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結婚はいつするもの?男性&女性が結婚を考えるタイミングと結婚適齢期診断

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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目次

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1:結婚するタイミングはいつがいい?

結婚は、人生における一大イベント。踏み出すのには、勇気も必要でしょう。しかし、あまり考えすぎるとかえって踏ん切りがつかなくなります。

自分で決心できないときは、パートナーからの提案、友人の助言、家族のすすめなどが後押しになります。最近では、「授かり婚」などのパターンも多いですよね。

 

2:結婚をいつから意識した?女性が結婚を考えるタイミング

女性はどんなタイミングで、結婚を具体的に考えるのでしょうか。

(1)周りが結婚し始めた時期

「20代前半のころは結婚している友だちなんていなかったので、ぜんぜん意識していませんでした。けど、後半になってちらほら結婚する子が出始めて。そのときは結婚式に参加しても余裕があったんだけど、その数が増えるにつれ、焦りがでてきました。

30代に入ると、さらにその数が増えて、独身がどんどん少なくなって……。それで、私も結婚しなくちゃと思うようになりました。今、婚活しています」(Mさん・32歳女性)

(2)友だちの子どもを見る表情を見たとき

「友だちが子どもを産んだので、お祝いに行ったんです。その子は昔から、“結婚なんてしたくない”“子どもなんていらない”って言ってたのですが、別人のようになっていました。子どもを見ている幸せな表情を見たとき、人って結婚でこんなに変わるんだなって感動したんです。

そのことがあって、私も一気に結婚に興味が湧いてきました」(Iさん・29歳女性)

(3)入院して寂しくなって…

「仕事のストレスと過労で、体調を崩したときがありました。そのとき、1日だけ入院したんです。

点滴を打たれながら、病室の天井を見上げているうちに、無性に寂しくなりました。私はこのままひとりで死んじゃうんだ……とすら思えてきたんです。それはすごくイヤだと思いました。

そこから結婚を意識するようになりましたね」(Nさん・31歳女性)

(4)別れるかどうかの瀬戸際に立たされたとき

「彼とはもう5年ぐらいの付き合いになります。お互いに結婚の話はしませんが、いずれはそうなるだろう……ぐらいの考えでいました。

ところが、あるとき彼の浮気が発覚。別れるかどうかの話もしました。でも、実際のところ、彼以外の人のことなんて考えられなくて。彼も、“もう絶対に浮気しない”って言うし、私との結婚も本気で考えていると。

彼の口からその言葉が出たのは初めてで、正直、嬉しかったんですよね。それで私も許すことにして。今、結婚に向けて話が進んでいるところです」(Yさん・35歳女性)

(5)彼の親のすすめで

「彼の家に初めて遊びに行ったときでした。緊張しましたが、お義母さんもいい人で、すぐに打ち解けることができました。

3人で話していて、彼が席を外したときです。お義母さんが、“どうなの?”と聞いてきました。それが結婚のことだとすぐに察しが付きました。ただ、まったくそんな話を彼としていなかったので、答えようがなかったんですよね。

するとお義母さんが、“あの子も考えているみたいよ”と言うんです。“だからあなたも考えてみて”と言われ、そこから意識するようになりました」(Rさん・31歳女性)

(6)友だちに彼を紹介したときの反応で

「仲のいい友だちがいて、その子に彼を紹介したんです。すると、“すごく合っていると思う!”と言ってくれたんです。今まで何人か紹介したことはあったけど、この反応は初めて。自分ではわからないけど、私にピッタリの相手だと思ってくれたみたい。“絶対に手放さないほうがいい”と言われてその気になり、結婚したいと思うようになりました」(Cさん・30歳女性)

(7)妊娠が発覚して

「付き合って2年の彼とはと同棲していたんですが、あるとき、私の妊娠が発覚。結婚の話はまったくしてなかったので、そのことを告げるのには勇気がいったんですが、妊娠したと話したら、じゃあ結婚しようとすんなり。

そこからは具体的な話になりました。お互いの親に挨拶をして、結婚式の日取りなんかも決めて……とんとん拍子で結婚しました」(Hさん・33歳)

 

3:仕事が軌道に乗ったとき?男性が結婚を考えるタイミング

では、男性が具体的に結婚を考えるタイミングとは……?

(1)親友が結婚して遊び相手がいなくなった

「高校からの友だちで、しょっちゅう一緒に遊んでいる奴がいました。あるとき、そいつが“結婚することになった”と言ってきました。もちろん祝福しましたけど、結婚後は遊びには容易に誘えなくなって。それでちょっと寂しいな……と思うようになり、自分としても、結婚を考えるようになりました」(Tさん・29歳男性)

(2)仕事が軌道に乗って暇になった

「30歳のときに独立して、起業しました。最初のうちはてんやわんやで、休みなんてほとんどなく、彼女を作る暇もありませんでした。

3年ぐらいしてようやく仕事が軌道に乗って、生活もだんだん落ち着いてたんです。ようやく遊びにも出かけられるようになって、友だちに紹介された女性とお付き合いすることに。相手が彼女で決まるかどうかはわかりませんが、結婚についても少しは考えられるようになってきました」(Kさん・35歳男性)

(3)性欲が落ちているのに気づいて

「30代半ばくらいから、だんだんとカラダに衰えを感じるようになってきたんです。

特に性欲。昔ほど、湧き立つような欲求がなくなってきたんですよね。朝勃ちもしなくなり、これはヤバい……と。子どもが欲しいと思っているのもあって、精力がもちそうな30代のうちに、なんとか結婚したいと考えています」(Yさん・37歳男性)

