離婚式って?離婚式のご祝儀・ケーキ・指輪のマメ知識と離婚式への本音

離婚式って知っていますか? 一度くらいは耳にしたことはあっても、実際にどんなことをするのかは知らないという人も多いのではないでしょうか。また、離婚式に呼ばれた場合、どんな服装で行って、ご祝儀などは必要なのでしょうか? 謎の部分が多い離婚式について、離婚式プランナーに話を聞いてみました。
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1:離婚式とは?

離婚式とは、これまでの結婚生活にけじめをつけ、新しいスタートを切るために、再出発の決意を友人の前で誓い合うために行うものです。

2009年ごろからこの離婚式が行われるようになり、最近では「平成」から「令和」への改元離婚式が増えているそうです。

そこで今回は、気になるこの離婚式について、離婚式プランナーの寺井広樹さんに話を聞いてみました。

 

2:離婚式のご祝儀・ケーキ・指輪・服装などについて

離婚式ってご祝儀や服装はどうしたら良いのでしょうか? またケーキや指輪はどうするのでしょうか? そんな疑問をぶつけてみました。

(1)離婚式のご祝儀はどうする?

―離婚式に招待された場合、ご祝儀はどうすればいいのでしょうか?

「離婚式ではご終儀と呼んでいますが、だいたい相場は3,000~5,000円です。結婚式などで使うご祝儀袋に入れてもってこられる方が多いです」

(2)ドレスなの?離婚式に行くときの服装

―離婚式にはどういう服装で行けばいいのでしょうか?

「参加者の服装はまちまちですね。晴れ着で来られる方もいらっしゃいますし、中には喪服でいらっしゃる方もおられます」

―ちなみに、離婚するご夫婦の服装は?

「離婚式の場合、おふたりのことを旧郎、旧婦と呼ぶのですが、旧郎はスーツ、旧婦はワンピースなど、基本的にはフォーマルな服を選ぶ人が多いです」

(3)離婚式のケーキは?

―結婚式ではケーキ入刀の儀などがありますが、離婚式では?

「離婚式では基本的にケーキはありません。その代わり、パイ投げをし合うという儀式をします。お色崩しと呼んでいるのですが、白いパイ生地で顔を包むことで真っ白な、白無垢のような状態にリセットするという意味があります」

(4)離婚式で結婚指輪はどうするの?

―離婚式では結婚指輪はどうするのですか?

「結婚指輪をハンマーで叩き潰すという儀式があります。ふたりでひとつの木槌を持っていただいて、思いを込めてふたりで叩き割って頂きます。未練を断ち切るという意味合いが込められています」

―ちなみに、壊れた指輪はどうするのでしょう?

「記念に持って帰りたいとおっしゃる人もいますが、ほとんどが預かってほしいと言われますね。その場合は“離婚ガエル”というマスコットキャラクターのお腹の中に納めています」

(5)離婚届は?

ー離婚届はその場で書くのでしょうか?

「離婚式をされる方の中で、まだ離婚を済ませていない人は、離婚式の最中に離婚届を書いて署名捺印し、次の平日などに、役所に提出するという方が多いです」

ー離婚をしてから離婚式をされる人もいらっしゃるんですか?

「そうですね。書類上の離婚を先にして、さまざまな事情で数年後に離婚式を開き、改めて友達などと集まる場を設けるという人もいらっしゃいます」

(6)離婚される方の理由で多いのは?

ー離婚式をされる方の離婚理由で多いものはなんですか?

「今まで600件以上の離婚式を行ってきましたが、実は離婚式をされる方の中で、DVなどの問題を抱えている人はひとりもおられませんでした。

離婚理由としては性格の不一致などや、本人同士は嫌い合ってはいないけれど、どうしても嫁姑関係がうまくいかなくて別れるという人もいらっしゃいました。本当にそれぞれですね」

(7)結婚式場から嫌がられたりはしないの?

ー式場などで離婚式を行うこともあると聞きましたが、式場から断られることはないんですか?

「いや、最近では式場から営業の電話がかかってくるくらいなんです。今は結婚する人も減っていて、結婚式をしない夫婦も増えているので、特に仏滅の日などは式場が埋まらなくて結婚式場の経営も苦しくなっているという実態もあります。

ですから、比較的費用を抑えた離婚式でも、使ってほしいという声が多いです」

 

3:離婚式は迷惑?離婚式に呼ばれたら…本音3つ

実際に離婚式に参加するとなると、どんな心境になるのでしょうか? 筆者の周囲の男女に離婚式に呼ばれたらどう感じるか聞いてみました。

(1)行きにくい

「離婚式の招待状がいきなりきたら、それはビビるでしょうね。正直行きにくいから、欠席の返事を書くと思います。

だって、ふたりが別れるところを見に行くなんて気が進まないし、なんて声をかけていいかもわからないですよ……」(Iさん・29歳女性)

(2)迷惑かも

「呼ばれたことがないのでわかりませんが、迷惑だと感じるかもしれません。結婚したときご祝儀を渡している相手に、またお金を渡すっていうのもなんか釈然としません。

離婚はふたりの問題ですから、他人を巻き込まず、ふたりで決着つけてほしいですね」(Sさん・31歳男性)

(3)面白そう

「ちょっと面白そうだなぁ。自分ももし離婚するなら、笑って離婚したいから、人が友達に見守られながら離婚して再出発したいっていうのも、わかる気がします。

とりあえず呼ばれたら行ってみて、パイ投げとか見てみたいです」(Nさん・26歳女性)

 

4:離婚式してみたい?

気持ちの整理をつけるためにも、離婚式をして次へ進みたいと考える夫婦は増えているんですね。どうしても離婚しなければならなくなった場合、あなたは離婚式をしてみたいでしょうか。

 

 

【取材協力】

寺井広樹さん

離婚式プランナー。「離婚式」発案者。2009年に大学時代の先輩の離婚式をプロデュースしたことを皮切りに、600組以上の式に携わる。KBS京都『離婚さん、いらっしゃい。』ではパーソナリティを務めた。『離婚式オフィシャルサイト』

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