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新婚なのに喧嘩ばかり!新婚夫婦が喧嘩する原因と仲直りの方法5選
大山奏K.Ohyama
1:新婚なのに喧嘩ばかり…もう離婚?
新婚生活って、甘くて幸せに満ち足りて、毎日楽しく……というのが理想的ですが、現実はそんなに甘いものばかりではないようです。
新婚でも喧嘩ばかりで、「家に帰るのが憂鬱」なんて男女もいるはず。ではなぜ、新婚なのに喧嘩ばかりしてしまうのでしょうか?
2:新婚なのに喧嘩ばかり!原因5つ
既婚者の男女に、新婚当初の喧嘩の原因を聞いてみました。
(1)相手への過剰な期待
「新婚のときって、相手に期待しすぎちゃって、夢見ている部分が抜けていないんだと思います。僕も妻が毎日おいしい手料理を作って、お弁当も持たせてくれて、お風呂の用意もしてくれて……とか想像していました。でも、妻も働いているんですから、当然、手抜きすることだってありますよね。それでついつい喧嘩に……」(Hさん・42歳男性)
家事が得意な奥さんだったからこそ、家事に対して期待しすぎた結果、不満を募らせてはぶつかっていたというHさん。逆に、良いところを見せようと頑張りすぎてダメになるパターンもありそう。
(2)家事のやり方の違い
「結婚してすぐ家事の分担を決めたんです。食器洗いは僕で、洗濯は妻で。でも、お互いにひとり暮らしが長かったせいで、独自のやり方を持っていて、それがぶつかっちゃいました。
食器洗い用のスポンジの使い分けとか、洗濯物のたたみ方とか。今となってはどうでも良いことなんですけどね」(Kさん・34歳男性)
家事の分担を決めておくと夫婦の喧嘩は起きなさそう……。ですが、やり方にもこだわりがあると喧嘩の原因になってしまうようです。
(3)自分だけの時間の不足
「私、基本的にひとりの時間を大事にしたいタイプなんです。けど旦那は甘えん坊で、家にいるときはずっと一緒にいたいってタイプ。最初は我慢して一緒にいたんですけど、疲れてきちゃって……。イライラして彼と喧嘩ばかりしてました」(Yさん・43歳女性)
ひとり暮らしが長いと、ひとりの時間は寂しいよりも心地いいと感じる人も。どんなに好きな相手とでも、ずっと一緒は疲れるという気持ち……わかります。
(4)金銭感覚のずれ
「新婚時代は喧嘩が絶えませんでした。いちばんの原因は金銭感覚のずれ。結婚したんだから、将来のために貯金をしていこうとは話し合っていたんですけど、具体的に外食費はどれくらいにするとか、お小遣いはどれくらいとか決めてなくて。
夫が勝手に趣味の高いプラモデル買ってきたのにキレたり、私のほうは料理の食材にこだわりすぎだって言われたり……」(Oさん・39歳女性)
金銭感覚って一緒に暮らして財布をひとつにしてみないと見えないことも多いですよね。だからこそ、ぶつかっちゃうことも。
(5)生活時間帯の問題
「共働きなんですが、夫は遅い出勤の仕事で、私は9時5時で。
最初は夫が頑張って早起きして合わせてくれてたけど、段々昼ぐらいに起きる生活になってしまって……。私は夫と一緒にご飯も食べられず、ひとりで出かけてひとりで帰ってきて夕食の用意。新婚なのに全然話す時間がなくて、よく喧嘩になっちゃっていました」(Fさん・29歳女性)
仕事の時間帯が違うと、一緒の家に住んでいても十分に会えない可能性があります。せっかく結婚したのにと考えすぎて相手のせいにしてしまうと、衝突の原因になります。
3:新婚夫婦が喧嘩!仲直りの方法5つ
喧嘩を放置しておくと離婚の危険性が高まってしまいます。どうすれば仲直りできるのでしょうか?
(1)本音で話し合い
「とにかく話し合うしかないでしょうね。私たちの場合は私が主に寂しく感じていたのが原因だったので、その寂しさを伝えて、どうしたらふたりの時間を増やせるかと考えました。
そうしたら夫が週末に予定を入れず一緒に過ごしてくれたり、無理をしない範囲で朝食の時間に起きてくれたりしてくれるようになりました」(Fさん・29歳女性)
(2)ふたりでルール作り
「新婚時代って、ふたりの違う環境で育った人間が同じ場所で暮らそうとするわけですから、当然違いがたくさん見えて来ちゃうときだとわかって。だから、どちらかに合わせるとかではなく、新しくふたりでルールを作ることにしました。
ひとつひとつ、どんなやり方が良いか考えるのは大変でしたけど、楽しかったですよ」(Kさん・34歳男性)
(3)離れているときにメールを送る
「一緒にいると彼にイライラしちゃって本心を言えないということに気づいて、お互いに仕事に行っている時間にメールを書いて送りました。“もっとひとりの時間が欲しいけれど、それはあなたが嫌いだからじゃない。好きでいたいからこそ、ひとりの時間もください”って。メールは冷静に話し合えるツールとしておすすめです」(Yさん・43歳女性)
(4)プレゼントで感謝
「妻に過剰な期待をしすぎていた僕が悪かったんです。頑張ってくれている妻には感謝を示さないとと思って、仲直りのためにプレゼントを買って帰りました。
それを渡しながら、いつもありがとうって言ったら泣いて喜んでくれて。親しい間柄だからこそ、感謝って伝えないと伝わらないって学びました」(Hさん・42歳男性)
(5)友達夫婦に相談
「私たちは、どちらも自分の金銭感覚が正しいって思っちゃってたので、友達夫婦と4人で食事に行って、そこで夫婦の意識のズレについて相談をしました。お小遣いはどのくらいが妥当かとか、貯金はどれくらいを目指しているかとか聞いて。第三者のいる前で決めたことって覆しにくいので、ふたりして頑固な性格の私たちには合ってました」(Oさん・39歳女性)
4:新婚は喧嘩の要因がいっぱい!?
新婚ってこうやって見てみると、ぶつかって当然かもしれないというくらい喧嘩の要因がたくさんあるんですね。
とはいえ、喧嘩ばかりが続いてはつらなってしまうので、早めに本音でぶつかって仲直りできると良いですね。