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【体験談あり】女がオカマバーに行くときのマナーと楽しみ方5選

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:オカマバーって女が行ってもいいの?

もちろん女性だって行ってもいいんです!

オカマバーは、ただお酒を飲みながらキャストとトークする以外にも、ステージがあって、キャストのショーが楽しめるお店もあります。

しかし、お店によっては、女性だけの入店をお断りしているところもありますので、訪れる場合には、公式サイトなどでの確認が必要です。

 

2:初めてのオカマバー!女性客が知っておくべくマナー・楽しみ方5つ

今回は、過去にオカマバーの調理担当として勤務経験があり、現在もお客さんとして通っている筆者の友人、井上真奈さんの協力を得て、マナーや楽しみ方について聞いてみました。

(1)触ってみる?は断らない

井上:「オカマバーで働いているオカマの人って、だいたいは人一倍、美意識が高いんです。女性よりも女性らしくあろうとしてますから。

手術をして、豊胸したり玉を取ったりする人もいました。そうするとやっぱり、自分が女性に近付いたことアピールしたいんでしょうね。よく“触ってみる?”って言われます。

別にいいですって断ったら、“あんた! 触りなさいよ!”って怒られました。勧められたら、触ってあげたほうが喜ばれますね」

(2)女らしさを出し過ぎない服装

井上:「最近は女性のお客さん増えてきましたけど、比率としてはやっぱり男性のお客さんのほうが多いです。ときどき、女性のお客さんで、自分ですすんで来たんじゃなくて、男性に誘われて一緒に来た感じの人もいるんですね。

そんな女のお客さんが、ちょっとスカート短かったり、かわいかったりすると、別のテーブルの男性が意識しちゃうことも……。それは、オカマさんにとっては不愉快みたいです」

(3)自然体でいる

井上:「変に気を使ったりとか、下手にお世辞を言うのはNGですね。オカマさんはお世辞を言っても一発で見破りますから。男性に言われると冗談で済むのですが、女性に言われると角が立つというか、イヤミに感じるみたいです。

なので、なるべく自然体で振る舞うように心掛けましょう。思ったことをサバサバ言うほうが好感が持たれて、受け入れられやすいです」

(4)悩み相談はしない

井上:「内容にもよるんですけど、仲良くなってもあんまり悩み相談とかはしないほうがいいと思います。なぜかというと、女性が抱える悩みって、例えば、結婚ができないとか、子供ができないとか、そういう女性ならではの悩みが多いんですよね。

オカマさんは、女性に生まれたかった訳ですから、そういう悩みを聞くと、“贅沢な女ね!”ってカチンと来るみたいで……。実際に、お説教をしている場面を見たこともあります」

(5)ちゃんと化粧して行く

井上:「女らし過ぎる格好も良くないんですけど、逆にスッピンだったり髪を整えてなかったりしてお店に行くのも良くないです。

そういう格好で行くと、“せっかく女に生まれたんだから、キレイにしなさいよっ”って言われますね。要は、女であることをちゃんと楽しみなさいってことなんだと思います」

 

3:面接はどんな感じ?オカマバーでのバイト体験談

井上真奈さんにオカマバーで働くことになった経緯をお伺いしました。

井上:「私の友達の男の子がオカマバーのホールをやってたんです。で、キッチンの人が急に飛んじゃったらしくて、替わりの人が見つかるまで働いてくれないかとお願いされました。

一応、面接があるってことで、オカマさんに面接されるんだろうなと思って行ったら、オーナーはノンケの男性でした。面接の内容も至って普通で、聞かれたのは、“このレシピ通りに作れる?”とか“この料理は5分で作ってほしいんだよね”とかです。事情が事情だけに、即採用でした。

働き始めてからはオカマさんたちにけっこうイジられました。当時はまだ20代前半だったんで、若い女の子への対抗心みたいなのがあったんだと思います。“アンタ何なの?このボサボサ頭”って髪の毛を引っ張られたりとか。

でも私も負けてられないんで“すみません、でもこれでも一応、本物の女なんで”って言い返したら、“悔しいっ!”って言ってました。今振り返ると、楽しかったですよ」

 

4:女だけどオカマバー行ってみた!体験談

実際のオカマバーってどういう雰囲気なの?ということが気になっている人もいるでしょう。

引き続き井上真奈さんに、最近よく通っているというオカマバーの様子について伺いました。

井上:「私が通っているオカマバーは、会員制で、一見さんお断りのお店です。お客さんの男女比は男性7割、女性3割くらいですかね。わりとこじんまりとしてお店ですが、常時オカマさんが6~7名出勤してるって感じでした。

お店に入ったら、もうみんな顔見知りなんで“いらっしゃいませ”とかいう、お出迎えのあいさつはなくて、第一声は“あらぁ”ですね。それでそのまま“聞いてよ、さっきさぁ”って世間話に入るみたいな。

そんな話をしながら飲み物を出してくれて、私は相づちしながら飲みます。“今日○○ちゃんお休みなのよ、女の子の日で”といった、オカマさんならではの、自虐的トークまじりの会話は楽しくて、笑いが絶えないです。

小さいですけどステージと花道があって、それを囲うようにテーブル席が6つ。あと4人座れるカウンターがあります。定期的にショータイムがあって、話していると“あ、時間だ、ちょっと行ってくるわね”って、キャストたちが歌ったり踊ったりするショーが始まります。

なので、スナックとかと違うところは、“”ステージに立つエンターティナーと一緒に飲めるみたいな感じですかね。友達の女の子を連れて行くと、誰でも“楽しかった!また来たい!”って満足してます。

女性のお客さんは、なぜか美人が多いですね。すごいキレイなんだけど、超サバサバしてるキャリアウーマンみたいな雰囲気。男っぽいというか、カッコいい女性が多いかも。

あとは、接待に使ってる人もいて、ショータイム以外は案外落ち着いた雰囲気です。どこかの会社の社長さんも多いみたいで、人気のオカマさんは、ショータイムでよくチップ貰ってます。

観て楽しむこともできますし、オカマさんたちとお話して楽しむこともできます。普段は会社とか家庭で周りに気を使って生活してますけど、ここでは自分を解放できるって感じ、あっと言う間に時間が経ちます」

 

4:まずは体験してみよう

オカマバーに通う女性のお客さんは大勢います。もしあなたがオカマバーに興味があるのであれば、まずは体験してみることをおすすめします。もしかしたら、女友達と一緒にいるよりも楽かもしれません。