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貯金500万を貯めるには?貯金ゼロから始める500万までの道と成功者の声

吉岡サエコ

吉岡サエコS.Yoshioka

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目次

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1:貯金500万は多い?少ない?

金融広報中央委員会が発表した2018年の「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査)」によれば、預貯金の合計残高は503万円。そしてそのうち「運用または将来の蓄え」は310万円、「定期性預金」は175万円となっています。

預貯金の合計が503万円と聞くと、「割と多い……」と感じる人もいるかもしれませんが、運用なども含めているため、現金で500万円以上持っている独身者は少数派といえるでしょう。特に若い世代であればなおさら。貯金500万円は、ハードルが高いと感じてしまうかもしれません。

 

2:貯金500万円を貯めるために今からすべきこと5つ

では貯金を500万円貯めるために、すぐに起こすべきアクションを5つまとめてご紹介していきます。

(1)固定費を見直す

まずは、固定費を見直すことから始めましょう。固定費とは、毎月かかってしまうもの。ひとり暮らしなら家賃や光熱費、通信費などもそれにあたります。 また、定期購入しているものや、ヘアサロンやジムなどの習いごとなど、定期的に通っているところにかかるお金、さらにケータイアプリの月額課金も固定費といえます。

家賃の安いところに引っ越す、格安スマホに切り替える、定期で支払っているものが本当に必要なのか精査して減らすなど、固定費を下げると、確実にお金が浮くでしょう。

簡単なものとしては、スマホを買ったときに加入させられた使ってないアプリの使用料や、使っていないクレジットカードの年会費など……。そういった無駄なん支出がないかもチェックしましょう。

(2)なんとなくお金を使わない

職場近くのコーヒー屋さんや、ふらりと立ち寄るコンビニなどで、なんとなく毎日お金を使ってしまっていませんか? コーヒー1杯300円でも、毎日飲んでいたら、1か月で1万円近くになってしまいます。

特に大きなものを買った覚えがないのに、財布からお金が減っていたら危険! お買い物をするたびにレシートを必ずもらって、毎晩、夜にお財布から出してレートを見直し、買わなくてよかったものをチェックしてみてください。そして、「必要なかったな」と思えたなら、今後はそれを買わないことです。

(3)先取貯金をする

お給料が入ったら、その日に決まった額を貯金に回してしまいましょう。自動引き落としにするのもひとつの手です。残ったら貯金しようと考えていては、貯金は難しいもの。先にお金を抜いてしまい、その残りのお金で生活しようとすると、意外に簡単にできちゃうものなんです。

(4)流行に流されない

服やメイクなど、トレンドばかり追っているとお金がいくらあっても足りません。みんなが持っているからという理由だけで、たいして欲しくないものを買っているしたら、それは今すぐやめるべき習慣です。必要なものにだけお金をかけましょう。

貯金のために新しく何かを始めるのは億劫でも、トレンドに飛びつくのをやめることは今すぐできるはずですよ。

(5)つもり貯金や500円貯金をする

カフェに寄ったつもり、タバコを買ったつもりなど、したつもりで小銭を貯金してみましょう。また古典的ですが、500円玉がお財布に入っていたら貯金箱に入れるというのも、簡単に始められる貯金です。

 

3:貯金500万、1,000万の成功者に聞く!お金を貯めるコツ5つ

(1)厳しすぎる目標は立てない

目標とする貯金額を達成した人に共通しているのが、厳しすぎる目標を立てないということ。貯金イコール節約だと考えて、例えば「食費は1か月に2万円以内に絶対おさめる!」など厳しく設定してしまうと、達成できなかった時点で挫折してしまいやすくなります。確実に達成できる目標を立てるのがいいでしょう。

(2)人のマネをして落ち込まない

買い物を効率的にして作り置きをするなど、節約に取り組んでいる人も多いですよね。でも、「私もやらなくっちゃ!」とマネをしても、うまくいかないとすぐにやる気がなくなってしまうというケースも散見されます。

節約にも、向き不向きがあります。人ができている節約ができないからといって落ち込む必要はありません。自分らしい節約の方法を考えていきましょう。

(3)むやみにローンを組まない

貯金の目標額達成の秘訣は、安易にローンを組んで買い物をしないことにも。持ち家はさまざまな控除がありますが、それでも大きな買い物ですし、車やエステなどのローンの金利は高額です。本当にローンを組んでまで必要なものなのかどうかを考えることも必要です。

(4)お金を使うことをストレスに感じない

貯金成功者のほとんどが、お金を使うときは思い切り使ったほうがいいと考えているようです。貯めることばかり意識が向いてしまうと、お金を使うことをストレスに感じてしまい、いつかイライラが爆発して散財してしまい、貯金額が増えないなんていう声もありました。

たまには自分へのご褒美を買ったり、一見無駄に見えることにお金をかけることも大切かもしれません。

(5)値段だけで高い、安いを判断しない

お金を貯めるコツは、商品価値をきちんと見極めることにも。1万円だから高い、1000円だから安いという思い込みを捨てるというのもポイントです。それをどれだけ気に入ったのか、今後どれくらい使うのかを考えてみましょう。長く大切に使えるものにお金をかければ、「安物買いの銭失い」は防げるでしょう。いくら安くても使いこなせなかったりしたら意味がありません。

 

4:まとめ

決してストイックな人だけがたくさん貯められるというわけではないようです。500万円貯めるためには、日々の生活の見直しのほかに、貯金を楽しむマインドも大切。ハッピーにお金を貯めていきましょう!