中出ししてないのに妊娠するってあり得るの?みんなの避妊大調査!

あなたの身近に、「中で出していないいにもかかわらず妊娠した」「避妊してたのに妊娠した」という人がいたりはしませんか? 避妊に関する話題においては、必ずリスクとして語られますが、その真偽は気になります。そこで今回は、独自のアンケートによって確かめてみました。また、みんなの避妊方法なども聞いてみましたのでご紹介します。
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1:中出ししてないのに妊娠ってホントにあるの?

避妊をしているのに妊娠した。また、一切中で出していないのに妊娠した。そういうことって、本当にあるのでしょうか。実際に、独自のアンケートによって確かめてみました。

『Menjoy!』が、20代~40代の男女500人を対象に「パートナーとの性行為において、避妊していたのにもかかわらず妊娠に至ったという経験がありますか? もしくは、そういった経験をした知人が身近にいますか?」といった質問をしました。

はい・・・74(14.8%)
いいえ・・・426(85.2%)

その結果、15パーセントの人が「ある」と回答。どうやら避妊していても妊娠してしまうことは実際にあり、数字を見ると、それほど珍しくはないケースなのかもしれません。

 

2:500人にアンケート!みんなどうやって避妊している?

今度は同アンケートにおいて、どうやって避妊しているかをアンケート調査してみました。対象はパートナーとのセックスにおいて日常的に避妊しているという185名の男女です。

ライターとしても活動し、女性のカラダに関する知見を豊富にもつ、看護師の大木アンヌさんに解説をお願いしました。

同率3位:リズム法(基礎体温法など)・・・2人(1.1%)

避妊の方法で3位タイだったのはリズム法といわれるもの。185人中わずか2人(1.1%)だった避妊方法になります。

大木:これは月経周期を把握したり、基礎体温を測るなどをしたりすることで、女性の排卵日を特定する方法です。受精しない卵子は12時間程しか生存期間がなく、また精子も、性交後に女性の膣内で生存している期間は最大で5日程度とされています。

そのため、排卵日の5日前から性交を避けることで、妊娠する確率を下げることができるというわけ。

しかしこれを確実なものにするには、かなりの経験や正確な知識などが必要なため、容易に取り入れるのはあまりおすすめはできません。

同率3位:銅付加IUD(子宮内避妊用具)・・・2人(1.1%)

こちらも185人中2人(1.1%)が回答した避妊方法で、銅付加IUD(子宮内避妊用具)といったもの。

大木:これは、女性の子宮内に銅イオンを放出する器具を入れ、避妊する方法となります。産婦人科で医師によって挿入や抜去してもらうため、あまり一般的ではないかもしれませんね。しかし一度取り付けると、2~5年程度は避妊の効果があるので、エッチをするたびに避妊をする必要がないことはメリットともいえるでしょう。

同率3位:IUS(子宮内避妊システム)・・・2人(1.1%)

次も3位タイで、185人中2人(1.1%)だったIUS(子宮内避妊システム)という避妊方法。

大木:先ほどは銅イオンを放出する器具でしたが、IUSは黄体ホルモンを放出する器具になります。これも女性の子宮内に挿入するものなので、産婦人科で医師に処置してもらう必要があります。

2位:低用量経口避妊薬(ピル)・・・4人(2.2%)

低用量経口避妊薬(ピル)での避妊は、2位とはいえ、185人中で4人(2.2%)と、その数は少ないといえそうです。

大木:日本ではあまり浸透していませんが、欧米ではベーシックな避妊法のひとつです。これは経口避妊薬、つまり飲み薬によって避妊を行うもの。毎日1回の服用で女性自身が妊娠や月経をコントロールできるというのが最大のメリット。

正しく服用すれば、100%に近い避妊成功率になります。また、子宮を休ませることができるため、生理痛の緩和やホルモントラブルによる女性のプチ不調などの改善にも大きく作用します。

ちなみに、吐き気や頭痛などの副作用が出る人もいますし、喫煙している人は服用できません。

1位:コンドーム・・・174人(94.1%)

最も採用されている避妊方法はコンドームでした。185人中、なんと174人(94.1%)の人が回答。日本はコンドーム大国と言われますが、まさにそれを裏付ける結果となりました。

大木:これは性交をしたことのある人ならほとんどの人が知っている避妊方法ではないでしょうか。男性器に装着して、女性の膣内に精子を出さないようにする避妊方法です。

しかし、行為の途中で外れてしまったり、表と裏を逆につけてしまったりと、失敗してしまうこともあるので、避妊の確実性としてはピルに比べて劣ります。しかし、性感染症の予防としてはもっともすぐれているといえましょう。

 

3:「中出ししてないから妊娠しない」以外にもある避妊に関する思い込み5つ

今度は、避妊に関する正しい知識についてご紹介します。引き続き大木アンヌさんにお話を伺いました。

(1)月経中でも妊娠の可能性がある

大木:生理中は妊娠しないと思っている人がいるかもしれませんが、これは間違い。女性の体内に残った精子の寿命は個人差があり、かつ排卵日の乱れなどによって、生理中に行った性交で妊娠してしまう可能性はゼロではありません。

「オギノ式」なども同様です。オギノ式は本来、妊娠しやすい日を求める方法。なので妊娠しない日を求めるのは適切ではありません。妊娠しづらい日はあっても、妊娠しない日はないと考えておいたほうがいいでしょう。

(2)外に出しても妊娠する

大木:膣外射精をすれば妊娠しないと思っている人もいるかもしれませんが、これもまったくの間違い。男性の場合、射精前でも精子は漏れ出ていることがあります。妊娠の確率は下がるかもしれませんが、そもそも避妊とはいえません。

(3)炭酸飲料で洗うという間違った避妊の知識

大木:精子は酸に弱いといったことから、炭酸飲料などで射精後に膣内を洗うと、精子が死んで妊娠しないといった噂があります。しかし、これも間違った知識。確かに精子は酸に弱いですが、膣内を炭酸飲料で洗った程度では精子は死滅しません。効果ゼロと思ったほうがいいでしょう。

(4)2回戦目以降も妊娠率は変わらない

大木:一度射精をしたあとは精子の量が減るため、二回戦目以降なら妊娠しないと思っている人もいるかもしれません。これも間違い。一度目よりも精子の量が減ったとしても、精液には精子が含まれているので妊娠の可能性は十分にあります。

2回戦目以降もしっかりとした避妊が必要です。

(5)コンドーム2枚重ねは危険

大木:コンドームを2枚重ねることで、より精液の漏れを防ぐことができると考えている人がいるかもしれません。これはかえって危険です。コンドームを2枚重ねることで、逆に摩擦で破れやすくなってしまいます。

また、表と裏を間違えてしまって付け直すときは、新しいコンドームを使いましょう。

 

4:まとめ

避妊に関する間違った知識を持っていた人もいたのではないでしょうか。もっとも手軽な避妊法は正しいコンドームの装着です。ピルの服用よりも確実性は下がるといっても、使わなくていいことにはなりません。

望まない妊娠を避け、愛する人とハッピーなセックスを楽しむためにも、避妊は絶対にしましょうね。

 

【取材協力】

大木アンヌ・・・ルーマニア人ハーフの看護師。家庭や恋人同士で使える簡単な医療の知識を少しでも伝えていくため、ライターとしても活動中。

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