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夫婦のすれ違いを修復したい…すれ違い夫婦の原因と解消法10つ    

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

目次

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1:夫婦ですれ違いの生活…夫婦がすれ違う原因は?

既婚女性429人を対象に、Menjoy!が独自で「夫婦のすれ違い」についてアンケートを実施したところ、約21%の女性が「夫とすれ違いを感じている」と回答しました。

その原因として多かったものとしては、「夫婦の生活時間が違う(日勤・夜勤など)」が15.7%、「夫の帰宅時間が遅い」が13.5%、「夫婦観・家族観が合わない」が12.4%という結果に。

<夫婦のすれ違いの原因TOP7>

1位:「夫婦の生活時間が違う(日勤・夜勤など)」・・・15.7%

2位:「夫の帰宅時間が遅い」・・・13.5%

3位:「夫婦観・家族観が合わない」・・・12.4%

4位:「会話が少ない」・・・11.2%

5位:「愛し合っていない・愛情がない」・・・10.1%

6位:「尊敬できない・頼り甲斐がない」・・・7.9%

7位:「家事や子育ての参加割合に差がある」・・・6.7%

この結果からみると、時間などの物理的な問題ですれ違いが生じている夫婦がとても多いと考えられますね。

 

2:すれ違い夫婦がコミュニケーションを取り戻す方法5つ

では、先のアンケート結果も踏まえ、どうしたらすれ違ってしまった夫婦仲が修復に向かうことができるかを考えてみましょう。

(1)時間を合わせる努力をする

愛情不足や価値観の違い、趣味が合わない、子育てや家事の割合など、夫婦間の問題はいろいろあります。ですが、アンケート結果からもわかるように、夫婦のすれ違いの大きな原因となっているのは、夫婦間のコミュニケーションの物理的な不足。

まずは、生活時間を今より合わせるため、帰宅時間を早めるなど、できることから始めてみれば、夫婦のすれ違いを少しずつ改善していけるのではないでしょうか。

簡単なことではありませんが、何時間早く帰ってくるか、何時間一緒にいる時間を増やすかではなく、夫婦のための時間を確保するために努力をすることが大切なのです。

(2)夫婦でゆっくり話し合う

一方的に「早く帰ってきて」「もう少し時間を合わせてほしい」と意見をぶつけるだけでは、パートナーは「また文句か……」「うるさいなぁ」と思ってしまいます。もしくは、まともに話を聞かなかったり、聞いているふりをして受け流すだけかも。

また、「きっとパートナーはこう思ってるはず」「どうせこう思ってるんでしょう」という憶測や決めつけも、さらに夫婦の溝を深めてしまいます。

夫婦の問題を解決するには、お互いの本音を話し合うことが大切。夫婦で落ち着いて話し合える時間を確保し、「話したいことがあるんだけど聞いてもらえる?」などと、しっかりパートナーの了解を得てから、すれ違いによってつらい思いをしていること、すれ違いを解消し夫婦仲を深めたいことなどを正直に伝えてみましょう。

(3)将来について定期的に意思確認をする

子どものことや家を買う計画など、夫婦にはお互いの意見を一致させておかないといけないことがたくさんありますよね。結婚する前は「〇歳くらいまでに結婚して、〇歳くらいまでに子どもを産んで」など、ふんわりとしたイメージしかないものですが、いざ結婚をするとなると、そうしたイメージが具体的に進まず、不安や不満を感じる人もいます。

パートナーといえどもとは他人。夫婦だからといって考えが同じだとは限りません。夫婦仲が円満なカップルは、ごく自然に将来のことを話したり、結婚記念日やお正月、誕生日などのタイミングで定期的にお互いの意思を確認しています。

なかなか話題を出しにくい話もあると思いますが、今後のために勇気を出してパートナーと話し合ってみましょう。

(4)積極的に会話をする

パートナーに話しかけ、ぞんざいな態度を取られたこともあるでしょう。そんなことが続くと話しかけるのも嫌になるし、話したくないと思ってしまうものです。しかし、離婚経験者に聞いてみると「意地を張らずもっと話をすればよかった」と後悔している人も少なくありません。

夫婦のすれ違いを修復するためには、積極的に会話をしてコミュニケーションをとる努力を。パートナーが興味のある話題や、楽しい話題を振るなど、夫婦の会話が減らないようにして。疲れているときや元気がないときは必要以上に話しかけず、元気なときにたくさん話しかけるなどメリハリをつけるのもいいかも。

「どうして私が話しかけないといけないの」「あっちが会話しようとしないのに」と、腹が立つときもあると思いますが、夫婦仲を改善したいと思うのであれば、ここは踏ん張りどころです。

