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シングルファザーの子育ては大変?シングルファザーの芸能人と離婚理由
三浦 希枝K.Miura
目次
隠す1:シングルファザーは大変?
夫婦で協力して子育てをしていれば、困ったときにパートナーに相談して子育てや家事を手伝ってもらうことも可能です。しかし、ひとりで子育てをしていると仕事や育児、家事に追われ、なかなか自分の時間を確保するのが難しいのが現実。
ましてやシングルファザーともなると、仕事との両立に悩んだりして苦戦するという現状があるようです。例えば、保育園のお迎えのために定時帰宅をしたくても、なかなか会社に理解してもらえないということも。そのため転職を考える人も少なくありません。
さらに離婚による生活環境の変化から、子どもが心身ともに調子を崩す心配も出てくるので、子どものケアについて悩む人も多いようです。
このように毎日奮闘しているパパたちは、どんなことを思いながら毎日を過ごしているのでしょうか?
2:シングルファザーの日常がわかる!シングルファザーのブログ5つ
ここからは、シングルファザーだからこその悩みや、子育ての考え方などがわかるブログをご紹介していきます。
(1)父子家庭悩み解決ブログ
父子家庭で子どもふたりを育てながら働く「マサ」さんのブログです。ご自身の実家で子どもたちとその両親と生活をする中で感じる葛藤や、子どもの心境の変化などを綴っています。
また父子家庭におすすめの食事に関する話や、お金に関するリアル話も。父子家庭生活のリアルな悩みに寄り添っているのが特徴です。
(2)父子家庭のぽよぽよ日記
なぜ離婚に至ってしまったのか。そして、現在シングルファザーになってどうなのか。そんな経緯についてもしっかりまとめられているブログです。同じような状況下にある人にとっては役立つ情報になるのではないでしょうか。
男性が親権を得るのが難しいというリアルな悩みや、調停離婚での長い戦いについても、詳しく綴ってあります。
(3)父子家庭共和国~父子家庭で娘、それ私だ。~
こちらのブログは、シンプルに父子家庭の本質について発信しています。
父子家庭でお子さんが娘だった場合に、子どもが直面する問題についてもわかりやすく解説しているのもポイント。子育てにおいて「こんなときはどうしたらいいの?」という疑問に答えてくれるブログです。
(4)Single Papa Style
シングルファザーとして過ごす中での不安や、再婚についての自身の考え方などがリアルに書かれています。育児と仕事の両立の大変さだけでなく、家事ルーティーンについても、実際にやってみてどうだったかというところを詳しく紹介してくれているので、参考にできる情報がたくさんあります。
また子どもの病気や、それに伴う父親の予防接種についての記事もあるので、読むだけで役立つブログでしょう。
(5)シンパパライフ
前半は、シングルファザーで娘さんふたりを育てながら日々奮闘する様子が書かれていましたが、後半ではご両親との同居をするという方向で進んでいるようです。
残念ながら更新が2014年で止まってしまっていますが、お子さんとの過ごし方や、お子さんのひと言に一喜一憂している様子などはとてもリアル。シングルファザーの日常を知りたいという方におすすめです。
このように子どもの成長記録とともに、自分の気持ちを備忘録としてブログを綴っているシングルファザーも多いよう。その経験談から学べる部分や子どもに対する思いに、共感することができるのではないでしょうか。
3:シングルファザーの芸能人3人と離婚理由
芸能界でもシングルファザーとして活躍している男性は多いです。仕事柄、子育てや家事との両立は難しいのでは……と思ってしまいますが、子どもとの時間を大切にしているのが自然と伝わってきて、逆に好感を持てる部分も。
そんな芸能界のシングルファザーたちの離婚理由や、子どものとの生活について紹介します。
(1)西村和彦
最近では、バラエティー番組でもたびたび見かけるベテラン俳優さんですが、2015年に書道家である国重友美さんと離婚。ふたりの子どもの親権は西村さんが持っているのだそう。
