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結婚願望がない男女の理由は?結婚願望がない男性が変わるきっかけも

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:結婚願望ない男はけっこう多い!? なぜ?

現代社会においては、結婚願望がない男性も珍しくはありません。

『Menjoy!』過去記事「独身男性65%が結婚願望ナシと回答!“その理由”ダントツ1位は?」によると以下のような理由によって、結婚願望がないという男性が多いようです。

(1)結婚生活に希望を見出せないから

身近に離婚経験者がいたり、親の夫婦仲が悪かったりすると、結婚への希望が薄れ、結婚したくなくなる男性も珍しくありません。「結婚しても、どうせ不仲になるくらいなら、最初から結婚なんてしたくない」と冷めた感情を抱いているケースも。

(2)収入や貯金が少ない

結婚生活とお金は、切っても切れない関係にあります。その関係で、収入や貯金が少ないと、不安感から「結婚したくない」となることも。

(3)他人と一緒に暮らすのが窮屈

自由な生活を好む性分だと、そもそも誰かと一緒に暮らすことそのものへの抵抗から「結婚したくない」となりやすいです。「ひとりで暮らすほうが、気楽だし楽しい」と本気で思っていれば、自然と結婚願望は薄まりやすいでしょう。

(4)お金を好きなように使いたい

結婚すれば、夫婦のため、家庭のためにお金を使う必要が出てくるもの。「自分で稼いだお金は、自分で自由に使いたい」と考えている人であれば、結婚への抵抗が強くなるでしょう。「誰かのために自分のお金を使うなんて、真っ平御免」など、セコいとも思えるホンネを抱いていることも……。

(5)女性に対する不信感

過去に、女性からヒドイ目に遭わされたなど、女性への不信感が募る体験をしていると「結婚なんて、絶対にイヤだ!」という心情にもなりやすいもの。「もう女性はこりごり」と思ってしまっていては、結婚どころか異性との交際にも発展させたがらない傾向もあるでしょう。

 

2:結婚願望がない&なくなった男の特徴とその理由10個

さて、ここからは世間のホンネを直撃!

実際に「結婚願望はない」「前はあったけど、今はない」と口にしている独身男性の特徴や、そうなった理由を聞いてみました。

(1)両親が不仲

「ウチは、両親が不仲でいつも喧嘩ばかりしていたので、それを見て育ったせいか、いまだに結婚願望はゼロですね。

両親ともに自由を好む性格なので、きっと僕もそのDNAを受け継いでいるはず。だから、誰かと暮らしても、うまくいく気がしません」(41歳男性/経営)

(2)まわりに離婚経験者が多い

「僕のまわりには、仕事でもプライベートの仲間でも、離婚経験者がわんさかいます。

なので、結婚しても離婚するのがイヤで、なんだかんだで僕自身は結婚を避けるようになりました。同棲まではいいんですけど、籍を入れるとなると、離婚が頭をチラつき、どうしても踏み出せません」(37歳男性/マスコミ)

(3)女性は豹変するから怖い

「結婚はしたことないですけど、同棲なら何度かしたことがあります。その経験から、女性は一緒に暮らすと豹変する人が多いなって思っています。

外で会っているときには想像もできないほど、強烈にヒステリックだったりとか、束縛魔になったりとか。なので、とてもじゃないけど、結婚したいとは思えません」(39歳男性/スポーツ)

(4)結婚したい人に出会っていない

「付き合うならいいけど、結婚となると話は別ですね。

僕はまだ、結婚したいと思えるくらいの人と出会えていないので、結婚したいと思ったことがありません。いつかそう思える人と出会えたら、結婚したくなるのかもしれませんけど」(44歳男性/SE)

(5)自由が奪われそう

「結婚した友人たちを見ていると、なんだかんだいっても、独身時代より自由が奪われている感じがしますね。

俺は基本的に自由人で生きていたいので、結婚して、妻や家庭に縛られる人生はゴメンです」(36歳男性/飲食)

(6)彼女に裏切られたことによる女性不信

「私の親友である男友達が、4年も付き合っていた彼女にこっぴどく裏切られ、それ以来、結婚願望がなくなったといっています。なんでも、親友と長いこと浮気をしていたらしく、さらに、そのふたりは別れた後、あっさりと結婚してしまったそうです。

そんなことがあって、その男性はもはや女性が信用できないうえに、人間不信に陥ってしまったそうです」(37歳女性/ネイリスト)

(7)元カノへの未練

「親しい同僚の男性は、今付き合っている彼女はいるのですが、飲み会などお酒が入った席ではいつも、元カノへの未練を口にしています。

誰と付き合っても、その元カノのことが忘れられず、結局、結婚までは踏み出せずにいるのだそうです」(39歳女性/専門職)

