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こんな旦那いらない!旦那がいらないと思った瞬間5選…対処法はあるの?

三浦 希枝

三浦 希枝K.Miura

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目次

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1:こんな旦那いらない!

旦那がいらない! そう感じてしまうのは日々の生活の中で、ちょっとした相手への不満が積もりつもってしまうというのがキッカケではないでしょうか。人によって状況は異なりますが、自分だけが頑張っているように感じたり、相手の思いやりが感じられなかったり……そんな場面が続くことで、相手への不満や不信感が増してしまいますよね。

 

2:共働きなのに家事は妻まかせ?こんな旦那いらないと思った瞬間5つ

昔は結婚をすれば、妻は家庭に入ることが当たり前でしたが、今では結婚しても仕事を続ける女性が多い時代。同じように仕事をして、家に帰れば当たり前のように家事や育児といったタスクが待っています。そんな共働きの妻たちが、こんな旦那いらない! と強く思う瞬間について、話を伺ってきました。

(1)子どもに関することに興味が薄い

仕事をしていると、子どもの行事やPTAの集まりなどの子どもに関する予定と仕事のスケジュールを調整するのに悩むことがあります。そんなとき、子どもたちのことに一切自分から関与してこようとしない旦那の態度に「こんな奴いらないわ……」と心の中で悪態をついてしまうことも。

「自分は仕事だから当たり前に子どもの行事では休めない、保育園の送り迎えも私がやって当然、という姿から、心底協力的ではないんだなと思いましたね。ガッカリです」(Aさん・30代女性/医療事務)

子育ては女がやるべき、なんて考えはもう古い! とはいっても、やはり「女は家事・育児」と考える男性は根強くいます。しかし、その家事や育児に少しでも参加したり、せめて参加する姿勢を見せてくれることで、体力的な面でも精神的な面でも負担が軽くなることを理解してほしいものです。

(2)家事は妻がやるのが当たり前!という態度

仕事中に今日の晩ご飯は何にしよう? とか帰ってからやらなくてはならない家事を頭の中で整理しながら帰宅するのが、働く妻たちの習慣になっていることも。しかし、突然報告もなく早く旦那が帰ってくると、そこで自分が考えていたスケジュールが崩れ、さらに文句をつけられることも……。

「例えば、帰宅時間から逆算して後に回している家事を“なんでやりっぱなしなの?”なんて指摘されると、こんな旦那いらねーわ! と殺意がわくときがあります。こちらがワタワタしていても、手伝ってくれる素振りもないので、もう半分諦めています」(Bさん・20代女性/パート)

男性も会社に行けば一日のスケジュールを考えながら仕事をしているはずですよね。しかし、共働きの妻というのは、仕事に加えて家事や育児、ときには介護なども一日のスケジュールに組み込んで行動しなければならないことがあります。

タスクの種類が多いので、その負担は大きいです。「洗濯物畳んでおくね!」「洗い物はやっておくわ」なんていうひと言があるだけでも、妻は助かるし旦那を見直すことができるんです。

(3)口を開けばディスってくる夫にウンザリ!

朝は最もバタバタする時間帯。子どもの登校準備や食器の片づけ、旦那の弁当づくりなど、1分も無駄にできないような状況になるもの。そんな忙しそうな妻を見た夫のひと言にウンザリという女性が。

「朝の忙しい時間帯、スマホいじりをしながら夫がひとこと“なんか忙しそうだねー”と言ったときに、イライラが爆発しそうになりました。

自分のことは後回しでとにかく子どもを優先、その次に家のことを考えて行動している妻に対して言うセリフとは思えませんよね!」(Cさん・40代女性/事務)

誰しも余裕があれば、自分の身なりを整えられますし、女性なら綺麗でいたいと思う気持ちは必ずあります。しかしそれよりも優先すべきことに追われて、とても自分に手をかけられる時間がないのが現状なのです。そんな姿に気づいているのなら、少しでも妻に余裕を与えてあげてほしいものです。

(4)労いや感謝が感じられない

仕事着が洗濯されているのが当たり前、帰ったらご飯が用意されているのが当たり前……いう態度の夫を見たら、頭にきてしまうことでしょう。

「少しでも家計が潤えばと思い仕事に出ていますがそれに関しても“自分で決めて外に働きに行っているんだから”と、弱音や愚痴を聞こうともしてくれません。

まるで家政婦みたい……なんて一人でむなしくなるときがありますよ。ありがとうって言ってくれるだけで違うのに……。正直、こんな生活が続くなら、ひとりでいたほうが楽なんじゃないかな、と考えてしまう。旦那なんていらないと思う日もそう遠くないかも」(Dさん・30代女性/歯科助手)

きれいに洗濯された服を着て、帰ってきたら食事ができている。こんな状況は、ひとりであれば叶いませんし、本来ならすべて自分がやらなくてはいけないこと。仕事をしつつ、家事をこなしている妻に、その感謝を伝えることがどれだけ大切なのかを気付くべきでしょう。

(5)具合が悪いときでもおかまいなし!