(4)運命的な出会いをして

「合コンに参加したときでした。モロにタイプの女性がいたんです。今まで出会った女性の中で、ダントツのトップ。もう、無我夢中でアタックしました。そのおかげで、なんとか交際に至りました。

出会った時点で、これはもう運命的な出会いだと思い、結婚は意識してましたよね。もうじき付き合って1年になりますが、彼女を思う気持ちはまったく変わっていません」(Eさん・36歳男性)

(5)母親が病気になり

「2年前に母親が病気になり、手術を受けました。結果的には問題なく回復したんだけど、あのときは焦りましたね。

うちは、父親もいなければ兄弟もいなくて、母ひとり子ひとりの家族。だからもし母親に何かあったら、ひとりぼっちになるわけです。家族というものを本気で考えました。家族になれるような人を見付けたいって本気で思い、真剣に相手を探すようになったんです」(Gさん・40歳男性)

(6)彼女が子どもを見つめる姿に

「付き合って3年になる彼女がいます。あるとき、デートをしていて、大きな公園に行きました。そこには子ども連れの家族が多くいました。すると彼女が、近くで遊んでいた子どもを見て、“かわいいね”ってボソッと言ったんです。

その姿が印象に残って、しばらく頭から離れませんでした。彼女は僕と同じ歳だし、結婚してても不思議ではない年齢。子どものことを考えると、そろそろ本気で結婚についても考えないといけないなって思いました」(Mさん・33歳男性)

(7)告白をしたときに口が滑って

「彼女と出会い、告白をしたときでした。“好きです”と伝えたんだけど、あとひと歩押しが欲しいような感じでした。そこでつい、“結婚も考えている”と言ってしまって……。でも、そのおかげで彼女はOKしてくれました。

だから今でも、結婚を前提にした交際が続いています」(Sさん・37歳)

 

4:私はいつ結婚できる?何歳で結婚できるかわかる結婚適齢期診断

私はいつ結婚できるのか……と悩んでいる方も多いでしょう。ぼんやりとでも、「何年後か」くらいわかっていると、気持ちも楽かもしれません。そこで、多くの男女の相談を受けてきた元No.1キャバ嬢で恋愛ライターのナナミ・ブルボンヌさんに、結婚時期の目安となるような質問事項をあげてもらいました。

(1)恋愛経験は多いほう?

ナナミ:恋愛経験が少ないと、いい男かどうかを見分ける能力が低いように感じるかもしれません。そうなると、結婚も遠退いてしまうように感じます。しかし、恋愛経験が豊富で、付き合った人数が多い女性は、そのぶん比較対象が増えてしまいます。

「今の彼のほうが優しいけど、元彼のほうがお金を持ってた……」なんていうことも考えがち。すると、「もっといい男がいるのでは……」と結婚に踏み出しにくくなります。そういったことから、恋愛経験が少ないほうが、結婚が近いのではないかと思われますね。

(2)周りの友だちに結婚している人は多い?

ナナミ:意志というのは、今、自分のいる環境に大きく左右されます。結婚においてもそう。周りに結婚している友だちが多ければ、自然と結婚願望も高まってきます。「友だちと同じ話題で盛り上がりたい」といった意識が、結婚を近付けるでしょう。

(3)趣味が多い?

ナナミ:趣味というのは、それなりにお金がかかるもの。趣味の数が増えれば、そのぶん出費も増えますよね。でも結婚すれば時間はもちろん、それほど自由にお金も使えなくなります。そのため、趣味が多い人は、時間とお金を自由に使えない状況を無意識に嫌って、結婚に気持ちが向かない人は多いです。

しかし、趣味がキッカケで繋がる男性もいるので、適度に趣味をもつことは大事ですよね。

(4)「男運がない」と感じる?

ナナミ:選んだ男がダメンズばっかりだったり、付き合っているうちにどんどんダメ男になっていく……という女性も少なくないでしょう。この状況に対して、「自分は男運がない」と感じるかもしれません。しかし、これは責任を他に委ねている考え方といえます。

まず、自分にも非があることを受け入れなくてはいけません。「男運がない」のではなく、「男を見る目がない」という捉え方をすべき。男運がない……と嘆いているうちは、結婚までの道のりは遠そうですね。

5)結婚のためにまずは恋愛がしたい?

ナナミ:結婚と恋愛がまるで違うというのは、多くの既婚女性が思うところではないでしょうか。結婚に求めるのが安定とするなら、恋愛に求めるのはドキドキ。だとすると、対象となる男性のタイプもまるで変わってきます。正反対と言ってもいいでしょう。

結婚を優先するなら、ドキドキを求めるべきではありません。それでも、まずは恋愛が盛り上がってから……と考えるなら、結婚に対する願望がさほど強くはないということ。意識が高まって結婚に至るまでには、数年かかりそうですよね。

 

5:瞬発力も必要!

結婚に対する意識というのは、自分でも把握しきれていないところもあります。しかし深く考えると、ますます結婚が遠退いてしまいそうでもある。そういった感情を排除して、勢いよく踏み出す瞬発力が必要なのかもしれません。

 

【取材協力】

ナナミ・ブルボンヌ・・・元No.1キャバ嬢のライター。スポーツ新聞などでライターをするかたわら、ネットショップでレディースウェアやコスメも取り扱っている。『キャバ嬢とヤレる極意』の著者。