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人付き合いが苦手!人付き合いが苦手な人の特徴と改善策

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

目次

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1:人づきあいが苦手だと恋愛に影響する?

恋愛って、自然にできるものだと思っている人がいますが、そんなことはありません。ドイツの社会心理学者であるエーリッヒ・フロムが『愛するということ』という本の中で、さまざまな愛について語っています。

そこから見えてくるもののひとつとして、恋愛は極めて親密な人間関係のひとつであるということ。友達づきあいが苦手なのに、恋愛だけは得意ということはあり得ないんです。

 

2:人づきあいが苦手な人の特徴

では、人づきあいが苦手な人は、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは10個の特徴を紹介します。自分にあてはまる数が多ければ多いほど、人づきあいが苦手なタイプと言えるでしょう。

(1)授業や仕事で「一緒にグループになりましょう」といわれると困ってしまう

自分からグループをつくるのはもちろん、誰かから「グループになって一緒にやりましょう!」と誘われるのも苦手な傾向がある場合、人づきあいが苦手な傾向が。自分が主導になってつくった人間関係でないため、どう反応していいのかわからないからです。

(2)雑談などのとりとめのない話をするのが苦手

人づきあいが苦手なタイプには、世間話や特に目的がない会話をするのが苦手な傾向が見られます。なぜなら、何を話していいかわからないという人が多いからです。そして、同時に沈黙も苦手。そこでも何を話していいかわからなくなってしまう人も多いようです。

(3)初対面の人とどうやって話したらいいかわからない

とりとめのない話をするのが苦手という話に共通しますが、パーティなどのイベントで初めて会う人に何を話していいかわからない、そもそもどういうふうに話しかけていいかわからないという人にも、人づきあいが苦手なタイプが多いです。

(4)皮肉や冗談がわからない

相手が皮肉や冗談を言っても、それが皮肉や冗談とわからず、まともに受け取ってしまう人がいます。そういう人は、相手とのコミュニケーションがちぐはぐになってしまう場合があり、そうなってしまうことの不安から、人づきあいが苦手になることがあります。

(5)生活のリズムが乱されるのが苦手

自分のペースを優先しがちな人は、友達などにそのペースを乱されるのを嫌がります。例えば「今から飲みに行かない?」という誘いを受けたとき、どう感じるかということを想像すればわかりやすいかもしれません。

人づきあいが得意なタイプは、誘いを承諾しやすい傾向にあります。そして、仮に断るにしても罪悪感なく気軽に断ります。人づきあいが苦手なタイプは、誘いを承諾しにくい傾向にありますし、断ることに対しても罪悪感を感じ不快な気持ちになります。

(6)嘘やつくり話を見抜くのが苦手

皮肉や冗談がわからないのと同様のことですが、嘘やつくり話を見抜くのが苦手というのは、社交辞令を真に受けてしまいやすいことをも意味します。「今度、飲みに行きましょう」という社交辞令の誘いを社交辞令とわからないと、「今週末は忙しいんですよ」なんて、とんちんかんな返事をしてしまい、ぎくしゃくしてしまうこともあるでしょう。

(7)突然予定が変更されると混乱してしまう

これも、生活のリズムが乱されるのはイヤということにも通じます。友達との約束が突然変更され、混乱するくらいなら友達と約束するのをやめようということにも。そういう人も、人間関係がうまくきずけません。

(8)暗黙のルールがわからない

明確に決まっているルールではなく、その場にいる人たちの間で、何となく決まっているルールってありますよね。それを“暗黙のルール”というのですが、それはめで示されているわけではなく、周囲の様子を見て感じ取ります。

そんな暗黙のルールを知るのが苦手なタイプは、その場ではしてはいけないことをしてしまうことがあり、ともすれば周囲から「変な人」と見られることも。自分もその場ではそぐわない行動をしているわけですが、当然ながら居心地が悪いですよね。

(9)自分は普通の人と違うと感じることがある

いい意味でも悪い意味でも、自分は普通の人と違うと感じている人は、周囲の人との間に違和感を日常的に感じているでしょう。そういう意識が結果的に、自分とは違う人たちと、いい関係を築きにくくさせてしまうのです。

(10)人と話しているときに、自分がいつ話せばいいかわからず困ってしまう

会話が苦手な人の典型的な特徴です。会話が苦手なため、どうやって会話に入って、生まれ人づきあいをしていいのかわからないのでしょう。

 

3:人づきあいが苦手なのを克服する方法3つ

では、そんな人づきあいが苦手なことを克服する方法はないのでしょうか。ここから克服するための方法を見ていきましょう。

(1)深く考えない

人づきあいが苦手な人は、相手が変に思わないだろうかなど、いろいろと考えすぎてしまって、つきあいを敬遠してしまうことがあります。深く考えず、話しかけたり、フランクに話をしてみましょう。

(2)ときには相手にあわせる

人づきあいはお互いさまです。ときには、相手あわせることも大事。例えば週末、友達にとことん付き合って飲みに行くとかでもOKです。

(3)失敗を恐れない

誰でも生まれながらに人づきあいが得意なわけではありません。みんな失敗しながら学んで、だんだんと上手になっていくのです。今からでも遅くありません。失敗を恐れず、踏み出してみましょう。

 

4:まとめ

筆者自身も、人見知りというか、人づきあいが苦手なタイプです。そういうタイプの人間は、決してめずらしくありません。実はけっこう、みんな人づきあいが苦手なんだと思えば、少しは気が楽になりますよね。