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結婚相手との馴れ初めは?感動する結婚の馴れ初め・出会いエピソード10選

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:みんなの結婚の馴れ初めが知りたい!

筆者の場合、25歳あたりに最初の結婚ラッシュがありました。周りがどんどん結婚していく中、自分は恋人と破局を繰り返してしまい、「結婚に至る出会いって、何か違いがあるの?」と思うことが多々ありました。

実際どうなのかを確かめるために、見事、結婚ができた既婚者に、馴れ初めを聞いてみましょう。

 

2:まるで名作ドラマ?感動系馴れ初めエピソード7

居酒屋などで既婚者の方に、馴れ初めについて聞いてみました。その中で、特にいい話だと思ったものをピックアップしてお届けします。

(1)地震に大慌てで電話

「私が彼と付き合って2年くらいのときに、大震災が起こったんですよね。

被災地にいたわけではなかったんですけど、でも心配だからっていうことで、彼が仕事を切り上げて私のところに駆けつけてくれたんですよ。人って結局自分のことがいちばん大事だと思ってたんですけど、あの人はそうじゃなかった。

そのときにこの人と結婚したいって思いましたね」(Yさん・35歳女性/一般事務)

(2)留学から戻ってきた

「夫とは学生のころから付き合ってたんですけど、大学を卒業したときに1回別れたんですよ。彼の留学が決まって、お互いに待つのはつらいだろうってことで。でも、私はどうも他の男性と付き合う気になれなくて彼を待ってたんですよね。

もちろん、彼には新しい恋人ができているかもしれないって覚悟してたんですけど、帰国したときにすぐに連絡をくれました。

“君の他にどうしても恋人をつくれなかった”って言われて。それがプロポーズの言葉でしたね」(Hさん・28歳女性/主婦)

(3)タイムカプセル

「中学生のころに好きだった同級生がいたんですけど、どうしても告白できなかったんです。単に隣の席になっただけの相手だから、卒業すれば忘れるよってみんなから言われたんですけど、卒業しても忘れられなかったんですよね。

で、月日は流れて、30歳のときにタイムカプセルを掘り起こそうってことになったんですよ。なぜ成人式のときじゃなかったのかって言うと、田舎だったんで、廃校になってたんですよ。当然校内はずっと立ち入り禁止。でも、私が30歳のときに校舎を解体するってことになって、町から許可が下りたんですって。

中学卒業時に自分宛に書いた手紙に“あの人のお嫁さんになっていますか?”って書いてあって、読んだときに切なくて、涙を堪えるのが大変でしたね。

そしたら、その憧れの人がいきなり私のところにきて“これを読んでくれ”って、自分宛に書いた手紙を見せてきたんですよ。そこには、“好きなあの子にしっかり告白できてるか? お前は勇気がないから、もしできていないなら、この手紙を読んだらすぐに告白しろ。15歳の俺からの命令だ”って書いてあったんです。そのときに初めて両思いだったって知りましたね。

で、いきなり彼から告白。それが今の旦那です」(Rさん・34歳女性/主婦)

(4)出せなかった手紙

「ずいぶん昔の話だけど、俺が中学生のとき、同じクラスに好きな女子がいたんです。でも、高校に進学するとき、彼女が引っ越しをすることになって会えなくなってしまって。

当時はスマホどころか携帯電話もなかったから、気軽に連絡を取ることとかもできなかったんです。

住所だけは教えてもらっていたから、彼女に宛てて手紙を書きました。人を好きになるのなんて初めてだったし、恋愛の仕方なんか知らなかったから “もし10年後、お互いに恋人がいなかったらあの公園で会えませんか?”と。人に話すのも恥ずかしい内容でしたね。

でもその手紙は、書いただけで出せなかったんです。彼女は俺にふさわしくないくらい頭が良くてきれいな人だったから……。とはいえ、手紙を捨てることもできなくて“お前が捨ててくれないか”って友達に預けたんです。

で、俺が25歳になる誕生日。そいつと飲みに行ったら、酔っ払ったそいつが“あの手紙、実は中身読んだんだ”って言うんです。もう10年前の話だから笑い話のはずなんですが、そいつは笑ってなくって。“あの手紙、俺が出した”って真顔で言うんですよ。しかも、“来週が約束のその日だ”って……。

