モラハラを診断チェック!モラハラチェックリストとモラハラ男の弱点

「もしかしてこれってモラハラかな?」と疑問に思うようなことをされてはいませんか? モラハラの定義っていまいちわかりにくく、自分が我慢すればいいのかな……でも辛いな……と思ってしまいがちのところも。そこで今回は、モラハラにはどんなものがあるかをみていきましょう。職場でよくあるモラハラや、モラハラチェックリストをご紹介します。
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1:モラハラとは?家庭でも職場でも…

モラハラは、「モラルハラスメント」の略。パワハラとは違い、労働基準法などの法律で基準とされているものはありませんが、一般的に倫理や道徳に反したいやがらせのことを言います。

例えば、相手のことを無視したり、暴言を吐いたり、にらみつけたり、嫌味を言ったりする行為もモラハラになります。また、馬鹿にしたり、わざと不機嫌に振る舞うことも該当するとされています。

 

2:気になったらチェック!職場でよくあるモラハラ5つ

職場のモラハラにはどういったものなのでしょうか? チェックしてみましょう。

(1)職場の人間関係から切り離されている

挨拶や発言を無視されていることが日常的になり、仕事に影響を及ぼす状態は、モラハラといえます。

例えば、社内のイベントや飲み会があることが知らされずに呼ばれない、仕事をするうえで必要な連絡がなされないことも、職場でのモラハラとして発生しがちです。

このようなモラハラを主導する人は、職場で自分がいかに影響力があるのかということを示そうとしていることが多いです。

(2)秘密にしたい私生活に関する事柄を言いふらされる

職場でプライベートなことを言いふらされたり、そのことについて侮辱されている場合も、職場でのモラハラと言えるでしょう。

こういったモラハラをしてくる人は、相手のプライベートな趣味や好みなどを攻撃して、自分の都合のいいようにコントロールしたいと思っているのです。

(3)仕事を妨害してくる

明らかにキャパシティを超える量の仕事を押し付けられたり、逆に仕事を奪われてしまったり……。また、仕事に必要な情報や必要なものを与えられない、直接妨害されるというのも、職場でよくあるモラハラです。

このモラハラは業務効率に直結するため、モラハラを受けた本人は本当に困ってしまいます。しかし、それを見てモラハラをする加害者は喜んでいるのです。

(4)暴言や嫌味や陰口がある

仕事に関係ない暴言や嫌味、陰口があることも、職場でよくあるモラハラのうちのひとつです。例えば「バカ」や「クズ」といった暴言や侮辱をして、相手を傷つけるような言動です。

あまりにも長い間、こういった攻撃を受けると、モラハラをされた側は「もしかしたら悪いのは私なのかも……」と思い込んでしまい、精神的ダメージを強く受けていきます。

(5)モラハラによって職場環境が悪くなっている

以上のような4つのモラハラが横行することで、職場の環境が悪化し、直接モラハラを受けていない人まで仕事が進まなかったり、できない状態になってしまったりすることもよくあることです。

 

3:それもモラハラ?モラハラかどうかわかるチェックリスト5つ

モラハラなのかどうか、微妙なラインだと感じるときには、以下のチェックリストで確認してみましょう。

(1)不安な状態にして、顔色や態度で支配する

発言に一貫性がなく、機嫌のいいときと悪いときの感情のムラが激しい場合。突然大きな声で怒鳴られることで、怒鳴られた側は「もしかしたらまた機嫌が悪いかも」と顔色をうかがわなければいけなかったり、相手の態度によってビクビクしなければいけなかったりします。

優しいときと怖いときの差が激しいために、精神状態が不安定になり、言いなりになってしまっていたら、それはモラハラかもしれません。

(2)逃げ場をなくして、孤独にする

モラハラをする人は、対象者を日常的に無視や仲間外れにし、人間関係を構築できないような状態にして、孤独に追い詰めます。さらに周囲にプライベートなことや他人には知られたくないこと、趣味や価値観などを暴露し、笑い者にすることによって逃げ場をなくしていきます。

しかも、モラハラをしている本人は、ダメな人間の世話しているように装うので、周囲はモラハラを受けている本人に原因があるように思ってしまうことも。それもモラハラ人間の手口です。

(3)自信を無くさせて、萎縮させる

モラハラをする人は、相手の大切にしている趣味やファッション、仕事や家族、友達などの悪いところばかりを攻撃し、見下していきます。長時間にわたって相手をお説教したり、否定し続けたりすることによって、相手を萎縮させていくのです。そして自信を失って、自分が価値のない存在のように思わせてしまうのです。

(4) 上下関係や主従関係を築こうとする

モラハラ人間は、最初は優しく近づいてきます。そして、徐々に上から目線の発言や行動が増えてきます。例えば、当たり前のように面倒なことを押し付けたり、扱いが雑になるなど。

そして「お前みたいなダメなやつと付き合えるのは俺だけ」という態度で、自分がないと生きていけないように思い込ませます。

(5)自己主張ができなくさせる

日常的にモラハラをされ続けていると、自信喪失していきます。すると、自発的な行動や発言ができなくなります。誰かの言動によって、自分が悪い、自分はダメなんだと思ってしまっていたら、それはモラハラを受けているからかもしれません。

 

