結婚式の自己負担はいくら?結婚式費用の内訳と自己負担のリアル体験談12選

結婚式にはお金がかかりますよね。ご祝儀をいただいたり、パーティの会費を負担してもらったり、親から援助してもらったりと、すべてが自己負担というわけでありませんが、しかし当然、自分たちの持ち出しがその大半を占め、金額も少なくないでしょう。そこで今回は、結婚式費用の内訳や、自己負担のリアルな体験談をどどーんと紹介しちゃいます。
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1:結婚式の費用の自己負担額はいくらかかる?

結婚式の費用は、全額が自己負担にはならないのが一般的です。

披露宴をすれば「ご祝儀」をいただくことが多いですし、会費制のパーティの場合にも、参加していただく方からは会費を負担してもらえるので、かかったお金がすべて自己負担とならないでしょう。

(1)結婚式の費用を親が出す、出さない割合は?

ところで、結婚式の費用については、両家の親が負担するケースもあれば、しないケースもあります。

やや古いデータではありますが「ゼクシィ 結婚トレンド調査2014」(ゼクシィ 結婚トレンド調査2014 調べ)によると、挙式、披露宴・披露パーティ費用に対するカップルの自己負担額は125.0万円。また、親・親族から援助があった人は67.5%とのこと。

援助の総額は、平均で157.7万円でした。

(2)結納なしの場合は新郎側の負担を大きくするもの?

また近年では、結納のセレモニーを省くスタイルの結婚も主流になってきています。

結納金は男性側の家から女性側の家に贈られるもの。そのため、男性のほうにうより多くの金銭的負担があったため、結婚には今よりもさらにお金がかかるイメージもありました。

そんな背景から「結納なしの場合には、新郎側の負担を大きくして結納がわりにしている」というカップルも散見されます。

 

3:親の負担はいくら?結婚式の費用の自己負担ケース7つ

続いては、実際に結婚式や披露宴をするにあたり、親から援助をしてもらった人たちに話を聞いてきました。

(1)両家から100万ずつ、自分たちで100万

「結婚式と披露宴の総額が300万円ほどでしたので、両家から100万ずつ援助をしてもらったのに加え、自分たちで貯金していたものから100万円を出しました。新生活の準備にもお金がかかったので、親からの援助がとてもありがたかったです」(32歳女性/結婚2年目)

(2)両家から50万ずつ、結果として自己負担はふたりで30万くらい

「うちはリゾート婚で、身内のみの結婚式スタイルにして、グアムで挙式をしました。

総額は130万くらい。両方の実家から50万ずつ援助してもらい、残りは自分たちで出しました。自己負担が30万くらいだったので、僕が20万円、妻が10万円ちょっとを出すだけで済んでしまいましたね」(31歳男性/結婚2年目)

(3)夫の実家から100万円、私の実家から70万円で自己負担は100万ちょっと

「援助については、夫の実家がうちの実家より多く出すことにこだわっていたので、30万円ほど差をつけました。

夫の実家からは100万円を援助してもらい、私の実家からは70万円出してもらいました。挙式や披露宴の総額は300万円弱だったので、残りは自分たちの貯蓄から出しました」(34歳女性/結婚3年目)

(4)夫の実家からはゼロ、私の実家から100万円で、自己負担が150万円くらい

「夫は母子家庭で、あまり裕福ではない家で育ったこともあり、夫の実家からの援助は辞退しましたが、私の親からは100万円を援助してもらいました。

こじんまりとした式とパーティだけでしたが、それでも全部で250万円を少し超えるくらいかかったので、自己負担は150万円くらい。

夫が、“親には払わせられないけど、このくらいなら俺が出す”ということで、ふたりの自己負担分は、夫がすべて負担してくれました」(33歳女性/結婚1年目)

