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結婚式に当日欠席!ドタキャンしてしまう理由とお詫びの方法

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:結婚式当日にドタキャンはあり得ないけど…

「出席」の返事をしていた結婚式に当日ドタキャンは、本来はあり得ない展開。

しかし、やむをえない事情によって、本人も「本当はあり得ないこと」とは理解しつつ、泣く泣くドタキャンせざるを得ないケースもあるのが現実です。

 

2:結婚式当日に欠席するやむにやまれぬ理由4つ

では、まず結婚式当日に欠席の判断をせざるを得ない「やむにやまれぬ理由」が何であるか考えていきましょう。典型的なものを5つ紹介します。

(1)近しい身内の急病

当日になって、近しい身内が急な病気や事故などが起こったと連絡が入れば、結婚式を欠席してでも駆けつける必要が出てきます。

こういった事柄は突然に起こるため、当日になってから発覚したやむにやまれぬ事情として、ドタキャンせざるを得ないものとして理解してもらえるでしょう。

(2)緊急かつ深刻な仕事のトラブル

結婚式に出席してからでは、とても対処できないような緊急かつ深刻な仕事のトラブルも、致し方のない事情になることが。

仕事を理由にしたキャンセルは軽く聞こえがちなものの、結婚式の当日ドタキャンをせざるを得ないほどの事態に追い込まれてるケースも存在するでしょう。仮に出席したとしてもちゃんとお祝いできないでしょうから、どうしてもという場合には、ちゃんと電話等で事情を説明するようにしましょう。

(3)病気

楽しみにしていた結婚式でも、当日になって体調が悪くなってしまえば、泣く泣く欠席……とならざるをえません。

軽い風邪程度であれば、がんばって出席もできますが、起き上がれないほどの体調不良に見舞われれば、「行きたくても、行けない」「むしろ来られても困る」として理解してもらえるでしょう。

(4)怪我

病気と同様に、不慮の怪我をしてしまった場合も「行きたいけど、とてもじゃないけど、行けない……」という事態に至ります。

多少の怪我であれば出席できても、入院が必要なほどの怪我や、自宅療養だとしてもベッドから容易に動けないような怪我であれば、駆けつけたくても難しいでしょう。

 

2:結婚式当日にドタキャン欠席!お詫びの方法3つ

やむ得ない状況により、結婚式当日にドタキャンしてしまうことに……。その場合のお詫びの仕方についてお届けします。

(1)式場にも連絡を入れる

新郎あるいは新婦は、結婚式当日はなにかと多忙。

そのため、本人に事情を説明しお詫びを伝えたうえで、さらに式場にも直接連絡を入れて、自分が欠席する旨を伝えましょう。

用意されていた席が空いてしまっていると結婚式では異様で目を引きやすいため、式場側に事前に対応してもらったほうがいいでしょう。

(2)ご祝儀は後日渡す

結婚式に持参するつもりだったご祝儀は、後日直接渡すなり、会う予定がなければ郵送するなりして必ず送ります。

当日ドタキャンの場合には、新郎新婦が式場に支払う代金も取り消しができなくなっているため、「結婚式に行っていないから、参加費としてのご祝儀は払わないでいいや」と、知らん顔をするのはマナー違反です。

(3)お詫びの品、あるいは食事など気持ちを添える

当日ドタキャンする際には「後日、改めてお祝いさせてください」を添える人も多いかと思います。

そしてこの言葉は社交辞令で終わらせてはいけません。きっちりと「当日伺えなくてごめんなさい」という気持ちを添えてお詫びするのもマナーです。

ご祝儀とは別にお詫びの品を渡したり、あるいは関係性によっては食事をご馳走するなどして「申し訳ありませんでした」「ご迷惑をかけました」の気持ちを添えましょう。

 

4:結婚式のキャンセル料は何日前から発生する?

結婚式のキャンセル料は、会場により細かな規定はまちまちではあるものの、一般的には、ゲストの最終的な人数を2週間前から10日前に確定させなければいけません。

よって、この時期を過ぎた場合には、ゲストが欠席したとしても、料理や引き出物のキャンセルはできなくなるのが一般的です。

また実際には、式場や式のスタイルによっては欠席したゲストの料金がかからないケースもありますが、ここは欠席したゲストとしては「キャンセル料がかかっている」という前提で考えておくほうが確実です。

 

5:結婚式に当日欠席した人のご祝儀のお返し・引き出物はどうすればいい?

自分の結婚式に当日欠席したゲストがいる場合、どうしたらいいのかというところにも触れておきましょう。ここに関しては、引き出物やお返しについて頭を悩ませる人もいるでしょう。

この場合には、当日あるいは後日にご祝儀をいただいたのであれば、お渡しする予定だった引き出物は、予定どおりにお渡しするのがスマートです。

さらに、ご祝儀と別にお祝いをいただいた場合には、一般的な内祝いの相場に照らし合わせ、いただいた額の半分を目安にお返しをしたほうが丁寧です。

 

6:結婚式に当日欠席……は、本当にやむをえないときだけ!

「出席します」とお返事をした結婚式に欠席をするのは、本当にやむにやまれぬ事情があるときだけにとどめるのがマナーです。

「天気が悪くて、行くのが面倒くさくなった」「行きたかったけど、会いたくない人が行くって聞いたからやめちゃおう」などの身勝手な理由でドタキャンをするのは、絶対的なマナー違反。その後の人間関係にもヒビを入れる行為だということを強く認識しましょう。

新郎新婦の一生に一度の晴れ舞台に水をさすことになりますから、本当にやむをえないときを除いては、避けるべきなのは言うまでもありません。