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コミュニケーション能力診断!コミュ力が必要な仕事や鍛える方法

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:コミュニケーション能力検定って何?

コミュニケーション能力を認定してくれる検定試験があるのを知っていますか?

ビジネス・プライベートを問わず、良好な人間関係を築いていく上で欠かせない、コミュニケーション能力をきちんと保持しているかを問う検定試験です。

コミュニケーションに関する資格は、いくつかの団体がこうした認定講座を開いていたり、認定試験を催していたりします。それぞれ受け方や費用なども異なるようですので、興味がある人は、自分に合ったものを調べてみるといいかもしれませんね。

 

2:英語ができたほうがいい?社会で役立つコミュニケーション能力診断7つ

では、具体的にコミュニケーション能力ってどんなものなのでしょうか? 特に社会で役に立つコミュニケーション能力について紹介します。あなたはいくつ持っていますか?

(1)協調性

仕事をする上で欠かせないのが協調性です。自分ひとりが良ければいいといった考え方では、ビジネスはうまくいきません。挨拶をしたり、ルールを守るといった基本的なことももちろん大切ですし、他人の気持ちになって嫌がることをしないということも大事です。

(2)自分の意見を伝える能力

ビジネスの世界では、自分の意見をしっかりと相手に伝える必要があります。自分の意見を言うときには、きちんと論理立てて説明し、相手に納得してもらうことも重要。ただ「私はこう思う!」「これが正解だ!」と言えばいいというわけではありません。

(3)相手のことを察する能力

相手のことを察する能力も仕事には欠かせないですよね。相手のその場での感情だけでなく、相手の置かれている状況や、言葉の裏にある本音まで察することができないと、相手が満足する受け答えはできないでしょう。

(4)プレゼンテーション能力

自分の意見だけでなく、仕事において自社の商品などをプレゼンテーションする能力も不可欠です。プレゼンテーションは、相手の興味をどうやって惹くのかや、魅力をどう伝えるのかなど、学ぶととても奥が深い分野になります。

(5)傾聴の能力

仕事においてだけでなく、人の話をきちんと聴くことができるのもスキルのひとつです。相手が話しているときに「自分は……」と割り込んだりせず、適当な相槌を打ち、相手に気持ちよく話してもらうことでスムーズな人間関係が築けます。信頼を勝ち取るためにも、傾聴は重要です。

(6)ノンバーバルを読み取る能力

人は言葉で話していることが本心とは限りません。だからこそ、しぐさや表情といったノンバーバルなコミュニケーションを読み取る力も必要です。ノンバーバルコミュニケーションに長けている人は、まるでエスパーのように、相手の心に届く発言や行動をすることができる人も多いです。

(7)文章を読む・書く能力

文章を読んだり書いたりする能力も社会にでると必須です。活字離れが進むと言われている現代、本をあまり読まないという人も多いですよね。ですが、文章を組み立てる能力は、たくさん読むことから身につくのではないでしょうか。

 

3:コミュ力高い人のほうが有利!コミュニケーション能力が必要な仕事5つ

人それぞれ自分にピッタリな職業はさまざまですが、コミュニケーション能力が高い人に向いている仕事にはどんなものがあるでしょうか?

(1)不動産営業

コミュニケーションといえば、相手にものを売り込む営業職がパッと頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。特に不動産営業などは相手の望んでいることを察して、自分の手持ちの駒から合っているものを提案をするという、高度なコミュニケーション能力が欠かせない職業です。

他にも、保険の営業などが同じ仲間に入るでしょう。

(2)テレフォンオペレーター

企業の中で、顧客からの質問に対して答えたり、クレームに対応したりするテレフォンオペレーターも、コミュニケーション能力が高い人でなければ務まりません。

特に電話であれば、相手の表情が見えません。なので、わずかな声の調子の違いなどの情報によって、相手の感情を察することが必要です。

(3)販売員

服や食品などの販売員も、コミュニケーション能力が試される職業のひとつ。言葉で相手の気持ちを揺さぶり、買ってもらえたときの喜びはひとしおでしょう。

コミュニケーションスキルの高い人であれば、その人から買いたいと通ってくれたり、指名してくれたりすることもあるのです。

(4)タクシードライバー

密室でお客さんと接し続けなければならないのが、タクシードライバーという職業。人によって話しかけてほしいタイプとそうでないタイプがいるので、瞬時にそれを見極めなければなりません。

どんな人がお客さんになるのかはわからりません。ですから、誰とでも話を膨らませられるように、日ごろからニュースなどにしっかりとアンテナを張っておかなければいけない職業でもあります。

(5)ホテルフロントスタッフ

コミュニケーションといえば「おもてなし」。そんなおもてなしの最前線で仕事をしているのがホテルのフロントスタッフです。フロントに来たお客さんだけでなく、何か困っている人がいないかなど、常に周囲の様子を把握する能力も必要です。

そして、ひとりひとりにとってホテルでの滞在が気持ちいいものであるように取りはからなければ、ホテルへのリピート客は減ってしまいます。

 