(5)夫の実家から130万円、私の実家からは10万円のみで自己負担は140万くらい

「結婚式関連は、総額で、なんだかんだ300万円弱かかりました。

親からの援助については、夫の実家から130万円をもらい、私の実家は父親が闘病中ということで、夫やその家族が配慮をしてくれて、10万円のご祝儀以外は実家から受け取らないスタンスで進めました。

残りは自分たちが結婚資金として貯めていた貯金から、140万円ほどを出しました」(30歳女性/結婚1年目)

(6)初婚のときは100万援助してもらい、再婚のときは援助なし

「私はバツイチで、現在は再婚しています。

初婚のときには、総額500万円ほどかけて盛大な式をしました。相手の実家からは200万円、私の実家からも100万円の援助をもらいました。残りは自分たちで出しました。

再婚の式は規模を小さめにしたこともあって、総額で150万円ほど。すべて自分たちの貯蓄から出すことにして、親からの援助はもらいませんでした。夫も再婚だったので、このあたりの考えは一致していました」(36歳女性/結婚2年目)

(7)夫の実家から50万円、私の実家からは30万円で、自己負担は80万円ほど

「夫も私も地味婚をしたいという意識が強かったので、パーティや披露宴はおこなわずに、洋装での挙式と和装での写真撮影のみにしました。

それでも、衣装やロケーションにこだわっていたら総額は160万円ほどになり、夫の実家から50万円、私の実家から30万円を援助してもらいました。

当初から、両方の実家から“親たちで総額の半分を援助する”と申し出てくれていたので、見積もりが出たあとに両家に相談して、援助額が決まった感じです」(30歳女性/結婚2年目)

 

4:結婚式の費用の内訳

ところで「結婚式にはお金がかかる」と聞きますが、その内訳を見てみると「かかるもの」と「そうでもないもの」に分けられます。

そこで、結婚式費用の内訳について、一般的に言われている相場を調べてみました。

(1)挙式料

驚く人もいるかもしれませんが「挙式料」そのものは、15万円前後が相場です。

挙式料とは「挙式を挙げること」に対してかかるお金で、キリスト教式なのか神前式なのかなど、スタイルによって多少前後します。

(2)料理・飲み物

料理や飲み物は、多くの式場でいくつかのランクに分かれていて、豪華な食材を使う料理ほど料金も高めに。飲み物に関しても選べるドリンク類が増えるほどに単価が上がるのが一般的です。

見積もりでは「ひとりあたりいくら」という出し方をするので、新郎新婦とゲストの人数をかけて合計額が算出されます。

(3)衣装

衣装もこだわりだすと、青天井でお金がかかりはじめる部分。

逆に、スタンダードな「基本プラン」などで組み込まれているドレスでいいという場合には、かなり安価で抑えられる傾向です。

しかし、安価なドレスは着古した感があったり、デザイン古くて気に入らないという場合も。結果的に「やっぱりこれじゃイヤ」と考える花嫁も多く、相場感としては30万円を超える負担になっているケースが多いでしょう。

また、新郎の衣装の相場は花嫁衣装と比較すると安く、15万円前後で済んでしまうケースが多いです。

(4)ウェディングケーキ

ウェディングケーキは、生ケーキなのか、イミテーションなのか、大きめなのか小さいサイズなのか……など、内容によって金額がかなり変わります。

一般的には「生ケーキかつサイズ大きめ」のものがもっとも予算がかかる傾向にあります。

また、式場に用意されているプランのスタンダードなケーキで済ませる場合には、料理やドリンク同様に、ゲストの頭数×1,000円ないし1,500円程度が加算される相場感です。

(5)テーブル装花

テーブル装花は、凝りだすと一気に見積もりが跳ね上がる部分です。

ベーシックな装花だと華やかさに欠けると感じる場合には、グレードを上げることになります。一般的に装花は、「テーブルの数×単価」で計算されるので、ゲストの数が多くなるほどテーブルの数も増えて、装花の見積もりも高くなります。

