えが改善され、また血液に含まれるさまざまな栄養を、全身に滞りなく届けることができるでしょう。

 

3:ハンドマッサージで使うアイテム

(1)ハンドマッサージャー

ハンドマッサージャーとは、ハンドマッサージを自動て行ってくれるマシンのことです。

手を入れると、中でエアバッグなどが動き、手を自動でマッサージしてくれます。

もちろん、ハンドマッサージャーがなくても、自分の手でハンドマッサージをすることは可能ですが、ハンドマッサージャーは、ハンドマッサージをより手軽にしてくれる機械。

疲れた夜に、「ながら」でマッサージしたい!という人は、導入を検討しても良いかもしれません。

(2)オイル

ハンドマッサージをする際にあると便利なのが、マッサージオイルです。

オイルにはさまざまな種類や香りのものがあります。

オイルがあるとマッサージをする手のすべりが良くなりますので、肌への負担も少なくハンドマッサージをすることができます。

またオイルの香りで心を癒すことができ、リラックス効果を増幅させるというメリットもあります。

気に入った香りのマッサージオイルを使って、ハンドマッサージをしてみると良いでしょう。

 

4:1日講座で取得可能?ハンドマッサージの資格

ハンドマッサージの資格にはさまざまなものありますが、いずれも民間資格。調べてみると、通信講座で学べるものから、通学で学ぶものまで多種多様にあるようです。

その中には、1日の受講で資格を取得できるものもあります。またかかる金額ですが、1日の受講料が2万ほどのところもあれば、4万くらいのところもあり、講座によってばらつきがあります。

その他、受講後に認定証が発行されるところや、認定試験を受けて認定証が発行されるところなど、その形態はさまざまです。

高額ではないものの、なにが学べるのかをしっかり調べてから受講を検討する必要がありそうですね。

 

5:ハンドマッサージの基本!知っておきたい手のツボ

(1)合谷(ごうこく)

合谷は万能と言われているツボで、肩こりから血行不良、慢性的な体調不良や内臓まで、さまざまな不調に効果をもたらします。

その分、ぐっと押すと痛みを感じる人も多いでしょう。やりすぎない程度に、ちょうど良い力加減を探してみてください。

場所は手の甲側、親指と人さし指の間の、少し手首寄りの場所にあります。

(2)内関(ないかん)

内関は手首のツボですが、イライラや胃の痛みに有効ですので、仕事でストレスにさらされている人は知っておいて損はないツボです。

他にも、乗り物酔い、つわり、二日酔いといった吐き気にも効果的であると言われています。

(3)労宮(ろうきゅう)

労宮は、手のひらの中央全体です。ピンポイントというよりも、手のひらの凹んでいるところ円形のツボといって良いでしょう。

肩こり、首こり、ストレスといったことに効果を発揮します。円を描くように揉み込むのがおすすめです。

(4)少衛(しょうえい)

少衛は、小指の爪の付け根で、薬指の側にあります。

ここもストレスや肩こり、高血圧、血行不良のツボと言われています。

(5)二間(じかん)

二間は、便秘の改善や、ダイエットに効果があると言われています。

腸や消化器官の働きを活性化させるのが二間の働き。場所は人さし指の付け根の親指側の側面にあるくぼんだ部分です。

 

6:ハンドマッサージの手順・注意点

(1)クリームやオイルを塗る

ハンドマッサージを始めるときには、クリームやオイルで肌のコンディションを良くするのがおすすめです。

肌が乾燥していると、ハンドマッサージの刺激を受けて、肌が傷ついてしまうことがあります。

ハンドマッサージは肌の表面をこすりますので、摩擦によって手荒れがひどくなる可能性もあるでしょう。

(2)お風呂に入る、手を温める

これは必ずしも行わなくてはならないというわけではありませんが、ハンドマッサージの効果を高めるために、マッサージを行う前に入浴するのはおすすめです。

体が温まることによって血行が良くなり、ハンドマッサージを行うことで、さらに代謝が良くなることもあるからです。

入浴する予定がないときは、蒸しタオルなどで手を温めるのも効果的でしょう。

(3)まず全体をさする

ハンドマッサージというと、手にあるツボを押すことに注目してしまいがちですが、まずは手のひらで、マッサージをしたい手の全体をさするようにしてみましょう。

全体に刺激を与えると手が温まりますし、循環が良くなって、その後のツボ押しの効果もさらに大きくすることができます。

また、さするという行動だけで安心感が生じ、ストレスの解消に役立ちます。

難しいツボ押しを省略して、まず手を全体的にさすることだけを行っても、ハンドマッサージの効果をある程度得ることができると言えるでしょう。

(4)ゆっくりと行う

忙しい現代人は、何事もさっさとやることが身についています。

そこで、ハンドマッサージをしよう! と考えたときも、早く済ませようとか、早く効果を得ようということで、とにかくさっさと手をさすったり、ツボを押したりしてしまいがちです。

しかし、実際にはハンドマッサージを早く行うと、効果がなくなってしまいます。

摩擦によって熱が生じるかもしれませんが、それはリラックスや血行促進の効果をほとんど持ちません。

ゆっくりと手を動かし、手をさするときも、指の1本1本をゆっくりと、丁寧にさすってあげましょう。

またツボを押すとき、勢いよく、とにかくさっさと押せば効果が出る! というやり方もいけません。

力の加減を見ながら、ゆっくりと押し込み、ちょうどいいところを探してください。

(5)優しく行う

もうひとつ気をつけたいのが、ハンドマッサージは優しく行うものだということ。

ゴシゴシと力を入れて手をさすったり、ツボを押すにしてもギュウギュウと力を入れてしまってはいけません。

さするときと同じく、ツボは強く押せばそのぶん痛みを伴います。痛みがある分だけ効果もあるのではないか……と勘違いしてしまいがちなのです。

しかしやはり、強く押して、痛みが強いからといって、効果も大きいかというと、そうではありません。

むしろ痛いことがストレスになってしまったり、手のしびれにつながったり、押されているツボだけではなく、押している側の手の指が力を入れすぎて痛くなってしまうことも。

ツボを押すときは、ゆっくりと力をこめて、痛みを感じない程度に、優しく押してください。

くれぐれも、強いほうが効く! という理屈でギュウギュウと押してしまわないように注意しましょう!

 

7:ハンドマッサージで自分を大事に!

ハンドマッサージを自分に施す時間は、自分が自分を大切にする時間です。

自分に愛情をこめて、優しくマッサージをしてあげることで、心が満たされて、ゆっくりとリラックスをすることができます。

だから、ハンドマッサージは痛いほど力を入れてはいけません。痛みを感じるほど強く押すことは、自分をイジメていることになってしまうからです。

ゆっくりと、優しく、さすったり押したりを繰り返して、自分の体調を気遣い、心をほぐしてあげましょう。

同様に、他人に行う際も、「ゆっくりと優しく」を心がけて、決して力を入れすぎたり、早く手を動かしたりはしないでください。

ゆっくりと、優しいマッサージを行うことで、あなたの愛情が必ず相手に伝わっていきます。

そうすることで、あなたの愛情を感じた相手が、あなたに心を開き、より親しい、近しい関係になっていくことができるでしょう。

ハンドマッサージを上手に利用して、自分のきれいを作ったり、親しい人ともっと仲良くなってみてくださいね。