4:コミュニケーション能力を鍛えるためするべきこと5つ

コミュニケーションが仕事において欠かせない能力であることは理解したけれど、どうやってその能力を身に着けられるかわからない……と思っている人もいるかもしれませんね。

そんな人のために、コミュニケーション能力を鍛えるためにするべきことを紹介します。

(1)多くの人と話す

コミュニケーションは、本を読んだりする座学ではどうしても育てることが難しい分野。とにかく人と多く関わって、たくさん話をすることが大切です。

多くの人と話をする中で、自分とは違う意見を持った人にも出会うことができ、多面的に物事を見ることもできるようになります。

(2)聞き役に回る

人と話をするときには、自分ばかりが話していないかに気をつけてみましょう。人との信頼関係を築くためには、相手を知ることが大切です。また、人は話を聞いてくれる相手に対しては心を開きやすくもなります。

聞き役に回ったときには、ただ相手の話を聞いているだけではなく、どういう言葉で相槌を打てば、相手がもっと話したくなるのかなどを考えながら実践してみるといいでしょう。

(3)論理的に考える癖をつける

自分の意見をうまく伝えられないというタイプの人は、論理的に思考し、それを言葉にする力が育っていないのかもしれません。

おしゃべりが好きだけれど、「いつも何を言いたいのかわからない」なんていう人が、あなたの周りにいませんか?

そうならないためにも、日ごろから「5W1H」を意識して話したり、もっとも伝えたいことや結論は何なのかを意識するように気をつけるといいかもしれません。

(4)挨拶はしっかりと

基本中の基本ですが、コミュニケーションがとにかく苦手という人は、挨拶をしっかりすることから始めてみましょう。

挨拶が気持ちいいだけで、その後の人間関係も良好になることが多いです。朝は怠くても大きな声でハッキリと笑顔で相手に呼びかけましょう。それが会話が始まる糸口になる可能性も高いですよ。

(5)人を観察する

自分のことを伝えるのは得意だけれど、相手が考えていることを察するのが苦手なら、人を観察する癖をつけてみてはいかがでしょうか。

先ほどもお伝えしたように、言葉によるバーバルなコミュニケーションだけでなく、人はノンバーバルのサインをたくさん発しているものです。

人を観察することで、人と人との共通点を見つけたり、相手の癖から感情を読み取る訓練にもなります。

 

5:子供時代のせい?男のせい?コミュニケーション能力が低い原因5つ

コミュニケーション能力って高い人と低い人がいますよね? それは何が原因なのでしょうか? 考えられる原因を5つ挙げてみましょう。

(1)他人に興味がない

自分のことが大好きすぎたり、他人に対してそれほど興味が持てないでいると、コミュニケーションを円滑にしたいという気持ちが沸きません。そして結果的に、コミュニケーション能力を育てる場がなくなってしまうこともあり得ます。

(2)狭い世界で生きている

自分の考えが絶対に正しいと思って曲げない人は、狭い世界の中で生きているのかもしれません。いろいろな人との関わり合いや、読書や映画鑑賞などによって知識を増やさないでいると、周りに広がっている価値観や文化の違いに気づくことができません。

(3)ひとりでいることが苦ではない

そもそもコミュニケーション能力を上げたいと思うのは、人との関係を深く、または広くしたいと思うから。ですが、ひとりでいることが苦でない人も中にはいます。その場合、コミュニケーションを図ることの重要性に気づくことは難しいいでしょう。

(4)家族と話す機会が少なかった

子供のころのコミュニケーションの相手といえば、家族が大部分を占めます。両親が共働きで忙しく、あまり話す機会がなかったり、兄弟がいなくて、家族内でコミュニケーションが少ない場合には、初期段階での経験値が低くなってしまうことも。

(5)人間不信

何らかの原因で人間不信に陥っていると、コミュニケーション能力も低くなってしまいます。人に対していつも恐怖や疑念を抱いていたら、本当の相手の姿や気持ちなんて見えてきませんよね。

 

6:コミュニケーション能力向上のためのゲームも

コミュニケーション能力は仕事では欠かせないものですが、それがなくて困っている人も大勢います。この能力を向上させるための手段として、ゲームなどによって楽しく実践的に学ぶことも効果的です。

例えば「インプロゲーム」というものがあります。これは簡単にいうと、即興でいろいろな役割、立場、考え方を演じるというゲームです。ふたりひと組で話す内容や、お互いの立ち位置、関係性などを決めて話します。それを見ていた人からフィードバックをもらって、役立てるというゲームです。

また最近人気の「脱出ゲーム」も、お互いの協調性やそれぞれの適材適所を見極めるなどの能力を向上できそうですね。

 

7:コミュ力は磨ける!

あなたは自分のコミュニケーション能力は高いほうだと思いますか? それとも低いと悩んでいるでしょうか? もし低いと思っていたとしても大丈夫。コミュニケーション能力はいつからでも磨くことができます。

まずは周りの人と話す機会を逃さないことから始めてみてはいかがでしょう。