“そんな奇跡、起きるわけない”って言うのに、そいつは“約束の公園に行け”ってうるさい。話のネタにされるだけだって思ったけど、それも悪くないなっていう気がして、公園に行ったんですよ。もちろん、ひとりで。

土砂降りの雨だったから、“何やってんだろ”って思って、10分待ったら帰ろうって決めてたんですが、誰もいない公園にタクシーが一台停まったんです。そしてタクシーから出てきたのは、俺の記憶よりも10年分大人になった彼女だったんです!

“お互い、モテないね”って言って笑い合いましたね。俺の人生で唯一の奇跡です」(Sさん・47歳男性/製造業)

(5)縁結び

「私の場合、社会人になって2年目くらいのときに大恋愛をしたんですよ。今考えても、あれほど人を好きになることはもうないんじゃないかって思うくらい好きでしたね。

でもその相手が仕事の関係で九州に転勤になって、遠距離恋愛になっちゃったんです。“一緒についてきてくれ”って言ってほしかったんですけど、彼は何も言いませんでした。それから関係は日に日にうまくいかなくなって、別れを切り出されました。“このままお互いを嫌いになって別れるくらいなら、好きな気持ちがまだ残ってるうちに別れたほうが幸せだ”って言われて。

その話を受け入れる代わりに私からひとつお願いをしたんですよね。“縁結びで有名な江島神社にいってお参りしたい”って。神頼みってやつですね。

それから参拝をした後、彼と約束をしたんです。 “もし偶然再会したら、運命って信じていい?”って。そして、ふたりの名前を書いた南京錠を“龍恋の丘”に取りつけて、ふたりで連絡先を消しました。それが最後のお別れ……。

でもそれから5年後に、街でばったり彼と再会したんですよ。“奇跡ってことだよね”って言って、ふたりで笑っちゃいました。彼、本社のある東京に戻ってきたんですって。それで復縁して、1年後に結婚です。御利益があったのかなって思ってます」(Hさん・33歳女性/主婦)

(6)本のしおり

「大学生のころ、小説にはまっていたことがあって学校の図書館を利用して本を借りてたんですよ。いつもは短編とか薄い本ばっかりだったんですけど、ある日、長編小説にチャレンジしてみようと思って、分厚くて上下に分かれている本を借りたんです。でも、貸し出し可能な1週間じゃ読み終わらなくて、読み途中のまま返却しました。

また借りればいいやと思ってたんですけど、次の予約が入ってたんですよ。1週間、誰かが借りるわけです。だから、その次に予約を入れて借りられるようにしました。そうやって手元に戻ってきた本を開いたら、前に借りた人のしおりが挟まっていたんです。しかも、“面白いですね”って書いてあった。

それに興味を引かれて返却するときに“登場人物で誰が好きですか?”ってしおりに書いたんです。それから1週間交替で、その人と僕とでしおりを使ったやり取りが始まりました。で、ある日勇気を振り絞って“来週の金曜日、大学の向かいにある喫茶店で午後3時に会いませんか?”って書いてみたんですよ。

そしたら本当に現れたんですよ。それが嫁との馴れ初めですね」(Mさん・32歳男性/不動産関係)

(7)日記帳

「小学校のころに転校した経験があるんですけど、そのときに好きだった子がいたんです。付き合ってたわけじゃないんですけど、引っ越すときに日記帳をプレゼントしたんですよね。

それから17年後にたまたまSNSでつながったんですよ。懐かしいなと思って“覚えてる?”なんてメッセージを送ったら返信がきて、やり取りするうちに“会おうよ”って話になったんですよ。そしたら彼女、まだあのときの日記帳を持ってたんですよね。

話を聞くと、今まで10人くらいから告白された経験があったらしいんですけど、誰とも付き合わなかったんですって。“どうして?”って聞くと“忘れられなかったから”って。17年間ですよ。胸を打たれましたね。それで付き合うことに。半年後には結婚しました」(Wさん・31歳男性/教員)

 

