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不倫現場に遭遇したら?やっておくべきことと絶対にしてはいけないこと

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:不倫現場を見ただけでは不貞の証拠にはならない

かつて、芸能人カップルで、夫の不在中に妻が不倫をしていて、不倫相手をクローゼットに押し込めた、なんていう話がありましたが、一般的に、夫や妻の不倫現場を見るということは、それほど多いケースではないですし、できるならしたくない体験ですよね。

しかし、ショッキングなことに、現場を見たというだけでは、不貞に関する公的な証拠にはならないことも。例えばキスだけだと、不貞行為だと認定されないケースがあったり、ホテルに入るところをみても、相手の抗弁によっては、言い逃れができてしまう可能性があるからです。

もし不倫の証拠をつかみたいなら、写真やホテルのレシートなど、客観的な証拠を押さえておくほうが無難でしょう。

 

2:不倫現場に遭遇したときにやっておくべきこと3つ

では、そんな不倫現場で夫や妻の裏切りに直面したら、どうしたらいいのでしょう? 今後のことを考え、やっておくべきことなどを、経験者たちの声ともに紹介します。

(1)写真を撮った

「私は、夫が浮気相手と一緒に温泉旅行に行った現場に踏み込みました。

部屋に入る際に“鍵がかかっていたらどうしよう”と思ったのですが、気持ちに任せて勢いよくドアを空けてみたら、なんと施錠されていなく、ドアがあきました。

ちょうど夫と浮気相手が布団で半裸になっている状態だったので、持参したスマホで写真を撮りまくり、証拠を押さえました」(33歳女性)

(2)音声を録音した

「夫と浮気相手がデートしているところに出向きました。

とはいえ、ホテルでエッチをしていたわけではありません。でも、おそらく夫はその場で浮気を認めるだろうと思っていたので、スマホのボイスレコーダー機能をオンにして、夫が浮気を認めている音声をとりました。

結局、離婚はしないことになり、浮気相手とも別れてくれたので大ごとにはしていません。けれど、もしも離婚ということになったら、浮気の証拠にしようと覚悟を決めての行動でした」(42歳女性)

(3)相手の顔を撮影

「私は、不意打ちで夫の浮気を知るハメになりました。仕事の会食で訪れたお店で、なんと夫が見知らぬ女とラブラブで食事をしていたんです。

まさか夫が浮気しているなんて思ってもいなかったので、最初はパニックになり、“どうしよう……”となってしまいました。

一緒に会食に参加していた仲のいい同僚にこっそり打ち明けると、“とりあえず写真だけ撮っておいて、声はかけずに家に帰ってから話し合いを”とアドバイスをもらったので、その通りにしました。

帰宅後、夫に浮気の事実を問い詰めると、最初はしらばっくれていましたが、撮影した写真を見せると、急に顔色が変わり、一転して浮気を認め始めましたね。あのとき、相手の顔もわかるくらいに、しっかりと写真を撮っておいて良かったです」(35歳女性)

 

3:不倫現場に遭遇したとき絶対にしてはいけないこと3つ

他方で、不倫現場に遭遇したときに、絶対にしてはいけないこともあるようです。そこで、経験者たちから聞いた内容を紹介します。

(1)騒ぎ立てるのはNG

「夫の浮気現場を見るのはつらいことですが、感情に任せて騒いでもいい結果にはなりません。

ヒステリックな姿を見れば、浮気をしている夫ですらドン引きしてしまいます。終始、冷静に対応するのが得策です」(44歳女性)

(2)「離婚」の2文字を出してはダメ

「私の友人で、離婚する気もないのに、気が動転して浮気相手もいる場で“もう、あなたとは離婚だわ!”と夫に捨てゼリフを吐いて後悔している人がいます。

そこで“離婚”って言葉を出してしまったせいで、夫が“悪いのは僕だけど、君が離婚したいなら従う”みたいな空気感になってしまったらしく……。結論としての離婚は仕方ない選択ですが、勢いでこの言葉を出すのはやめたほうがいいと思います」(36歳女性)

(3)何もしないのは絶対ダメ

「私の出張中に夫が家に女を連れ込んでいて、予定より早く帰国した日に、自宅で不倫の現場を見てしまいました。気が動転して、何もせずに、ただ不倫相手の女を追い返すことしかできなかったんですが、今思えば、写真を撮ったり相手の素性を聞き出したりしておくべきでした。

その後、離婚に向けて話し合いをしましたが、不倫については、夫が“そもそも家で仕事の話をしていただけ”と言い張り、結局、慰謝料もあまり取れませんでした」(38歳女性)

 

4:不倫現場を押さえる方法3つ

続いては、不倫現場を押さえる方法を3選ご紹介します。

(1)メールやLINEでデートの予定をチェック

夫や妻のメールやLINEをチェックして、事前に浮気相手とどこで何時から会うのかを知ることができれば、現場に踏み込みやすくなります。

ただし、相手のプライバシーに踏み込む行為なので、その是非について後々問題になる可能性もゼロではありません。

(2)協力者を見つける

夫の職場の人や共通の友人など、浮気の証拠を押さえやすい立場にいる人が協力者になってくれると、現場を押さえやすくなります。

(3)探偵に依頼する

正攻法で現場を押さえるなら、プロに依頼するのが、もっとも確実な方法です。

お金はかかりますが、確実に不倫現場を押さえたい場合には、豊富な事例をもとに効率的な方法もアドバイスしてもらえます。いちばん信頼できる方法でもあります。

 

5:不倫現場では冷静な対処を

偶然であれ、準備した結果であれ、夫や妻の不倫現場を目の当たりにするのは、ショックを伴うことは間違いありません。

そこで冷静さを失ってしまえば、自分が不利になる展開もあり得ることから、終始、冷静な対処が求められる場面であると心得ておく必要があります。