好意の返報性とは?心理学の好意の返報性を恋愛で使うテクニック

「好意の返報性」とは、手に何かをしてもらったときに、自分も何か返さなければいけないと思う「返報性の原理」を利用した恋愛テクニックのこと。つまり、誰かのことを好きで、その気持ちを伝えたなら、相手もそれに応えて好意を示さなければならないということです。そこで今回は、この好意の返報性について解説します。
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1:好意・好意の返報性とは?

好意とは、わかりやすくいえば、“好き”ということです。この場合の好きは、“LOVE”ではなく、“LIKE”です。LOVEとLIKEの違いについては、友達と議論しあったという経験がある人もたくさんいるはずです。

恋愛心理学的にいえば、アメリカの社会心理学者であるジック・ルービンが1970年に発表した研究の中で、友人には“LIKE”を感じ、恋人には“LIKE”と“LOVE”を感じると明らかにしています。なので「好意」は、広い意味で“好き”というふうに考えておけば問題ありません。

そして、この好きという感情には、返報性、つまり相手からなにかもらったときは、自分も同じものを相手に返す習性があるというのが、“好意の返報性”なんです。

アメリカの心理学者、デニス・リーガンが、興味深い実験をおこなっています。その内容はというと、Aは自分の分だけの飲み物を買い、Bは自分と友達の分の飲み物を買い、それを周囲の友達にあげます。そして、AとBは周囲の友達に「チケットを買って欲しい」とお願いをします。すると、BのほうがAよりもチケットがたくさん売ることができました。これにより、相手になにかをしてもらうと、お返しをしないといけない気持ちになることが証明されました。

そして、それは物質的な部分だけはなく、好意という感情についてもあてはまることがわかったのです。

 

2:好意の返報性を恋愛で使うテクニック5つ

では、そんな好意の返報性は恋愛におけるテクニックとして有効なのでしょうか。答えは、イエスです。

(1)「好き」を言葉にして伝える

大事なことは、好意を持っていることを明確に伝えることです。その意味では、「好き」とちゃんと言葉にして相手に伝えることが大事でしょう。

とはいえ、面と向かって真剣に言うと、相手もいきなりの場合は引いてしまうかもしれません。そのため、言い方は少しくだけた感じでも問題ありませんし、シチュエーションはどんな場合でも大丈夫です。ちゃんと言葉にして「好き」と言うことが大切なんです。

(2)相手を褒める

褒められて嫌な気持ちになる人はいません。そして褒められたら嬉しくなり、その嬉しさが好意に変わることがあります。

また、返報性でいえば、褒められたら相手のことも褒めないという気持ちになります。そして相手を褒めたことで、自分は相手を評価しているんだという錯覚におちいります。これを認知錯誤といいます。したがって、評価できる相手というのは、自然と恋愛対象にもなるものです。

(3)甘える

相手に甘えるのもいいかもしれません。甘えることで、相手も甘えていいんだと考えます。

これも結果的には、甘えられる相手というのは、自分が好意を持っているからなんだという錯覚に陥ります。

(4)さりげなくボディタッチをする

あまりに露骨なのはダメですが、さりげなくボディタッチをするのもいいでしょう。返報性からいえば、ボディタッチをされると、ボディタッチのお返しをしてしまうことにつながります。

そしてお互いにボディタッチをしているならば、周囲からはイチャイチャしているように見えるかもしれません。ボディタッチという身体的接触は、相手の心理的な距離を狭めます。

(5)ほほえむ

ボディタッチはさすがに無理という場合は、相手の目を見てほほえむだけでも効果的です。笑顔こそ、魅力の大事なポイントですし、相手に好意を持っていることを示す最大の武器です。

 

3:好意の返報性を職場・ビジネスや人間関係で使うには?3つ

ところで、好意の返報性を恋愛だけではなく、職場やビジネスといった人間関係で使うには、どうしたらいいのでしょうか。

(1)相手になにかを売りたいときには、一度体験させる

例えば、スーパーの試食コーナー。実は味見をさせて納得のうえで購入を促しているだけではないのです。消費者からすれば、味見をした以上、ちょっとでも買わないと悪いかなと思わせているわけですが、それこそが返報性にあたります。

そのことからもわかるとおり、ビジネスで相手になにかを売りたいというときは、一度は無料で体験させてみましょう。一時期流行った、基本的なサービスや製品は無料で、さらに高度な機能については料金が発生するという仕組みである「フリーミアム」の考え方も、これの一種です。

(2)相手の依頼を聞いてあげる

相手が仕事で何かを頼んできたとき、よほどでない限りは聞いてあげましょう。いわゆる「貸しをつくる」状態にすることで、今度自分が困ったときなどに、なにかをお願いする際、相手は断れなくなってしまいます。

(3)できるだけ好意を示す

職場やビジネスといった人間関係では、自分と気が合わない人もいるでしょう。極端にいえば、嫌いな人もいるかもしれません。

ですが、その嫌いということを示してしまえば、返報性から相手もあなたのことを嫌いになってしまいます。まずは、自分が好意を持っていることを表面的でも示せば、相手は好意を持ってくれる可能性が高く、人間関係がスムーズになります。

 

4:好意の返報性が失敗するときとは?

そんな好意の返報性ですが、失敗するときはないのでしょうか。当然、受け手の個人差があるため、お返しをしてくれないときはあります。

例えば、出張でお土産を買ってきて誰かに渡しても、その誰かが出張したときに、お土産を買ってきてくれるとは限らないのと同じです。そんなときは、この人には効果がないんだなと諦めるしかありません。

 

5:まとめ

いかがでしたでしょうか。返報性がどうこう、心理テクニックがどうこうという以前に、相手に好意を示すこと自体は、損になることはないのかもしれませんね。

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