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夫婦でお風呂に入る割合は?一緒に入浴するメリット、デメリット8選
コマツ マヨM.komatsu
1:夫婦でお風呂に一緒に入る?
今回、『MENJOY』の20〜40代既婚読者500名に、「夫婦でお風呂に入るのはどのくらいの頻度ですか?」というアンケートを実施したので、結果をご紹介しましょう。
ほぼ毎日・・・46人(9%)
週に2~3回・・・27人(5%)
週に1回・・・20人(4%)
月に2~3回・・・18人(4%)
月に1回・・・37人(7%)
一緒に入らない・・・352人(71%)
アンケート全体で見ると、一緒にお風呂に入っている夫婦の割合は全体の約3割で、全体の約7割が「一緒に入ることはない」と回答する結果になりました。
「一緒に入っている」と答えた夫婦の頻度を見てみると、「ほぼ毎日一緒に入る」が最も多く、ついで「月に1回程度、一緒に入る」が多い結果になりました。
2:夫婦でお風呂に一緒に入る理由3
夫婦一緒にお風呂に入っていると答えた人は、どんな理由で一緒に入っているのでしょうか。けして必然ではない理由が多いようです。
(1)光熱費の節約になるから
「ガス代を節約したいので、新婚当初から一緒に入っている。別々にお風呂に入ると、その度に追い焚きをする必要があるので」(28歳女性/自営業)
光熱費削減のために夫婦で一緒にお風呂の入っているという意見。たしかに、一度沸かしてからしばらく経つとお湯がぬるくなるので、再度追い焚きが必要。毎日の追い焚きを止めることで節約につながりますね。
(2)夫婦の会話が弾むから
「お風呂の中だと、たわいもない会話が不思議と弾む」(37歳女性/保険会社事務)
お風呂はリラックスできる空間。必然的に会話も弾み、コミュニケーションをとることができます。よほどのことがない限り、浴室のような狭い空間でケンカや衝突をするようなことは少ないと考えられるので、いい夫婦関係をキープするのにも役立ちそう。
(3)夫婦でスキンシップがとれるから
「お風呂に入りたいということは、お互いを男女だと意識していると思うから」(42歳女性/教育関係)
浴室という狭い空間でふたり体を寄せ合うことで、キスやハグ、ボディタッチなどスキンシップを容易にとることができます。普段自分からスキンシップをとるのは恥ずかしい……と思う人でも、お風呂の中から抵抗も少なくなるかも。
3:夫婦でお風呂に一緒に入らない理由5
今度は、一緒にお風呂に入らない夫婦の理由を考えてみましょう。一緒にお風呂に入っている夫婦の理由が必然的ではなかったことに対し、一緒に入っていない夫婦の理由には、物理的に一緒に入るのが難しいというものが多いようです。
(1)お風呂が狭いから
「単身用・少人数家族向けのマンションに住んでいるので、お風呂が小さすぎて一緒に入れない」(35歳女性/製薬会社勤務)
小さなアパートや狭小住宅などの浴室はあまり大きくないことが多いです。ひとり入るのもやっとな大きさのお風呂だと、必然的に一緒に入ることができません。無理矢理入ってもストレスになるだけなので、お風呂は別々にするしかないようですね。
(2)子どもと一緒に入るから
「子どもがふたりいるので、家族全員が一緒に入ると浴室がぎゅうぎゅうになるから」(36歳男性/メーカー勤務)
子どもと一緒に入る必要があるため、夫婦で入っていないという意見もありました。家族全員では入れないという意見のほか、子どもに両親が一緒にお風呂に入っていると思われたくない(見られたくない)という意見も。
(3)照れくさいから
「新婚のころはお風呂に入っていたけれど、次第に一緒に入らなくなった」(36歳女性/教育関係)
今さらもう一緒にお風呂なんて恥ずかしい……と感じる人も多いよう。若いころと違って体型が崩れてきたことも気になって、パートナーといえど裸を見せることには抵抗があると感じる人もいるのかもしれません。
(4)ひとりでゆっくり入りたいから
「風呂の時間くらいひとりになりたい」(38歳女性/自営業)
1日の疲れをとるために欠かせない入浴。その大事なリラックスタイムをひとりでゆっくり過ごしたいと思うのは当然です。入浴中を美容タイムにしている人も多いでしょうから、貴重な美容タイムを邪魔されることなくひとりでお風呂に入りたいと思う人も多いのかも。
反対に、長くお風呂に入るのが苦手という人の場合は、パートナーに合わせて長風呂に付き合うのがつらいということも考えられますね。
(5)生活リズムが合わないから
「自分の仕事が朝早く出かけるため夜も早い。だから一緒に入るタイミングがない」(42歳男性/エンジニア)
どちらか一方が夜遅くに帰ってくる、どちらかが夜勤など昼夜逆転の仕事に就いているなど、物理的に一緒に入るのが難しい夫婦もいます。
4:夫婦でお風呂に入るのはメリットもデメリットもある
夫婦一緒にお風呂に入ることは、それぞれの夫婦によってメリット・デメリットが異なるようですね。一緒に入らないから夫婦仲が悪いとも言い切れず、別々に入っているからこそ夫婦仲が安定しているというケースもあるようです。