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恋愛がうまくいく方法教えて!恋愛がうまくいくときの条件とうまくいく方法
平松隆円R.Hiramatsu
1:うまくいく恋愛には法則があるって本当!?
本屋さんに出かけてみると、恋愛にまつわるハウツー本を数多く目にすることができます。雑誌などでも、ライフスタイル誌やファッション誌、週刊誌など、さまざまなジャンルで、恋愛に関する記事を多く見かけます。それだけ、恋愛はすべての人にとって重要な関心事ということです。
人間誰しも、好きな人ができたら、恋愛関係になりたいと思うのは当然のこと。ですが、失敗したらどうしようという不安も同時にやってきます。そのため、少しでもうまくいく可能性を上げようと、ハウツー本や雑誌の記事を頼りにしてしまうわけです。
心理学の世界でも、恋愛は大きな関心事で、恋愛心理学というひとつの領域があるように、恋愛に関してさまざまな理屈で研究や調査が行われてきました。
それらの研究成果を概観すると、確かに、うまくいく恋愛には法則のような条件があることはたしかです。
2:恋愛がうまくいくのはこんなとき!恋愛がうまくいく条件
では、うまくいく恋愛とは一体どんなときなのでしょうか? ここでは、うまくいっているカップルの特徴をいくつか紹介します。
(1)相思相愛である
あたりまえのことですが、相思相愛(互いに慕い合い、愛し合っていること)であれば、その恋愛はうまくいくでしょう。嫌いな相手と付き合うわけはないので、お互いに好きであることは疑う余地がありません。
ですが、ここで大切なことは、自分も相手も同じ程度に好きという感情があるかということなんです。お互いに好きだけど、どちらか一方だけがものすごく好きで、相手と恋愛感情に温度差がある場合、その恋愛は長続きしません。
(2)支え合っている
中学生や高校生くらいなら、かっこいいから 、かわいいからという理由で好きになって、一緒にいるということもあるでしょう。ですが、大人の恋愛では、それではうまくいきません。
大事なことは、お互いに支え合っているかということです。これは、自分が悩みを抱えているときに、相手に話して、悩みを共有できるかどうかということ。場合によっては、そこに経済的な支えというのも入ってきます。
そして、ここでも大切なのは、どちらか一方だけが支えているのではなく、お互いに支え合っているということです。
(3)公平な関係である
好きという感情も、支え合うのも、お互いに同じ程度かどうかが重要といいました。これは、公平理論(equity theory)という考え方で説明されています。もともとは、1965年にアダム・スミスによって提唱された経済学や経営学の分野の考え方です。
例えば、一生懸命仕事をしても、それに見合った報酬(給料)がなければ人は不満に感じます。反対に、あまり働いていないのに多額の報酬をもらうと、悪い気がします。いちばん満足度が高いのは、働いた程度とその報酬が、バランスがとれていることです。
恋愛も同じなんです。結婚生活において、家事や育児がどちらかの負担になっていると、不満につながり、ふたりの関係はうまくいきません。つまり、公平な関係が大事。そして、これは結婚だけではなく恋人という恋愛関係でもあてはまるんです。
(4)ふたりだけの世界がある
恋愛関係は、友人関係とは違う特別な関係です。そのため、友人同士と同じような付き合い方をしていると、うまくいきません。ふたりだけの世界を持つことが大切なんです。
友達以上にコミュニケーションをとっているとか、そのコミュニケーションもふたりにとって特別なものであるとか、お互いしかわからないようなニックネームで呼び合うような特別なコミュニケーション方法があるとか、そういったことが大事になってきます。
3:片思いを成就させるには?うまくいく方法
ところで、そもそもうまくいく告白方法というのはあるのでしょうか? これについては、臨床心理学者の
(1)告白して成功しやすい性別
告白の成功率は、男性で64.8%、女性で51.4%という結果に。どうやら、女性からの告白の成功率は、男性からよりも高くないようです。
(2)告白までの期間
知り合ってから告白するまでの期間は、3か月未満がもっとも成功しやすいという結果に。反対に、1年以上たってからは失敗率が最も高いという結果です。好きになったら、できるだけ迅速にアクションをしたほうがよさそうです。
(3)告白する時間
告白が最も成功する時間帯としては、午前0時から午前5時の間です。
これは時間の問題というよりも、深夜に一緒にいられるような親密な関係になってから告白しないとダメということなのかもしれません。
(4)告白の内容
実は多くの人が失敗しているのが、告白の内容です。
あたりまえのことですが、「好きです」という好意を伝えるだけでは失敗します。「好きです。付き合ってください」という好意の伝達と交際の要請を同時に行う必要があります。
(5)告白までの行動
告白する時間とも密接に関係しますが、「ふたりで食事に行く」「家に遊びに行く」「ふたりで遊びに行く」という行動をしている人ほど成功率が高いという結果に。距離を縮める努力をしないで、いきなり告白しても、やっぱりダメということです。
4:まとめ
いかがでしょうか。必ずしも、すべての恋愛で同じ方法が通用するとは限りません。
大事なことは、恋愛も人間関係なんだということを理解し、相手を尊重して接するということなのかもしれません。
【参考】