(5)何気ない連絡を増やす

大したことのないことでも、パートナーにLINEをする頻度を増やしてみるのはいかがでしょうか。「何時ころに帰宅予定? 今日はカレーだよ!」「今日会社で面白いことがあって、LINEだと長くなるから帰ってきたら話すね!」など、恋人のころなら当たり前だった“必要以外の連絡”をとることで、パートナーを気にかけていることを伝えることができます。

パートナーが朝早く出かけてしまった日には、「朝起きなくてごめんね、今日も頑張って!」などひと言連絡するだけでもOK。今更恥ずかしくて……と躊躇してしまう人もいるかもしれません。ですが、何もしないでいると、夫婦のすれ違いはどんどん大きくなってしまいます。

できることから少しずつ始めてみると、夫婦のすれ違いも少しずつ食い止めることができるかも。

 

3:すれ違い夫婦のセックスレス解消法5つ

すれ違い夫婦に起こりやすい問題として、セックスレスがあります。セックスレスがさらに夫婦間の溝を深めるとこもありますし、なんだかんだ言って、セックスのある夫婦は仲が良かったりもします。

そこで、すれ違い夫婦がセックスレス状態から抜け出すための方法を考えました。

(1)寝る時間・生活時間が合わない夫婦は、寝る時間を合わせる

喧嘩したとき「もう寝るから!」と先にベッドに入った経験はありませんか? 逆に考えれば、夫婦仲良くしたいなら、一緒の時間に寝るようにすればいいのです。

セックスをしたい気持ちがあっても、せっかく寝ついたときに起こされたりするとイライラしてそんな気分じゃなくなってしまったり、パートナーが先に寝ていると「わざわざ起こすのも……」と思ってしまうことも。こうして少しずつセックスが遠のいてしまいます。

見たいテレビは録画し、お風呂やスキンケアの時間も早めに済まし、同じタイミングでベッドに入るようにすることで、セックスのタイミングも合わせやすくなります。

(2)別々の布団で寝ている夫婦は、一緒に寝る日を作る

人によって、一緒に寝たい人もいればひとりでのびのびと寝たい人もいます。無理矢理一緒に寝ればストレスになってしまうので、毎日一緒に寝る必要はないと思います。しかし、別々に寝ているとセックスのタイミングを逃してしまいやすくなります。

例えば、週末だけ一緒に寝る、帰宅時間が早い日だけ一緒に寝るなど、ふたりで一緒に寝る日を決めてみましょう。一緒にお風呂に入った日をセックスする日にするなど、自分たちだけのルールを決めてもいいかも。

(3)月1回でも外でデートをする

ありきたりなことかもしれませんが、ふたりきりのデートは、夫婦仲を深めるためにやっぱり効果的です。家からふたり同時に出かけるのではなく、恋人のころのように、仕事終わりに待ち合わせをしてもいいかも。

普段は“家族”のふたりも、そのときだけは“カップル”や“恋人”のように振舞って。さらに、デートの日にはセックスをするようにすれば、セックスのきっかけが見つからないということもなくセックスレスを防ぐこともできます。

(4)待つだけじゃなく、誘ってみる

いつもパートナーのタイミングでセックスをしている、パートナーに誘われないとセックスしたことがないなど、自分から誘うことがないという人も多いもの。中には「今まで誘ったことがないからできない」「誘い方がわからない」など、“自分から誘う”ということに慣れていない場合も。

待っているだけでは何も始まらないこともあります。パートナーも「自分だけがセックスをしたいのかな」「誘われないとセックスする気はないのかな」と思っているかもしれません。

あからさまに誘わなくても、ベッドに入ったとき自分から抱きついてみる、いつもより長くキスをしてみるなど、いつもと少しだけ違う行動をするだけでもOK。パートナーもその積極性に促され、回数を増やしたいと思うかもしれません。

(5)次のセックスにしてほしいことを伝える

セックスのあと「次はこうしてみよう」「次はこんなことがしたい」など、次回のセックスでやってみたいことを伝えてみる方法はいかがでしょうか。

1回完結型のセックスももちろんいいものですが、「次」を匂わせることで、セックスをしたいという気持ちや意欲、パートナーを求めているということを伝えることができます。

セックスについて話すことは、セックスに対してお互い積極的になれるので、気持ちの面でもとても有効なのではないでしょうか。

 

4:仲を深めるための努力と気持ちが、夫婦仲修復のカギ

すれ違いの夫婦関係をなんとか修復したいなら、まずはすれ違いの原因に夫婦で向き合う努力が必要不可欠。修復したいけれど向き合うのは嫌、自分から歩み寄るなんできないと言っているうちは、夫婦関係の修復までは程遠いと言えます。

そして何よりも、夫婦で仲良くしたい、パートナーとの関係を良くしたいという気持ちや愛情が大切です。パートナーに対する気持ちを失ってしまうと、夫婦仲は一気に冷めたものになり、すれ違いはおろか、最悪別々の道を歩むという選択をせざるを得なくなってしまうかもしれません。