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結婚式の髪型…ロングならアップかハーフアップ?大人っぽいおすすめの髪型
新井 よつばY.Arai
目次
隠す1:結婚式の髪型のマナーは難しい?
結婚式においては、ゲストの髪型にもマナーがありますが、ご存じでしたか? ダウンスタイルは基本的にマナー違反だったり、花嫁よりも目立つ派手なヘアスタイルもNGだったりします。
こうしたマナーを知っておけば、大切な人の大事な結婚式に招待されたときも怖くないですよね! マナーを理解したうえで、結婚式を盛り上げるようなヘアスタイルを考えましょう。
2:結婚式の髪型!ロングな人におすすめの大人っぽいアップ&ハーフアップ5つ
ここからは、ロングヘアの人にオススメのアップアレンジとハーフアップアレンジをご紹介します。
(1)シニヨン
結婚式で間違いないのはアップスタイル。まず押さえたい「シニヨン」は、低い位置でひとつに結んだ毛束を、後頭部でまとめたヘアアレンジのこと。上品な雰囲気が出ることからも、シニヨンは今やお呼ばれヘアの鉄板ですね。
一見、手が込んでいるようにも見えますが、意外と簡単で、自分できるという手軽さも人気のひとつでしょう。
(2)夜会巻き
夜会巻きとは、後ろの髪をねじりあげて束ねるヘアスタイルのこと。よくCAさんや旅館の女将さんがしているスタイルですね。
大人っぽくてエレガンスな印象を持たせてくれるのが特徴。また、ドレスだけでなく着物にもマッチしやすいので、きちんとした場面でも通用します。
(3)編み込みハーフアップ
結婚式にしていくハーフアップは、ボリューム感がカギです。髪を全部アップにするのはちょっと苦手……という場合には、ハーフアップがおすすめ。編み込みをプラスすることで、華やかさが演出できるのと、手が込んでいる感じして、結婚式というシーンにぴったりです。
(4)リボンハーフアップ
最近徐々に人気が出てきたのが、リボンハーフアップ。ヘアアクセサリーをつけなくてもキレイに見えることから、美容室でもオーダーが増えてきているそう。少し甘めのテイストが好きという大人の女性なら、トライしてみることをおすすめします。
(5)前髪アップ
おでこを出すことで、スッキリとした清潔感のある印象になる前髪アップのスタイル。後れ毛を出すことで、小顔効果にもつながります。
3:結婚式の髪型を自分で!ロングの人におすすめなセルフ髪型5つ
結婚式のたびに美容院に行くのは、お金も時間もかかって大変! 自分でセットできるなら、楽チンだし、結婚ラッシュのときには、ありがたい節約になりますよね……。ここからはロングの人向けに、セルフでできる簡単な結婚式ヘアアレンジをご紹介します。
(1)くるりんぱ×ハーフアップ
ヘアアレンジが苦手という人にもできる「くるりんぱ」。
やりかたは簡単で、耳上の毛を後ろでひとつに結び、ハーフアップを作ります。そしてその毛束をくるりんぱ。これをいくつも繰り返すことで、どんどんボリューミーに。毛先をしっかり巻き、物足りなければヘアアクセサリーをつけるのもいいでしょう。
(2)ギブソンタック
シニヨンのように後ろでスッキリまとまるギブソンタック。一見難しそうに見えますが、こちらも意外と簡単。両サイドの髪をねじりながらハーフアップのように結びます。その毛をくるりんぱ。残った髪を縦に3等分して、サイドの毛束をねじりながら、くるりんぱした結び目に上からくぐらせます。
最後に、真ん中に残った毛束を同じようにねじりながら結び目にくぐらせ、固定をすれば完成! 髪がくずれないようにセット前に毛先を巻くことと、セット後にスタイリング剤でしっかり固めることがポイントです。
(3)ポニーテール
ポニーテールは、女性なら誰もが一度はしたことのある最も身近なヘアアレンジのひとつですよね。結婚式でのポニーテールのポイントは、単純に後ろにまとめないこと。結ぶ前に少しやりすぎくらい髪を巻いておくことで、まとめたときに結婚式にふさわしい華やかさが出ます。
また、結ぶときにはスタイリング剤をつけて逆毛を立てながら、できるだけ頭頂部にボリュームを持たせて。