3:モラハラ男の心理と弱点4つ

モラハラをしてくる男は、どんなことを考え、モラハラをしてくるのでしょうか。その心理と弱点を見ていきましょう。

(1)自分が弱いことを認めたくない

モラハラ男が常に誰かを攻撃しようとしているのは、他人を攻撃することによって、自身の弱い部分を否定したいと思っているからでしょう。他人を攻撃し、否定し続けることで、自分自身を肯定しているのです。

「俺は弱くない。力があって強いんだ」ということを誇示するために、身近な人を非難しているといっていいでしょう。

モラハラ男のモラハラ発言は、自分自身の気に入らないことやコンプレックスである可能性が高いです。この弱点を突きましょう。対応としては、大きくリアクションしないことがいちばんでしょう。「へぇ」「ふうん」「あぁ」などの薄いリアクションをされると、どう攻撃すればいいのかわからなくなり、モラハラが収まるケースが多いです。

(2)自分に自信がない

モラハラ男は相手の心情や行動の動機などを、すべて自分中心で考えていることが多いです。そのため、感情的になったり、筋が通っていない場合もあります。

このタイプのモラハラ男は、自分の言動に自信がないのが弱点。なので、その言動を証拠として残しておくようにしましょう。

「今から話し合いを録音しますね」や「メモをとります」などとあらかじめ伝えておけば、モラハラ行動の防止にもつながりますし、他の人に相談する際の材料にもなります。

(3)承認欲求を満たしてほしい

モラハラ男には、とても連絡がまめで、しつこい人も多いようです。それは何度も連絡をすることによって、自分の存在を相手に知らしめたいからでしょう。モラハラ男と一緒の空間にいる間はもちろんのこと、モラハラ男と一緒にいないときにも相手の頭の中に自分のことでいっぱいになるように仕向けたいのです。

モラハラには、相手に構ってほしいという気持ちの裏返しという意味合いもあります。ここが弱点となります。連絡が来たり、返事を催促されたりしても徹底して無視をすることで、相手の承認欲求を満たさないようにし、存在価値を傷つけるのがいいかもしれません。

相手がどんどんひどいメッセージを送ってきた場合には、返事はせずにキャプチャなどして、証拠として残しておきましょう。

(4)自分が優位に立ちたい

モラハラ男は、モラハラ行動によって自分が優位に立ちたいと思っています。なので、自分よりも立場の弱い人ばかりを攻撃し、自分よりも強い立場の人には絶対に逆らいません。これが弱点です。

職場でモラハラ男に遭遇した場合には、モラハラ男よりも上司、モラハラに詳しい弁護士などに相談する旨を伝えましょう。それによってモラハラ男の攻撃が弱まっていく可能性もあります。

 

4:無視がいいの?それとも治療?モラハラ夫への対処法5つ

今度は家庭内に目を向けてみましょう。夫がモラハラをしてくるときには、どんな対応をすべきなのでしょうか。

(1)周囲に助けを求める

夫がモラハラをしてきたときに、まず夫に「やめてほしい」としっかり伝えましょう。しかしそういったところで、夫が素直に受け入れるケースはまれです。自覚がない場合も多いです。

その場合には、周囲に助けを求めましょう。夫の両親や兄弟、あるいは職場の人や、自分の親や兄弟、友達など。相談をしてみても状況が変わらない場合は、弁護士などの専門家に助けを求めたり、相談をしましょう。

(2)家を出る

夫からモラハラを受けていて、状況が一向に改善しない場合には、家を出ることも検討してみてください。モラハラはDV(ドメスティックバイオレンス)の一種です。自分からモラハラ夫と距離をとりましょう。

(3)家を出たらしばらく連絡をしない

相手を変えるよりも、自分自身の考え方や行動を変えるほうがよっぽど簡単です。家を出たら、少し時間をかけて、今後の夫との関係や未来を考えてみてください。

モラハラ夫からは頻繁に連絡が来たり、返信の催促をされたりするかもしれません。でも、それにすぐに返事をしてしまったら、元の木阿弥です。モラハラ夫は簡単には改心しません。「お前が悪い」などの暴言を吐いてくるだけのケースが多いでしょう。そのようなメールなどを目にし続けていると、冷静で正しい判断はできません。ちゃんと考えられる環境を自分がつくるのです。

(4)証拠を残す

モラハラ夫は他人の前ではいい夫を演じているかもしれません。客観的に見ても、モラハラを受けているとわかるように証拠を残しておきましょう。

例えばモラハラ夫の発言を録音や録画したり、LINEなどのメッセージのやり取りをスクリーンショットしておいたり、どれだけ傷ついたかを日記に残して置いたりするのもいいでしょう。

(5)最悪の場合、離婚も考える

モラハラ男とは、別れることも選択肢の中に入れておいてもいいかもしれません。

夫のモラハラに耐え続けることが愛情だと感じ、心がボロボロになっても一緒に生活をする人もいます。夫に経済力がある場合、モラハラのダメージよりも、その経済力を優先したいという人もいます。

将来、どんな人生を歩んでいきたいかということを慎重に考えましょう。

 

5:まとめ

どんなに自信があり、能力のある人でも、日常的にモラハラを受けていくうちに自信がなくなり、萎縮してしまいます。最初はおかしいと思っていたことでも、あまりにも長く接していることによって、何の疑問を抱かないようになってしまうのです。

自分の心のSOSを無視しないで、まずは気心の知れた親身になってくれる人に相談してみましょう。