結婚当時は、その生活のエピソードをテレビで披露していることも多かったですね。しかし2012年に國重さんが活動拠点を海外に移し、別居したことによるすれ違いから、離婚に発展してしまったのだとか。
慰謝料などはなく、円満離婚の様子。もともと家事や育児は西村さんが率先してやっていたので、スムーズに父子家庭になったように思えます。
(2)田中直樹
自身が出演するバラエティー番組に妻・小日向しえさんがサプライズ出演するなど、仲の良さが伝わる夫婦でしたが、2017年に離婚。子どもふたりの親権は田中さんが持つことになり、そのことについても世間で多少騒がれました。
しかしそれは、「子どもにとって最善な環境は何なのか?」をふたりで話し合った結果とのこと。子どもたちの日ごろのお弁当も、元妻がつくっていることを番組にて明かしています。離婚理由は一部の報道によると元妻が芸能活動を広げようとした際、家庭環境に関する考え方の違いによるものとも言われています。
(3)大浦龍宇一
俳優として活躍する傍ら、芸能界屈指のシングルファザーとして、そのライフスタイルが注目されています。
離婚が明らかになったのは2007年。離婚理由は「価値観の違い」とインタビューで答えていました。また離婚当初は子どもが小さかったこともあり、元妻に助けてもらいながら、仕事をこなしていたそうです。
いちばん苦労したのは料理。子どもの体を作る大切な栄養たっぷりのごはんをなかなか上手につくってあげられないもどかしさを感じていたそうです。自身のブログにも息子さんが登場することが多く、親子仲の良さもうかがえて微笑ましい内容になっています。
4:シングルファザーの再婚事情3つ
ここまでシングルファザーの方の子育てや生活を紹介してきましたが、再婚についてどう考えているかも気になるところ。ここでは再婚についてのリアルな本音について見ていきましょう。
(1)妻との死別……その先を考えられるのか
シングルファザーになるのは離婚だけではなく、妻との死別による場合もあります。 どのような形であれ、愛する人を失うというのは心にポッカリと穴が開いたような状態でしょう。
しかし、そんな悲しみに浸る間もなく、子どもたちのこれからを考えなければなりません。自分の中で気持ちを消化しきれず、なかなか再婚を考えられないというい男性も多いようです。このような場合、何かのきっかけで「寂しい」という気持ちになったり、「ひとりはつまらない」と感じたりするまでは、再婚を考えることは難しいでしょう。
もし、そんな男性を好きになった場合にはゆっくりと気持ちが変わっていくのを待つ必要があります。
(2)再婚したい!しかし気持ちとは裏腹に……
「再婚をしたい!」と考えるシングルファザーが多くいるのも事実。しかし日々に追われてなかなか出会いの場に足を運べないという事情もあるようです。
なので、効率的に婚活をするべく、婚活サイトに登録をしている人も多く存在します。子どもに「母親」という存在がいたほうがいいと考える人や、ふとした瞬間に不安や寂しさがよぎって、支え合える女性が欲しいと思う人も。ただし、プライベートな時間の確保が難しく、なかなか恋愛をするのが難しいという現実があるようです。
(3)本当は再婚したいけど……再婚が難しい理由
元嫁との離婚で心にダメージを受けている男性もいます。再婚をしたいと考えていても「また失敗してしまったらどうしよう?」という不安や、子どものメンタル面を考えると、そこまで踏み込めないという気持ちがあるようです。子連れ離婚経験のある筆者も、その気持ちは痛いほどわかります。
その結果、自分がどう思うかよりも子どもがどう感じているか、考えているかを優先しがち。相手選びの際に、自分の気持ちを置き去りにしてしまう人も少なくないのです。ある程度子どもが手が離れたら……というように、恋愛したい気持ちに蓋をしてしまうこともあるようです。
5:シンパパは大変!だけどみんな、頑張ってる!
父親ひとりで子どもを育てるというのは、生活面でも収入面でも不安は大きいもの。さらに子どもへの影響も考えるとシングルファザーの人たちが抱えている負担は計りしれません。
しかしブログなどでも紹介してきた通り、どんなに大変でも子どもとの時間を大切に精一杯頑張ってるシングルファザーの人たちがたくさんいるのも事実。その強くたくましい姿に、励まされる人も多いのではないでしょうか。
【参考】