(8)ひとりが好き

「私が知る独身貴族な男性たちは、みんな“ひとりが好き”って言っていますね。

なので、結婚するとひとりの時間が奪われそうで、どんなに好きな人ができても、結婚する気にならないんだそうです。同棲すらも嫌がっていて、みんな優雅なひとり暮らしを満喫しています」(37歳女性/マスコミ)

(9)責任をとりたくない

「長く付き合っていて同棲までしている彼女がいるのに、結婚しない男友達がいます。

ここまできたら結婚して同じような気がするので、しない理由を聞いてみたら、“責任をとりたくない”って言っていました」(37歳女性/服飾)

(10)子どもが嫌い

「結婚したら、子どもを持つっていう考え方があるじゃないですか。僕は子どもが苦手で、自分の子どもを欲しいとどうしても思えないんです。なので、結婚する必要性を見い出せません」(45歳男性/専門職)

 

3:可能性はゼロじゃない?結婚願望ない男が変わるきっかけ5つ

さて、ちまたには「結婚願望ない」と言っていた男性でも、気づいたらゴールインしていた!というケースも存在します。

そこで、結婚願望のない男性が結婚する気になったキッカケを5つご紹介します。

(1)「この人なら」と思えた

「僕はずっと結婚願望ゼロでしたが、妻と出会ってから考えが変わりました。

特になにがどうって話じゃないんですけど、“この人となら結婚して、ずっと一緒に暮らしていけるな”って思えたのが大きかったです」(39歳男性/結婚2年目)

(2)親が老齢になって

「40代になるまで、結婚願望は皆無でしたね。

でも、地元に帰省したとき、親が年老いてきたことに気づいてから、考えが変わりました。

両親ともに僕が結婚することを望んでいたのもあって、親が元気なうちに嫁さんをもらったほうがいいなと思い、そのときに付き合っていた彼女と結婚しました」(46歳男性/結婚3年目)

(3)幸せそうな友達夫婦に憧れて

「仲がいい友人が、結婚して何年たっても仲良しでいる姿を見て、“結婚っていいかもな”って思えるようになりました。

それまでは離婚話とか不仲な話とかばかりを聞いていたんで、そんな感じなら俺は結婚したくないなって思っていたんです。

でも、そのラブラブ夫婦のおかげで、考えが変わりました」(38歳男性/結婚1年目)

(4)親が太鼓判を押してきた

「ぶっちゃけ結婚願望はゼロでしたが、妻と母親を会わせたときに、母親がなぜか妻のことをめっちゃ気に入ったんです。

それからずっと“あの子を逃したら、後悔する”とか“結婚するなら、あの子よ”などと洗脳され続け(笑)、親の推しに根負けするかたちでゴールインしました」(42歳男性/結婚2年目)

(5)手料理に惚れた

「うちの妻は料理が趣味で、腕前はプロ級。

付き合っているときにおいしい手料理を振る舞ってもらっているうちに、“結婚したら、これを毎日食べられるのか〜”なんていう思いに至り、それが結婚するキッカケになりました」(42歳男性/結婚2年目)

 

4:結婚願望ない彼氏・彼女を結婚願望ありに変える方法3つ

結婚願望のない彼氏や彼女に、結婚を考えてもらうなら、上手に導いていくのも方法です。そこで、そんなときに役立つ方法を3つ、ご紹介します。

(1)幸せな結婚生活をイメージさせる

結婚願望がない人は、周囲に幸せな結婚生活を送っている人がいないケースも少なくありません。

しかし「結婚すると、こんなに楽しい毎日が待っている」「結婚すると、こんなふうに幸せになれる」という具体的な幸せイメージを頭に浮かばせるようにすれば、「結婚もいいかも?」と翻意する可能性もあるでしょう。

(2)相手の親を味方につける

「結婚をしたいなら、外堀から埋めろ」とも言われます。そこで、相手の親と面識があるのであれば、味方につけてしまうのも、結婚へと進みやすくなるひとつの手段です。

親から「結婚しなさいよ」と推してもらうことができれば、それをキッカケとして結婚を考えるケースも珍しくありません。

(3)結婚or別離の二択を匂わせる

結婚願望のない恋人とズルズルと付き合っていても、時間だけが過ぎてしまいます。

そして「子どもが欲しい」などの理由から年齢的なリミットを考えているのであれば、どこかで区切りをつけて、別離を考える必要もあるでしょう。

そんな背景から、結婚願望のない恋人との結婚話を進めるにあたっては、覚悟を決めて「結婚するの? しないなら、別れるしかないと思っているけど……」と、二択で迫るのも方法です。

 

5:結婚願望がない人は珍しくない

結婚願望がない人は、男性でも女性でも、特段に珍しい存在ではありません。

誰かと一緒に暮らしていくことに、夢や希望を見出せずにいる人であれば、「付き合うのはいいけど、結婚はイヤ」ともなりやすいでしょう。

もし、交際相手がそういう人であれば、自分がこの先どう生きていきたいかを考え、適切に対応しなければいけませんね!