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人付き合いが面倒…苦手な人の原因とうまくいかせるコツ

青木 エイミー

青木 エイミーA.Aoki

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目次

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1:人付き合いは苦手?得意?

人付き合いは難しいと思っている人がいる一方で、どうして難しいのかわからないと言わんばかりに、すんなり誰とでも仲良くなる人もいますよね。

そこで今回『MENJOY』では、20~40代の男女500名を対象に独自のアンケート調査を実施。「人付き合いは苦手ですか? 得意ですか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

得意・・・127人(25%)

苦手・・・373人(75%)

周りを見回すとうまく協調している人が多いように感じるものの、心のうちでは苦手意識を持っている人が多いことがわかります。

2:自分が人付き合いが苦手だと感じるシチュエーション4つ

(1)初めて話す相手と会話が続かない


「中・高とスタートで失敗してしまったので、大学ではもっと気さくなイメージを出して周りが話しかけやすいようにしようと意気込んで入学しました。でも、いざ入学式で隣の人に“ドキドキしますね”なんて声をかけたら、会話が続かなくて……。“本当ですね”っていう返事をもらうだけで、あっけなく終わり、私の大学デビューは失敗しました」(Sさん・23歳女性)

(2)せっかく振ってくれた話題もすぐ終わってしまう

「相手が気を使って話しかけてくれても、“昨日のドラマ見ました?”って言われて、“見ましたよ”って返して終わっちゃいます。こんなときは、 “〇〇さんがめっちゃ面白かったですよね”って話を膨らませられる返事をすれば良かったって、いつも後悔するんです。でも反省をしても結局、同じことを繰り返しちゃうんですよね」(Hさん・35歳女性)

(3)顔が引きつってしまう

「一度仲良くなれば普通に会話ができるのですが、慣れていない相手だと、どうしていいかわからなくて、それが顔に出ちゃいます。顔が引きつっているので、相手も“声をかけちゃまずかったかな”って思うらしくて、すぐに身を引かれてしまいます。“そうじゃないのに……”って、しょんぼりしています」(Kさん・25歳男性)

(4)クラスや職場で浮いてしまっている

「友達なんてそうそうできないと思っていたのに、気づいたら私以外の同僚がみんな仲良しになっていて、私ひとりが浮いてしまっていました。みんながどこでそんなに絆を深めていったのか、全然わからないのもまずいですね」(Aさん・24歳女性)

3:もう面倒…人付き合いが苦手になってしまう原因4つ

(1)人に興味が持てない


人と仲良くなる意思がないわけではないにも関わらず、人に興味が持てないために、誰がなんという名前で、何が好きで、どういう性格かを把握できない人もいます。すると、その人に対してどういう話題を出せば良いかわからないので、当たり障りのない表面上の会話しかできなくなってしまいがちです。

(2)話し下手

話題作りや話題を膨らませるための会話運びが苦手だったり、緊張して言葉を詰まらせてしまったりすると、取り残されてしまうことがあります。一度輪に入ることができれば、聞き上手に徹することもできますが、それまでの友好を深める段階で苦労してしまい、人付き合いそのものを苦手視してしまうのです。

(3)気を使いすぎる

感受性が豊かで、相手にすごく気を使う人は、「この言葉を言ったらどう捉えるだろう」「この反応であっているのかな」「今この子を肯定したら、他の人が傷つかないかな」など、言葉ひとつを発するのに、ものすごく考えてしまいます。その結果、何も言わないまま会話が進行してしまったり、話が終わってしまったりします。

(4)傷つくことに怯えてしまう

これまで人付き合いでトラブルがあった人は、思わぬ反応が返ってくる可能性を考えたり、「こんなこと言って嫌われないかな」と過度に身構えたりと、人と深く関わることを恐れてしまう場合があります。相手も距離感を覚えて、親しみを持てなくなってしまうのです。

3:だけど寂しい…人付き合いをうまくいかせるコツ5つ

(1)笑顔でいる


どうしても話が苦手なら、せめて「話しかけられるのが迷惑なのではないか」と思われないように注意しましょう。人付き合いが苦手だとそれが顔に出てしまうので、「会話を楽しんでいます」という意思を伝えるために、笑顔や相槌をしっかりしておくと、会話に混ぜてもらえるかもしれません。

(2)挨拶をする

人とどう距離を縮めたら良いのかわからないのであれば、挨拶をするところから始めましょう。毎日顔を合わせて挨拶していると、自然と距離感が近づき、親しみを持ち始めるようになるはず。相手から話しかけてもらえるようになるかもしれません。

逆に、職場やご近所さんなど、いつも顔を合わせているのに挨拶をしないと、「無視している」「感じ悪い」など、思わぬ悪印象を与えてしまう可能性があります。

(3)労ったり褒めてみる

プラスの言葉を持ちかけられて嫌な人はいません。例えば、忙しそうにしていて、ひと段落した様子なら「お疲れさまです」と声をかけてみたり、「今日の服装、とても素敵ですね」と褒めてみたりしましょう。「いい人だな」と思ってもらえれば、何の気なしに声をかけてくれたり、困っているときに手を貸してくれたりするかもしれません。

(4)質問をしてみる

自分から話題を振るのが苦手なのであれば、相手から話を引き出してしまいましょう。例えば、「そのヘアピン素敵だね。どこで買ったの?」「こういうアンティークっぽいのが趣味なの?」など、ちょっと目についたことを聞いてみると、相手の趣味や考え方が見えてきます。

(5)話題の情報を追う

話せる話題を仕入れて相手に持ちかけるのも手。今日起こった出来事や話題のドラマ、SNSでバズったことなど、相手が食いつきそうな情報を仕入れて、「これ知ってる?」「見た?」と聞いてみましょう。話に乗ってきたら、情報や感想を交換すれば良いですし、もし相手が知らなかったら「ここが良かったよ」「あなたは普段どんなのを見ているの?」と、切り替えてしまうのがおすすめです。

5:人付き合いを英語で言うと?

英語で人付き合いを表す言葉はたくさんありますが、一例として「society」があります。「人付き合いがいい(悪い)」と表現する場合には、「be sociable」「unsociable」となりますので、注意が必要です。

6:まとめ

人付き合いに苦手意識がある中で、人と仲良くしようと努力している人はとても多いです。うまくきっかけをつかんで、人と良好な関係性を築いていけたら良いですね。