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彼氏の既読無視は別れの前兆?既読無視する彼氏の心理と対処法

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

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1:彼氏が既読無視する…

恋人とのやりとりにEmailを使っている人は少ないでしょうし、「LINE」や「Messenger」さらには「wechat」「WhatsApp」など、リアルタイムでメッセージのやり取りができるSNSアプリを、恋人との連絡のメインにしているという人は多いでしょう。

これらのアプリはリアルタイムでやりとりができて便利な反面、それに慣れてしまうと、返事が遅いと不安になったりしますよね。

しかも、読んだか読んでいないかもわかるため、読んでいるにもかかわらず(=既読)、返事がこないという「既読無視」をされてしまうと、「なんか気に障ることでも言ったののかな」とか「嫌われてしまったのかな」など、いろいろ考えてしまって不安になりますよね。どうして人は、既読無視をしてしまうのでしょうか。今回は、そんな誰にでも起こりうることを、心理的に分析してみましょう。

 

2:彼氏が既読無視する心理と対処法

人が既読無視をしてしまう心理についておこなわれた研究は、残念ながら今のところありません。加藤由樹による「既読無視と未読無視:LINEの既読表示機能に関する基礎調査」(メディア情報研究)という研究はあるのですが、これは既読無視や未読無視をされたときに、人とはどう不快に感じるのかを調べた研究なので、既読無視をするほうの心理については、明らかになっていません。

そこで今回は、いくつかの仮説を立てて、考えて見ることにしましょう。

(1)返事を求められてないと思っている

おそらく、たいていはこれがいちばんの理由ではないかと思うのですが、恋人から送られてきたメッセージに、返事が必要だと思っていない場合です。

特に男性には、コミュニケーションがあまり得意ではない人が意外と多いもの。

よく、「話を聞いてほしいだけなのに、一方的なアドバイスをされた」という感じで、男女間のコミュニケーションにストレスが生じることってありますよね。「聞いてほしいだけなのにリアクションされた」ということがあるということは、その反面、「返事が欲しいのにリアクションがない」ということも十分に起こりえます。

男子とメッセージをやり取りをするときは、ちゃんと返事が必要とわかるように、メッセージを送りましょう。

(2)ただ面倒なだけ

男子の中には、たとえ好きな相手でも、話を延々と続けるのが苦手な人がいます。これも、コミュニケーションが得意ではないということに共通するのですが、得意ではないからこそ、面倒になって返事をしないということも。

直接会って話したり、電話で話したりしているときでも会話が盛り上がらないという男子の場合は、既読無視をしがちな可能性があるもしれません。まぁ、電話が文字入力に適していなかったり、文字を入力すること自体が面倒だという場合もありますが……。

そういう面倒くさがり屋な彼には、スタンプを送るだけでも大丈夫ということを、さりげなく自分から示してあげてみてはどうでしょうか。

(3)忙しくて返事を忘れた

筆者もよくあるのですが、届いたメッセージ自体は歩きながらでも確認できるのですが、いざ返事となるとオジサンには難しいもの。立ち止まって返事を返したいと思いつつ、電車の乗り換えのタイミングだったりして、うまく返事ができないときがあります。そして、あとで返事しよう思っても、失念してあっという間に数時間経ってしまうことも。

相手のライフスタイルから推測して、「今の時間は返せないのかな?」などと理解してあげられるといいかもしれませんね。

 

3:ケンカ中に彼氏が既読無視!対処法3つ

ところで「ケンカをしていたら、彼氏が既読無視をしてきた」という経験ありませんか。この場合は、以下のふたつのシチュエーションが考えられると思います。

(1) ケンカをしているときに既読無視をされる

つまり、すでにケンカをしている状態で、仲直りをしたいなとか、連絡を取る必要があるのに、既読無視をされる場合です。筆者のようなオジサンからすると、「既読無視で悩むくらいなら、なぜ電話をしないの?」と思ってしまいます。

実際、このシチュエーションでは、直接会うか、電話をするかのどちらかしか対処法はないかもしれませんね。

(2)メッセージをやりとりしてるときケンカになって既読無視をされる

この場合、ケンカになって怒っていたり、腹が立っていたりという不快な感情を抑えるために、既読無視をしていると考えられます。どちらがケンカの原因か、何がケンカの原因かわかりませんが、謝るなら謝るという意図がはっきりと伝わるメッセージを送って、しばらく様子をみましょう。

追い打ちをかけるようにメッセージを送っても、相手が意固地になってしまうだけで解決にはつながりません。

(3)既読無視であって未読無視ではないこと

ところで、気づいてほしいのが、既読無視と未読無視は違うことです。当たり前ですが、既読無視は返事をしないだけで、読んでいるわけです。本当に相手のことがイヤになったらブロックしたりして、そもそもメッセージを読みませんよね。

そのため引いて考えると、既読無視だからといって、嫌われたり、別れの前兆だということではないんです。

 

4:まとめ

いかがでしたでしょうか。LINEなどのメッセージアプリのいいところは、いつでも読めて、自分の都合で返事ができるところ。リアルタイムに返事をやり取りしなくていいものなのだということを理解していれば、少しは気が楽になりませんか。

 

【参考】

既読無視と未読無視:LINEの既読表示機能に関する基礎調査」(メディア情報研究)