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おつぼねとは…独身お局さんの心理と特徴5つ!お局に嫌われるタイプも

Ema

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目次

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1:おつぼねとは?

まずは「おつぼね」の正しい意味を見ていきましょう。

お‐つぼね【▽御▽局】の意味

1 宮中で、局(個室)を与えられた女官の敬称。

2 江戸時代、将軍家・大名家で局を与えられた奥女中の敬称。また、その奥女中を取り締まった老女の敬称。

(出典:デジタル大辞泉/小学館)

そしてここから派生したのが、以下の「おつぼねさま」の意味になります。こちらも辞書をチェックしましょう。

おつぼね‐さま【▽御▽局様】の意味

俗に、職場で、勤続年数が長く、特に同性の同僚に対して力をもっている女性のこと。

(出典:デジタル大辞泉/小学館)

歴史がある「おつぼね」という言葉。もともとは、江戸時代の大奥などで「局(つぼね)」(個室)を与えられ、女中を取り仕切っていた女性たちのことを指していたもの。それが「同性に対して力を持っている」というところから、現代では「意地悪」「口うるさい」といったところにつながっているようです。

2:独身だから?お局になってしまう心理5つ

現代でいう「お局」といえば、悪いイメージが思い浮かびますが、一体なぜ「お局」が誕生してしまうのでしょう。独身だから? 年齢のせい? ここでは「お局」を、「女性に対して力をふるおうとする女性」と定義し、考えられる心理について5つ考えてみました。

(1)自分に余裕がない

例えば、結婚していない自分に焦りを感じていたり、年齢を気にしすぎて臆病になっていたりすると、自然と余裕はなくなります。つまりは、自信の喪失です。

心に余裕がないと、穏やかな気持ちを保つことができず、他者に攻撃的になってしまう……ということが考えられそうです。お局の標的になりやすいのは、やはり自分より若い女性社員というのが定番。攻撃しやすい人を攻撃することで、自尊心が保っていると考えられます。

(2)他人の幸せを喜べない

同じ職場となれば、「結婚した」「赤ちゃんができた」「彼氏ができた」などハッピーなニュースが自然と耳に流れてくることも多いでしょう。

そんなときに、人と自分を比べて、自分は幸せではないと思ってしまうと、相手の幸せを素直に祝福することはできません。それで悪循環を引き起こして、仕事場で勢力をふるおうとするのかも。

(3)仕事でもっと認められたい

独身を貫いている女性の中にはもう自分には仕事しかないと思っている人もいます。しかし仕事に熱が入りすぎて、部下や後輩への指導が厳しくなっていった結果、お局化しているケースもあるのかも。ただし、下から認められている人ならば、「お局」とは揶揄されないはず。

もしかしたら、自分より優秀な人に意地悪をしたり、若い女性社員で目障りな人がいたら蹴落とそうとしたり、何かしら方法が間違っているのかもしれません。

(4)開き直っている

会社の勤続年数も長く、自分の居心地のいい環境をつくり出している場合、もはやそこには「開き直り」の精神があるのかも。

女性として、人間として、幸せを噛み締められない自分に悲しんだ時期もあり、その現実を受け入れて、もはや「開き直り」の境地に。会社では自分のポジションを守るの必死になっている場合も。マウンティングなどを駆使して、自分を正当化しようとしているのかもしれません。

(5)さびしい

お局化してしまう人の心理としては「さびしさ」も考えられます。若いころは男性にちやほやされたけれど、年齢を重ねるにつれてそんなこともなくなり、気づけば婚期も逃してしまった……。

居場所がなく、充実していない人生を送っているがために、職場では周りの人を傅かせようと躍起に。経験が長いことをたてに周りを制圧しようと、あれこれ画策してしまうのかもしれません。

 

3:これがお局!お局の特徴エピソード3つ

そんなお局たちのエピソードとは? 実際に、お局の攻勢を受けたことのある女性たちに、話を聞いてみました。

(1)嫌味を言われる

「私が何をしても、最後に必ずいらないひと言を言う年配の女性社員がいるんですよね〜。まあ、普段は嫌味を言われてもスルーしてるんですが、それも気に入らないみたいで、何かとつっかかってくるというか。

でも、他の社員がいる前では姉御肌できっぷがいいんですよ。そういうところも、本当に腹が立ちます。人のことを攻撃する暇があれば、もう少し女子力を磨けば?っていう感じです」(Eさん・23歳)

(2)ヒステリックを起こした

「職場で、一緒にやらなければいけなかったプレゼンの準備があって、そのときに分担した仕事を、ちゃんとやってきてくれませんでした。

そのことを上司に報告すると注意されたようで、席に戻るとヒステリックを起こしたんです……。叫びまくって、部屋を出て行きました」(Yさん・26歳)

(3)小言がうるさい

「私の勤めている会社で、30代後半くらいの女性で、やたら私の服装にいちゃもんをつけてくる人がいます。“逆セクハラになる”といって、上司に報告されたことも。明らかに私への敵意でやってることが見えて、もう呆れています」(Mさん・25歳)

 

4:お局から嫌われるタイプ3つ

ちなみに、お局からターゲットとされるのは、どんなタイプなのでしょうか?

(1)か弱そうな女子

この子だったら言い返してこなさそうという女子を、お局さんは狙います。自分より、はるかに意思の強そうな女子にあえて宣戦布告はしません。

お局さんは、あくまでも優越感が欲しいだけ。なので、逆らってこなさそうな女子、つまり、か弱そうな女子を見つけて攻撃をします。

(2)生まれつきの美人

生まれつきの美人で、仕事もできて、なおかつ礼儀があり、意地の悪くない女子……。こういう女性たちは、嫉妬の対象になる可能性も。本人たちが悪いことをしていなくても、お局さんたちからはアラ探しをされる可能性大!

(3)モテる女子

お局さんから、最も嫌われる女子。それはモテる女子です。

お局さんからするとそれは憧れの憧れ。自分だって、そうなりたいという願望を持っているからこそ、それが許せない!という方向に。どうしてこうも違うのだろうかと日々葛藤し、最終的にそれは自分のせいではなく、モテる女がいるせい……そんな理屈です。

 

5:まとめ

あなたの周りに「お局さん」と言われているような人はいますか? もしいるとしたら、一緒に働くのは、ストレスの原因になりかねません。なるべく近寄らないようにするのが、得策だとは思いますが、きっと仕事上そうはいかない場合もあるかもしれませんね。

そんなときは、周囲に堂々と助けを求めるのもありですよ!