3:結婚相手との出会いきっかけランキング5

『Menjoy!』の過去記事「結婚相手との出会い!きっかけから調べた“結婚相手との出会い”ランキング」に、アニヴェルセル株式会社が行ったアンケート調査結果が載っています。こちらを改めてチェックしてみましょう。

(1)第1位:職場

結婚相手と職場が出会いのきっかけだったという人は27.7%で第1位。

「職場恋愛から結婚しましたね。付き合っているときはそれを隠すのが大変でしたよ」(Iさん・32歳男性/教員)

(2)第2位:友人

結婚相手との出会いで2番目に多かったのは、知人・友人で20.5%という結果。

「バーベキューとかやると、友人の友人とかとも仲良くなれるじゃないですか。そういうのがきっかけで友達になって交際に発展して、結婚しましたね。私の友達もそういう人けっこういます」(Rさん・33歳女性/主婦)

(3)第3位:インターネット

3番目に多かった結婚相手と出会ったきっかけはインターネットを通じてで、9.0%。

「ネットゲームがきっかけで嫁と出会いました。僕以外にもオフ会とかそういうのがきっかけで恋愛に発展した人を何人か知ってます」(Uさん・34歳男性/自動車整備士)

(4)第4位:専門学校・大学・大学院

4番目に多かった結婚相手との出会いのきっかけは専門学校・大学・大学院で9.0%でした。

「大学生のころに出会って、25歳で結婚しましたね。同じゼミの仲間で結婚した人やサークル仲間で結婚した人とか何人かいますよ」(Aさん・29歳男性/IT関係)

(5)第5位:コンパ(街コン等含む)

5番目に多かったのはコンパ(街コン等含む)で、7.2%でした。

「私の場合、合コンの相手でしたね。初めて目が合ったときにビビッときたんですよ。あ、この人と結婚するって」(Kさん・34歳女性/主婦)

 

4:面白い馴れ初め話も聞きたい!エピソード3

感動系の馴れ初めはすでにご紹介しましたが、面白い馴れ初めの話も聞けたので、最後にご紹介しましょう。

(1)鳥の糞が頭に落ちてきて

「私の場合、今の旦那から告白されたときに、お断りするつもりだったんですよ。でも、告白の最中に彼の頭に鳥の糞が落ちてきて……。そんなことあります? 私もう爆笑ですよ。こんな人いないよって思って。

この人と一緒にいたらたぶん、こうやって楽しいことがたくさんあるんだろうなって思って、OKしたんですよ。今も毎日面白いですよ」(Nさん・35歳女性/主婦)

(2)違反をしたら

「社会人になって3年目のときだったんですけど、車を運転してるとき、すっごい疲れてて単独事故を起こしちゃったんですよ。で、警察が来たんですけど、警官がめちゃくちゃイケメンなの。“気をつけてくださいね”って言われたときに思わず、“付き合ってくれたらもう事故を起こしません”って言ったら、“ナンパは非番の日にお願いします”って。

じゃあってことで非番の日を聞いて、改めて告白しましたね。それが今の旦那です」(Iさん・33歳女性/主婦)

(3)ヒールが折れて

「ある朝、会社に遅刻しそうになって駅まで走ってたらヒールが折れたんですよ。そのときに“大丈夫ですか?”って声をかけてくれた人がいて、もうこの際だから他人の親切に甘えてしまおうと思って会社に電話して半休とって、その人の車で、近くの靴屋さんに送ってもらったんですよ。

でも実はその人は取引会社の人だったので、再会したときにお詫びもかねてお酒をごちそうしました。それがきっかけに仲良くなって……、のちに結婚しました」(Tさん・32歳女性/主婦)

 

5:ビビッときたら結婚の予感?

今回は結婚相手と出会いのきっかけや馴れ初めについてご紹介しました。出会ったときにビビッときて結婚したという話はけっこう多く、半分くらいの人たちが不思議な感覚を体験しているようでした。

お互いに恋人がいたけど、結局ビビッと来た人と結ばれたという話もあり、縁というものを考えさせられました。

もしビビッと来た人がいたら、その人との関係は大切にしたほうがいいかもしれません。