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結婚式のネックレスのマナーって?結婚式にふさわしいパールネックレスの選び方のポイント

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:花嫁もゲストも結婚式にはネックレスが欠かせない

花嫁さんもゲストも、結婚式といえばネックレスは定番のアクセサリー。

華やかな場にふさわしいゴージャスなネックレスも、結婚式というハレの日にこそよく合います。しかし結婚式には守るべきマナーもつきもの! そしてアクセサリーにおいても、マナーがしっかりと存在します。

 

2:ネックレスなしはOK?結婚式のアクセサリーにもマナー5つ

早速、結婚式のアクセサリーにまつわるマナーをご紹介します。ゲストとして参列するときに心得えておきたい、基本的なマナーばかりを集めましたので「まずは最低限、ここだけは」という意味でおさえておきましょう。

(1)花嫁より華美にしない

どんな時間帯に開催される式であれ、ゲストが花嫁よりも華美に着飾るのはご法度。

言うまでもなく結婚式の主役は新郎新婦。新婦よりも目立つアクセサリーをつけていくことは、マナー違反となります。

(2)昼間の式ではキラキラ度の高いものは避ける

昼間に開催される式に参列する場合には、キラキラと光り輝く宝石類は避けるべきとされています。

イミテーションであっても、輝きが強いビジュー系アクセサリーなども避けたほうが賢明です。昼間の式では、パールなどの清楚なアイテムを身につけるのが無難です。

(3)レザーなど殺生を連想するものは避ける

結婚式に、殺生を連想させるものを身につけていくのはタブーとされています。

そのため、アニマル柄のアクセサリーをつけていかないのは当然ながら、レザー素材で作られたネックレスや、ファー素材のピアス類なども身につけるのもNGとなります。

(4)パールでなくても大丈夫ながらパールがもっとも無難

繰り返しになりますが、結婚式につけていくアクセサリーは、パールが定番中の定番。

「パールじゃなければダメ」というわけではありませんが、目上の人も多く参列する結婚式では、日本古来のマナーに則って、パールのアクセサリーをしていくのが無難と言えるでしょう。また、パールのネックレスは短いほどフォーマルとされているので、おしゃれなロングレックレスよりも、短めのネックレスをしていくほうが、きちんとした雰囲気に見えます。

(5)夜間のパーティーなら輝くアクセサリーもOK

夜間に開かれるパーティーであれば、ダイヤモンドやビジューなどの光り輝くアクセサリーを着けても、マナー違反にはなりません。ただしこの場合でも、花嫁よりも目立つのは絶対的なタブー。

華やかな装いを心がける場合でも、花嫁より目立つことのないよう、引き算コーデも意識してみてください。

 

3:長さや相場は?結婚式のパールネックレスの選び方のポイント5つ

さて、上述したようにパールのネックレスは、結婚式のゲストが身につける定番アクセサリー。

そこで、ここからは上手なパールネックレスの選び方のポイントを5つご紹介します。

(1)イミテーションより本物がおすすめ

ひと口に「パールのネックレス」といっても、イミテーションから本物まで多くの種類がありますよね。もちろん予算によっては、イミテーションのもので飾るのもありでしょう。

ただしパールのネックレスは、一度買うと冠婚葬祭に長く使えるので、本物を手に入れておくと、その後何年にもわたって使い続けることができて便利です。

イミテーションのほうが値段は安く済みますが、年齢を重ねても使い続けられる本物を持っておくほうが、なにかと重宝します。

(2)鎖骨にかかるくらいの長さがベスト

フォーマルな場で使うパールのネックレスは、長すぎるものだと使い勝手が悪いです。

二連にして使うのは葬儀に参列する際には避けるべきとされているので、冠婚葬祭すべてに使えるよう、短めのネックレスを選ぶといいでしょう。

(3)ピアスやイヤリングとセットで持っておくと便利

ネックレスを買う際に、おそろいでピアスやイヤリングをセットで買っておくと便利です。

パールのネックレスは、単体で使うと少し地味に感じられる場合もあります。そんなときに、セットで着けられるピアスやネックレスがあると、思っている以上に重宝します。

(4)相場はまさにピンキリ

パールのネックレス相場は、ピンキリです。

安いものなら1万円程度でも買えますし、高級なものになると10万円を超えるものもあります。年代に応じて無理のない予算で選ぶと失敗が少なくなるでしょう。

(5)上質な光沢のあるものを選ぶ

本物のパールでも、その輝きや色合いはまちまちです。

冠婚葬祭に使う目的で購入する際には、上質な輝きのものを選ぶのがベスト。イミテーションのような安っぽい輝きのものは避け、やわらかな発色でテリのあるものを選ぶと、品が良く見えます。

