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新婚カップルの平均家賃や間取りを調査!部屋探しのポイントも解説

月野 はる

月野 はるH.Tsukino

目次

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1:新婚カップルの平均家賃と間取り

(1)新婚カップルが住む部屋の間取りは?

新婚カップルは、どんなお家に住んでいるのでしょうか。特に気になるのは、家賃と間取りについて。ひとり暮らしとは違い、多少の広さや部屋数が幸せな生活の鍵になります。

「株式会社みんなのウェディング」による調査によると、人気の間取りは、1位が2LDKで、2位が1LDK、3位が2DK。もちろん、部屋数は多いほうがいいですが、そこは家賃との兼ね合いで、我慢が必要になることもあります。

(2)新婚カップルって、どのくらいの家賃なの?

新婚カップルが賃貸に住む場合の平均家賃はいくらなのかについて、『Menjoy!』で独自にアンケートをとって調査してみました。20代から40代の既婚者500名を対象に新婚のときに住んだ家賃を聞いたところ、平均家賃は約7万円となりました。

いちばんのボリュームゾーンは「6~9万円未満」と答えた人が多く全体の3割以上でした。

家賃はエリアによってもずいぶん相場が違うので、都心で暮らしていれば、「ふたりで7万円なんて安い!」と思うかもしれませんが、それはケースバイケースでしょう。

 

 

2:1LDKがいいの?新婚カップルの家賃と部屋探しのポイント5つ

ではここからは、新婚カップルの家賃や部屋探しについて、ポイントをご紹介します! 部屋探しの際の参考にしてみてくださいね。

(1)駅からの距離

電車を使って通勤をする場合、駅からの距離は重要なポイントに。

歩くのが早い彼にとっては全然苦にならないような距離でも、ヒールで歩く女性にとってはつらいことも。もちろん、駅近は便利なぶん、家賃の相場が上がります。距離と家賃のバランスが取れる場所を探したいところ。

(2)譲れない条件のすり合わせ

「風呂・トイレは別がいい」、「2階以上がいい」、「駅から徒歩5分以内がいい」など、譲れない条件はそれぞれにあることでしょう。自分の求める条件はもちろん、相手にとって譲れない条件にも配慮が必要。

自分から見ればどうでもいいようなことでも、相手にとっては大切だったり、ストレスになったりすることもあります。ケンカの原因にもなりかねないので、事前にしっかり話し合いをするのがいいでしょう。

(3)ひとりになれる空間があるといい

それぞれひとりになれる時間がつくれる2LDKは、新婚カップルにも人気の間取りです。

「ラブラブなふたりに個人の時間なんていらないよ~」なんて思っていても、一緒に住んでみて初めてわかる「ひとりの時間」の大切さもあるもの。

(4)今後の収入を考慮

現在ふたりで共働きをしていても、結婚後に専業主婦になりたい、子育てに専念するために仕事を辞めたい、などの希望がある場合、家賃設定には注意が必要です。

将来、どのような生活を送る予定なのか、収入はどう増減するのか、しっかりと考慮しましょう。

(5)将来の子どもについて考慮

「子どもができたらまた引っ越しをする」というのももちろんOKですが、引っ越しはお金も労力も大きくかかる一大イベント。

子どもがすぐにほしい……という場合は、子どもができた後もしばらく生活できる部屋を選ぶのもアリです。

 

3:家賃補助ってあるの?新婚カップルの家賃節約エピソード

生活費の中でも、大きな負担になってしまいがちな家賃。家賃を節約できれば、とっても嬉しいですよね。新婚カップルの家賃節約エピソードや、気になる制度をまとめました!

(1)会社の家賃補助

「会社の家賃補助制度を利用しています。一度申請すれば、それ以降は自動で給料と一緒に振り込まれるので、とっても便利なんです。会社に制度があれば、絶対利用すべきだと思います。

家賃補助のことを計算に入れて、ふたりで家賃を決めました」(Kさん・28歳女性)

会社に家賃補助の制度がある場合、それを使わない手はないですよね。会社員カップルの場合、夫婦それぞれの勤め先にどのような制度があるのか、今一度確認を!

(2)特定優良賃貸住宅制度

国や地方自治体の家賃補助が受けられる賃貸住宅があります。

これは入居者の収入に応じて家賃の一部が補助されるという、ファミリー層向けの公的制度です。入居には条件がいくつかあり、詳しくお住まいの地域の自治体、または特定優良賃貸住宅を提供する不動産会社に相談してみましょう。

(3)新婚世帯家賃助成補助金

例えば茨城県の石岡市では、要件を満たすことができれば、新婚世帯向けの家賃助成補助金として、上限2万円の補助金額を月額でもらえます。

調べてみると、大阪府・大阪市や鳥取県・琴浦町でも新婚世帯向けの補助金があるようです。新婚生活を始めるときは、お住まいの地域で実施されている家賃補助の制度がないか調べることも大切ですね。

 

4:まとめ

新婚生活を豊かなものにするためにも大切なお家。間取りや家賃など、ふたりの生活や性格に合わせてじっくり選びましょう。

引っ越しは大きな費用もかかります。楽しい新婚生活をスタートするためにも、最初にしっかりと検討しましょう。

 

【参考】

株式会社みんなのウェディング_新婚カップル人気の間取りは「2LDK(42.1%)」 「街のイメージ」は、住むと平均11点アップ~みんなのウェディング× HOME’S調べ 「みんなの新居選びアンケート」