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家庭の不和はストレスに…家庭の不和を相談できる機関と不和に効く風水

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

目次

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1:家庭内の不和はストレスに…子どもへの影響も心配

子どもにとって、生きている世界の大部分を占めているのが「家庭」であり、影響を強く受けるのが「両親」です。

その両親が不仲だったり、お父さんとお母さんのコミュニケーションが取れていなかったりすると、子どもは敏感に察します。子どものカウンセリングも増えていますが、その悩みの原因が両親にあることは、決して少なくありません。

大人はつい「子どもだからわからないだろう……」と思ってしまがちですが、わからないからこそ、子どもは漠然とした不安を感じたり、両親の顔色を伺ってビクビクしたりします。そして、やがて大きなストレスとなり、不眠や食欲不振、さらに笑えなくなったり話せなくなったりするなどのうつ状態に陥ることも大いにありえるのです。

 

2:家庭の不和は身内に相談しにくい…家庭の不和を相談できる機関5つ

(1)カウンセラー

夫婦問題について詳しいカウンセラーになら、家庭内のあらゆる問題について相談ができます。欧米では夫婦仲をカウンセラーに相談するのはメジャーなことですし、日本でも増えてきています。

カウンセラーによって、夫婦問題専門、離婚問題専門、子どものいる家庭専門など、得意分野もさまざまです。費用は1時間数千円〜数万円と、こちらもカウンセラーや相談内容によって異なります。インターネットでも検索ができるので、予算や相談内容によって自分にあうカウンセラーを探すと良いでしょう。

(2)各自治体の家庭問題相談センター

各県や各市町村には、家庭の問題を相談できる相談室など専門の機関が設置されています。自治体によっては、「子ども相談センター」「子ども家庭相室」など、子どもにまつわる相談専門のような名称の場合もありますが、そこでも「家庭相談」や「女性相談」として、夫婦問題や生活の問題、DVなどの相談ができることも。

こちらは費用はほとんどが無料。カウンセリングは敷居が高い…と思う人は、まずはこうした行政が設置した機関を訪ねてみるのもいいでしょう。

(3)公益社団法人家庭問題情報センター

 家庭問題情報センター(Family Problems Information Center:FPIC)は,家庭紛争の調整や非行少年の指導に長年携わってきた元家庭裁判所調査官たちが、その豊富な経験と人間関係の専門知識,技法を広く活用し、 健全な家庭生活の実現に貢献することを目的として設立された公益法人です。

〈引用:公益社団法人家庭問題情報センター〉

家庭問題情報センターは、全国に相談室をもち、夫婦関係をはじめとした家庭内の悩みを相談することができます。また、公共施設での講演活動なども積極的に行っている機関です。

(4)児童相談所全国共通ダイヤル

厚生労働省管轄の児童相談所への相談・通報ダイヤルも、家庭の悩みについての相談にのってくれます。「虐待かも」と思ったときなどの通報ダイヤルとしてご存じの人もいるかもしれませんが、「子育ての悩みから子どもに当たってしまう……」というケースも多いため、本人からの相談も受け付けています。

(5)精神保健福祉センター

こちらも厚生労働省管轄の機関です。主に、こころの健康、精神科医療、社会復帰についての相談、アルコール・薬物依存症の家族の相談、ひきこもりなど思春期・青年期問題の相談、認知症高齢者相談など、幅広い悩みを相談できる場所になります。

相談を受けてくれる人は、医師、看護師、保健師、精神保健福祉士、臨床心理技術者、作業療法士などさまざまな専門職のプロフェッショナルになります。

 

3:家庭の不和は風水で改善! 家庭の不和を改善させる風水3つ

家庭不和が起こっていると、家族の笑顔が消え、家の中の空気もどんよりしますよね。そんな空気の中では、鬱々とした気分が余計に大きくなってしまいます。

逆に、みんなの家がキレイさっぱりしていれば、空気の流れもよくなり、新しい発想や前向きな気持ちも生まれるかも!? ということで、一般的に「家庭不和解消にいい」と言われる風水を3つ紹介します。

(1)掃除や片づけは積極的に

風水というと、方角や家具の配置などを思い浮かべがちですが、風水の基本は掃除です。ホコリだらけや散らかり放題の家で暮らしていては、ストレスが溜まるし、リラックできません。まず、お家をキレイに保つことは、家族みんなの運気を上げるための最低条件なのです。

床に散らかったものは置き場所を決めて片付け、スーパーのレジ袋やジャムの空き瓶など、なんとなく溜まってしまったものや、「部屋着にできるし」などといって、結局着ていない毛玉だらけの服などは、どんどん処分していきましょう。

1日5分でも10分でも、「片づける」「掃除する」を習慣にするだけで、部屋はぐっと快適に。部屋が快適になれば、心も軽やかになり、ポジティブ思考になれます。

(2)観葉植物などグリーンで癒しを

観葉植物は、風水で注目されるアイテムのひとつ。

テレビのほか、パソコン、スマホといったデジタルガジェットは、神経を高ぶらせてしまうといわれています。神経が高ぶっているということは、リラックスできていない状態ということ。

風水では、そういったデジタル機器の近くに観葉植物をおくと、気のバランスがよくなるといわれています。気のバランスが…というのは好き好きあると思いますが、植物のグリーンは目に優しいのは間違いなく、癒される人が多いというのは事実でしょう。

(3)水回りを清潔に保つ

風水では、濁りのない水がもっとも重要とされています。お風呂が清潔でないと、悪い気が溜まりやすくなるとも。カビが発生したり、菌などの発生で悪臭が漂っているところでは、リラックスできないのは間違いありません。顔もしかめっ面になってしまいますよね。

お風呂だけでなく、トイレや台所などの水回りは、いつもさっぱり、清潔にしておきましょう。

 

4:家庭内の不和は心と体に良くない

家の中がギクシャクしていると、心も体も参ってしまいます。自分自身が参ってしまえば、夫や子どもにも優しくできず、新たな家庭内の問題を生んでしまうかも……。

何もかもいっぺんに改善しようと思わず、少しずつできることから、家庭内の不和を解決するための「何か」をはじめてみてはいかがでしょうか。

 

【参考】

公益社団法人家庭問題情報センター

児童相談所全国共通ダイヤルについて 厚生労働省

全国の精神保健福祉センター一覧 厚生労働省