また、新郎新婦が座る高砂席の装花は、5〜10万円程度が相場になっています。

(6)招待状

招待状は、お送りするゲストの数にプラスアルファの枚数を用意する必要があり、こだわるほど予算が高くなります。

また、印刷費や筆耕代に加えて、切手代がかかる点を忘れるわけにはいきません。

相場感としては、印刷から筆耕、切手代までひっくるめて1通あたり1,000円弱を見ておくと安心です。

(7)席次表

ゲストの数が定まった時点で、席次表を印刷することになり、ここも1ゲストあたり数百円の予算がかかります。

(8)引き出物

結婚式に来てくれたゲストに渡す引き出物も、ゲストの数プラスアルファを用意することになります。

相場としては1軒あたり4,000円前後のものを選ぶカップルが一般的で、いただいたご祝儀の額に関係なく、一律でお渡しするパターンも少なくありません。

(9)カメラマン・アルバム

最良の日を思い出に残すためには、カメラマンやアルバムも忘れるわけにはいきません。

写真やカメラマンへのこだわりが強いカップルだと、有名カメラマンや人気カメラマンを指名するケースも多く、そうなると「指名料」も必要になります。

また、アルバムもデザインによって金額がまちまちなので、豪華なものを選ぶほど、高額な見積もりになりがちです。

(10)サービス料

結婚式場でも、ホテルでも、リゾート婚でも、見積もりに必ず入ってくるのが「サービス料」。

こちらは、総額の10%が主流なので、予算を組む際には、実際の金額の1割増で支払う必要があると心得ておくといいでしょう。

 

5:会費制にすると安上がり?結婚式の自己負担を50万円以内に抑える方法5選

会費制のパーティ形式は、自己負担額を抑えたいカップルにも人気がある選択肢です。

そこで、自己負担を50万円以内に抑えたカップルたちに、その手法を聞きました。

(1)知り合いのお店に頼む

「うちは予算を抑えたかったので、知り合いの店に頼んで格安で結婚パーティをやらせてもらいました。

会場費がかからず、料理代と飲み物代だけでやってくれて、会費は8,000円。しかも新郎新婦の分は、店のオーナーがサービスということで、タダにしてくれました。結果、自己負担はゼロで済みました」(34歳男性)

(2)会費から内容を決める

「披露宴ではなくパーティ形式にすると決めたときに、先に会費を1万円と決めて試算し、その額で収まる範囲内でできる会場や内容に決めました。

衣装代が少しかかったので持ち出しはありましたが、それでも自己負担は30万円ほどで済みました」(32歳女性)

(3)こじんまりとやる

「パーティも規模が大きくなると、それだけ会場費とかが高くなるんで、僕らはこじんまりとやる形で、安く抑えました。

親族と仲のいい友人の20名程度の規模で、雰囲気のいいレストランを2時間貸し切って、会費は1万円。結果としてほぼ自己負担はゼロでした」(35歳男性)

(4)衣装を安く調達する

「レストランでパーティをしたんですが、衣装は自前でそろえる必要があり、インターネットを活用して、安い衣装を探しました。

二次会用のパーティドレスで検索をかけると、それなりの見栄えで2万円くらいで買えるドレスも多かったので、それで十分でした。

衣装代を安く済ませたおかげで、自己負担は10万以内でしたよ」(31歳女性)

(5)友人にカメラマンと司会をお願いした

「カメラマンや司会はプロのほうがいいとは聞いていたんですが、予算を抑えたかったので、友人に日当1万円でそれぞれお願いして、総額を抑えました」(34歳男性)

 

6:結婚式の自己負担額は個人差がある

結婚式の自己負担額に関しては、相場は、あってないようなもの。

親からの援助の有無や、選ぶ式のスタイル、規模などによっても、自己負担の額は大きく変わります。

自分たちらしい式を満足いく形で挙げるために「いくら必要なのか」については、実際に見積もりを見ながら、ふたりで検討する必要があると言えるでしょう。

 

【参考】

ゼクシィ 結婚トレンド調査2014 – リクルートマーケティングパートナーズ