 

4:やっぱりミキモト?それともティファニー?結婚式のパールネックレス5選

結婚式につけていくパールのネックレスを買うならば、ブランドで選ぶという方法もあります。そこで、結婚式につけていくパールネックレスが買えるブランドを5つ紹介します。

(1)ミキモト

「パール」と聞いたら真っ先に頭に浮かぶ人も少なくないであろう、定番中の定番ブランドがミキモト。

上質なパールにこだわり、個性的なデザインからオーソドックスなものまで幅広いラインナップが魅力です。

価格帯も玉のサイズによってかなり幅があり、カジュアルに使える手に取りやすいパールネックレスも取り扱っているのもポイントです。

(2)タサキ

「ミキモト」とならんで、根強いファンが多い日本のブランド、タサキ。こちらもパールのアクセサリーの定番ブランドです。最近は特に、個性的でモダンなデザインのものに注力していて、ファッション感度の高い人からも支持されています。

(3)ティファニー

ダイヤモンドのイメージが強いティファニーにも、パールのアクセサリーが豊富にあります。

一粒パールをあしらったデザインなど、華奢なタイプもあるので女の子らしいデザインが好きな人に人気があります。

(4)カルティエ

デザインリングや時計のラインナップが充実しているイメージが強いカルティエもまた、パールを使ったアクセサリーの取り扱いがあります。

小粒のダイヤモンドとパールを組み合わせたハイセンスなジュエリーが多く、「人とかぶるのはイヤ」「ゴージャスなパールアクセサリーが欲しい!」というニーズに応えてくれるラインナップが充実しています。

(5)ヴァン クリーフ&アーペル

「ヴァンクリ」の愛称でおなじみの「ヴァン クリーフ&アーペル」。その人気sリーズ「アルハンブラ」に、粒状ではなく、お花や蝶のモチーフのパールが特徴的なデザイン。

年齢を重ねても使える上質なデザインのジュエリーは、結婚式の装いに華やかな彩りを加えてくれます。

 

5:結婚式に着けても良いパール以外のネックレスは?

結婚式につけていくのにパール以外のネックレスを選ぶなら、一粒ダイヤなど控えめなデザインのものがおすすめです。

特に、昼間に開催される式では、前述したようにキラキラ光るものを避けるべきというマナーがあります。なので、輝きの少ないものを選ぶほうが賢明。

カラージュエリーでも問題はありませんが、この場合も、キラキラと光りすぎるものは避け、控えめなデザインで小さめのものをつけていくほうが無難です。

 

6:指輪はどうする?結婚式のアクセサリーコーデのおすすめ3つ

結婚式にゲストとして参列する際には、ネックレス以外にも、指輪をつけたい人も多いのではないでしょうか。

しかしこちらも、華やかすぎるものはタブー。選び方にコツがあります。そこで、ここからは結婚式に指輪をしていく際に使えるコーデ術をご紹介します。

(1)結婚指輪のみでシンプルに

既婚女性であれば、リングついては結婚指輪のみでシンプルにまとめていくコーデが、無難かつマナーに則ったスタイルに。

婚約指輪を重ねていく方法もありますが、婚約指輪がゴージャスすぎるものだと、主役である花嫁さんの手もとより目立ってしまう可能性があります。

(2)結婚指輪と一粒パールの指輪を重ねづけ

一粒パールをあしらった指輪を持っているなら、結婚指輪と重ねづけするコーディネートもおすすめです。

パールは結婚式アクセサリーの定番。多少粒が大きくとも、華美なイメージにはなりにくく、どんな装いにも合わせやすいメリットがあります。

(3)パールをあしらった華奢なデザインを1本だけ

独身女性が結婚式に指輪をしていくなら、パールをあしらったデザインリングを1本だけつけていくコーデ術もおすすめです。

複数の指に指輪をしてしまうと派手なイメージも強くなります。できれば指輪は1本にとどめ、もう少し手元を華やかにしたいならば、同じくパールをあしらったブレスレットを合わせると上品にまとまります。

 

7:結婚式のアクセサリーにもマナーがある!

結婚式にゲストとして参加する場合には、何を着ていくか迷ってしまいがちですよね。

洋服ばかりに気を取られてしまい、アクセサリーがおろそかになった結果、マナー違反の装いをしてしまった……なんていう失敗もよくあること。洋服を選ぶのと同じくらい、アクセサリー選びにも気を配るのがマナー美人への近道です。

華美になりすぎず華やかな装いができるパターンを自分なりにいくつかもっておくと、安心かもしれませんね。