自分が体調を崩しているときにはつらそうにするわりに、こちらが具合が悪くてもなんの配慮もなく家事や育児を要求してくる旦那、いませんか? そんな態度を目の当たりにしたら、怒りを通り越して呆れてしまうかもしれませんね。

「わたしだって同じ人間、体調を崩して起き上がるのもしんどいときだってあります。でもそんなときに“ごはんは?”なんて言われたら、コイツいらねぇ!と心の中で叫びたくもなりますよ」(Eさん・40代女性/IT関係)

共働きの妻というのは仕事に加えて家事なども背負っているのでつい無理をして体調を崩すことだってあるでしょう。そんなときに、自分のことしか考えない旦那の発言を聞いたら、いなくなってくれないかな?と考えてしまうのも仕方のないことなのかもしれませんね。

 

3:こんな旦那いらないと思ったときの対処法5つ

「こんな旦那、いらない!」と思ったとき、そのままの気持ちで突き進んでしまえば、お互い別の道を歩むという結論もありえますが、そう簡単にはいかないもの。結婚というのは自分のことだけではなく、子どもや親族のことも考えなければならないのが難しい問題ですよね。ここでは、そんな気持ちになってしまったとき、どうすれば気持ちを切り替えられるのかを紹介していきます。

(1)ひとり、または子どもと出かけてストレス発散する

「旦那に対してストレスが爆発しそうなときには、ひとりで過ごす時間を贅沢で快適にするように心がけています。行ってみたかったカフェでランチをしたり、趣味などで有意義な時間を過ごしたり、自分にちょっと良いものを買ったり」(Fさん・30代女性/薬剤師)

外出することで気分転換ができて、トゲトゲした気持ちを収めやすくなるので、適度に自分の機嫌をとる日を作って過ごすというのは効果的。子育て中だとなかなかひとりの時間を確保するのは難しいとは思いますが、少しでも自分で自分を大切にしてあげる時間を作ると、ささくれ立っていた気持ちも少しは落ち着くはず。

(2)精神年齢の低い大きな子供と割り切る

「旦那は大人ではあるけど、中身はお子さま! そう心の中で割り切ってからは、イライラすることがあっても“おこちゃまだからできないでちゅよね……”なんて想像しながら家事をしています。でないと相手に爆発してしまいそうなので、自分で脳内変換して気持ちを紛らわせています。まぁ腹立つことは腹が立つんですけど……」(Gさん・20代女性/販売)

心の中で「この人は子ども」と割り切ることで、イライラする気持ちを少しでも抑えられるという人もいるよう。そんな妻の態度に気づいて、大人らしい姿勢を見せてほしいものです。

(3)友人に話したり共有したりする

「旦那に対する不満は、同じ考えや思いの友人やママ友と話すのがいちばん! 共感してもらえることでモヤモヤを解消されます。そこに対して真剣に対処法を考えてたり、自分たちはこうしたという経験を話してくれる仲間も多いですから、なくてはならない存在ですね」(Hさん・30代女性/パート)

お互いの旦那の情報を共有することで、うちの場合、この対処法が効果があった方法を伝え合うことができるのも大きなメリットですね。

(4)不満点を話し合う時間をとる

「育児休暇中で、家にいますが、毎日子育てに追われて、家事がおろそかになってしまうこともしばしば。それを旦那から指摘されヘコむことも多かったので、自分が一日何をしているかを具体的に書き出し、現状自分はこんなことを大変と感じている、あなたにはここをサポートしてほしいと、自分が不満に感じていることを明確にして話し合いの機会を設けました。

家にいるイコール楽してる……と思っていたようですが、わたしのやることの多さを目の当たりにして、話し合いの後からは自ら進んでできることをしてくれるようになりました。自分から相手に理解してもらうための歩み寄りも重要なんだなと感じましたね」(Iさん・20代女性/主婦)

普段自分がどんなことをしているのかを書き出してタイムスケジュールと共に見せて話し合うことで、日ごろの苦労を理解してもらえることも多いようです。書き出すだけで頭がクリアになることも。

(5)まず自分から行動を変えてみる

「付き合っていたころには感じられた気遣いが、結婚してから感じられなくなったのは、やってくれるのが当たり前な存在だと思っているから。なのでわたしは彼の仕事への労いや、なにかしてくれた時には感謝の言葉を伝えるという行動で示してきました。

すると時間がかかりましたが、今では一日の終わりに、たまーに“いつもありがとう”と労いの言葉をかけてくれたり、家事を進んで手伝ってくれたりするように成長してくれましたね。相手を変えるにはまず自分からなのかなと思った出来事です」(Jさん・40代女性/事務)

ひとりで山積みのタスクをこなしていると、なんで自分ばっかり……と思ってしまうものです。しかしそこで終わるのではなく、相手がどうすれば今の自分の状況を見直してくれるかという点で見たとき、自分の行動から変えてみるというのもひとつの対処法として活用できるのではないでしょうか。

 

4:ポンコツ旦那も使いよう&育てようで大変身!

旦那が外で仕事を頑張ってきてくれるのはとてもありがたいし、生活の支えになってくれているのは確か。でも、自分ひとりだけではその生活は成り立っていないのだということを、もう少し世の旦那さんたちには分かってほしいものです。

妻への労いや気遣いがあるだけで、家庭はもっと明るくなるハズ! 「旦那なんていらない!」と思わせないためにも、妻が背負うものの多さに気づいてほしいものですね。