(4)編みおろし
外国の女性がしているような編みおろしスタイルも最近は人気ですね。不器用な人は、後ろで三つ編みにしてほぐすだけでもちゃんと成立します。もう少しこなれ感を出したい人は、三つ編みにねじった毛束を巻きつけることで、より立体感が増します。
しかしこれはあくまでダウンスタイルの一種。場所によってはマナー違反になることもあります。レストランなどカジュアルな場所でなら問題ないですが、事前にどんな場所で行われるかチェックしておきましょう。
(5)お団子
お団子ヘアは和装にもぴったりで、顔まわりがスッキリした印象を与えてくれます。ロングヘアだとボリューム感のある華やかなお団子も簡単に作れちゃいますよね。
ポイントは高い位置で結んで大きめに作ること。手ぐしで髪を集めたほうが、こなれ感が出るのでオススメです。
4:バレッタはアリ?結婚式の髪型のマナー5つ
ここからは結婚式の髪型マナーについて具体的にご紹介します。
(1)ヘアアクセサリーは適したものを
花嫁とかぶるようなティアラや大きすぎるヘアアクセサリーは避けましょう。お花を使ったアクセサリーも、生花・造花問わず避けたほうが無難です。
普段使いできるような布製のバレッタやカチューシャなどもNG。パールやビーズのビジュー付きのものや、小さめの上品で控えめなものであれば問題ないでしょう。
(2)ダウンスタイルは避ける
先述しましたが、ロングヘアの場合、下ろしっぱなしのダウンヘアはマナー違反とされています。理由としては、食事や挨拶のときに、髪が落ちてくるのが清潔感がないということ。しっかりヘアセットして参加するようにしましょう。
(3)派手すぎるヘアはNG
髪にラメを振りかけたり、盛りすぎたヘアスタイルはNGです。ドレスや着物を着ると、ついつい気分が上がって豪華にしたいという気持ちはわかるのですが、主役はあくまで花嫁です。「ゲストなのに花嫁より目立ってる……」と周囲から思われてしまわないように気をつけて。
(4)場合によってはハーフアップがNGなことも
格式あるホテルウエディングの場合などでは、きっちりとアップスタイルで式に望まないといけない場合があります。新郎新婦に恥を欠かせないためにも、確認しておきましょう。
(5)プリンヘアはNG
髪を染めている人は、気がつくとプリンヘアになっていることがありますよね。時間が経つと髪は伸びるので、仕方ないことではあるのですが、どうしてもだらしない印象を与えてしまいます。
せっかくドレスを着てヘアセットして参加するのですから、プリンヘアで印象を下げないためにも、事前にカラーへ行くか、スプレーなどを使って、プリン部分を隠しましょう。
5:ティアラは外せない?結婚式の花嫁の髪型のおすすめ3つ
ここからは花嫁にオススメの髪型をご紹介します。
(1)ティアラ×夜会巻き
THE 王道の夜会巻きにティアラ。筆者も自分の結婚式では、絶対王道のスタイルでいきたいと決めていて、無事願いを叶えられました。シンプルではありますが、どこかの国のプリンセスになったような気持ちになれます。
(2)シニヨン×ヘッドドレス
お呼ばれヘアと同じく、花嫁ヘアにも人気なシニヨン。こちらも花嫁ヘアの定番ですね。ティアラも合いますが、シニヨンの上やサイドに、大ぶりのヘッドドレスを合わせると、とってもかわいいです。ヘッドドレスはキラキラのビジューやパールでできている存在感のあるものがオススメです。
(3)編みおろし×花飾り
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルのような編みおろしスタイルも人気。ナチュラルウェディングや、ガーデンウェディングにオススメです。編みおろしは小さめのドライフラワーを髪に散らばせるとかわいいく仕上がるでしょう。
6:まとめ
ロングヘアだからこそできるスタイルはたくさんあります。花嫁であってもゲストであっても、結婚式は女性にとって大事なイベント。
どちらの立場であっても素敵な式になるように、しっかりとマナーを理解して、式を迎えてくださいね。