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言葉足らずな人の共通点!言葉足らずの失敗談と克服する方法

月野 はる

月野 はるH.Tsukino

目次

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1:言葉足らずの意味って?

そもそも言葉足らずとは、どんな意味なのか調べてみると……

ことば‐たらず【言葉足らず】

[名・形動]十分に説明できていないこと。また、そのさま。「言葉足らずな表現」

(出典:小学館デジタル大辞泉/小学館)

つまり言葉=説明ということですね。ちゃんと説明をするための語彙力が足りない場合や、それをしっかりと相手に伝わる言葉にできない場合、そして、相手が必要としている情報を出せていない場合なども、言葉足らずと言われるでしょう。

 

2:ビジネスでも!言葉足らずを使う例文3つ

ビジネスでも「言葉足らず」を使うことがあります。その例文をご紹介します。

(1)シンプルに

相手がこちらの意図と違う反応をしてきた場合、「言葉足らずで申し訳ございません」「言葉足らずですみません」と、シンプルに謝罪の前につけて使用することも多いです。メールの文面などでも、とてもよく使われる例文ですね。

(2)誤解の原因として

「言葉が足りず、誤解を生じさせてしまい、大変失礼いたしました」といったように、ビジネス上のやりとりにおいて、誤解を生じさせてしまった際、その原因に説明不足がある場合にはこのような例文で謝ることも可能でしょう。

(3)補足する前に

「弊社のプレゼンについて、言葉足らずで恐縮ではありますが、少し補足をさせていただいてもよろしいでしょうか。」などというように、追加で補足を入れたい場合に、そのまくらとして「言葉足らずで恐縮ですが……」とクッションを入れるように使用することも可能です。「一度に伝えられなくて申し訳なかった」という意思を示すことで、相手に対する配慮になります。

 

3:言葉足らずで後悔…失敗した恋愛エピソード3つ

言葉足らずによる失敗には、ビジネスだけでなく、恋愛においても発生します。そこで、言葉足らずの恋愛エピソードを集めてみました! 仲がいい2人でも、言葉にして伝えなければ、伝わり切らないものもあるんです。

(1)伝え方が下手で…

「彼氏とケンカになったとき、もっと心配してほしくて、もっと好きでいてほしくて、直してほしいことや、もっとこうしてほしいという希望を伝えたんです。

でも、改善点や文句ばかりを並べているうちに、彼氏は私が別れたがっていると勘違い……。“そんなにいやなことがあるんだったら、別れたほうがいい”って、あっさり受け入れられてしまったんです。

そんなつもりなかったのに、すぐに別れに変換する彼の態度にも腹が立って、大ゲンカに。結局、別れるまでは至りませんでしたが、かなり危ない状況にまで発展しました」(Iさん・28歳女性)

ケンカ中は、なかなか冷静にはなれず、思いのままに言葉を発してしまいがち。そんなときこそ冷静に、ひとつひとつ言葉を丁寧に伝えましょう。

(2)遊びのつもりが…

「ナンパした女性と、遊びで付き合っていたつもりが、相手が本気だったとわかって焦りましたね。相手も軽いノリだったし、楽しければいいよね!って雰囲気で分かってくれているものだとばかり……。

別れたくないってしつこいし、本当にうんざり。ちゃんと言いにくいことでも言葉にして確認しないと大変な目にあうと心にきざみました」(Yさん・31歳男性)

本気のお付き合いでないのならば、マナーとしてその了承を事前にとるべきですよね。「雰囲気で分かってくれている」だなんて甘い考えなのかもしれません。

(3)結婚

「結婚の意思について、彼氏と付き合う前に話していて、お互いに結婚に前向きだと確認したうえで交際がスタートしました。

でも2年経ってもプロポーズもなし。そこで思い切って”結婚したいって言っていたよね?”と聞くと、”まぁ、いつかはしたいと思ってる”との返事が……。

すぐにでも結婚したい私と、結婚を期待する時期がまったく違ったんです。でも、2年も付き合っていると、あっさりと別れることもできないし……。彼が結婚したいと思うまで、これからまだ何年も待たなければいけないなんて、つらすぎる……。

結婚の意思があるかだけじゃなくて、時期や条件など、細かい点まで付き合って時間が経ちすぎないうちに確認すべきでした」(Sさん・30歳女性)

結婚についての話は、お互いの価値観をしっかりと言葉にしてすり合わせないと、思わぬ誤解がうまれることも。時間を有効に使うためにも相手の意見をしっかり確認したいところです。

 

4:改善の余地あり!言葉足らずの克服法3つ

言葉足らずで、上手に表現や説明ができないことに、自分自身でイライラしてしまうこともありますよね。人間関係をスムーズにするためにも、克服して損はありません!

言葉足らずの克服法を考えてみました。

(1)察してくれると期待しない

「相手も、これくらい言えば察してくれるだろう」という期待を、あまり過信しないようにしましょう。日本人は、他人の考えや思いを察する能力が高いと言われていますが、すべてを正確に察するのは不可能でしょう。しっかりと重要な部分は言葉にして伝える習慣を!

(2)事前に考えておく

会話が始まる前に、どういう話をしたいか、相手がどのような反応をするか、そのときにどう対応するか、絶対に伝えたい点は何か、などを考えておくのも有効です。

会話をしているときには、焦りが出てしまったり、相手のペースに流されてしまいがち。事前の準備で改善を目指しましょう。

(3)主語をちゃんとつける

主語を付けずに話し出す人って、案外多いですよね。本人は誰の話をしているか分かっていても、相手にしてみたら「え? 誰の話?」「あなたの考えだよね?」となって、真意が伝わらないことも。誰が、何が、という主語をつけることをお忘れなく。

 

5:まとめ

言葉足らずなことで、失敗したり、後悔したりしないように、上手に克服をめざしましょう。

また言葉足らずな人は、悪気がないことも多いので、しっかり言葉を受け止め、足りない点は説明を求めるなどの対策を!