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落ち込みやすいのはどんな人?気分の落ち込みが激しいときの克服方法

Ema

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1:あなたは落ち込みやすいですか?

気分が落ち込みやすい人って、どのくらいいるのでしょうか。自分自身が落ち込みやすいタイプと自覚している場合、自分と同じような人がどのくらいいるのか、気になりますよね。

そこで今回“Menjoy!”では、20〜30代の女性400名に対象に、独自のアンケート調査を実施。「あなたは落ち込みやすいですか?」という質問をしてみました。

その結果、「はい」と答えたのは277人で全体の68.4%。「いいえ」と答えたのは128人で、全体の31.6%でした。

7割近くの人が、自分は落ち込みやすい性格だと回答しています。

気分が落ちているときは、この世で不幸せなのは自分だけで、こんなに落ち込んでばかりの人はほかにいないと思ってしまいがち。でも実は大多数の人が同じように思っていると知ると、少しは気がラクになりますね。

 

2:落ち込みやすい人の性格5つ

(1)感情の起伏が激しい

 

楽しいときは、2日寝なくなって大丈夫! でもひとたび落ち込むと、「誰とも会いたくない」と家に引きこもってしまう……。そんな、感情の起伏が激しいタイプは、落ち込みやすい人が多いです。感情の起伏が大きければ大きいほど、反動も大きいのでしょう。

(2)人に心を開けない

自分の殻に閉じこもる性格の人も落ち込みやすいと言えます。誰かに相談しようという発想がないので、いったんネガティブ思考に陥ると、改善策を見出せずに、どんどん落ち込んでいってしまいます。

(3)完璧主義

すべてが自分の理想どおりにいくことは、そうそうないですよね。完璧主義の人は、「なんで自分はできないんだろう」と自分を責めたり、「自分には味方がいなんだ」と絶望したりしがち。完璧主義であればあるほど、沼の底まで落ち込んでしまいやすいと言えるでしょう。

(4)失敗をいつまでも悔やみがち

落ち込みやすい人は、過去のどうにもならないことや、今現在になんら影響が出ていない失敗を、延々と悔やんでいる人が多いです。悔やんでも仕方がないことがわかっていても、悔やんでしまう。それこそが、落ち込みやすい性格の一番の特徴だと言えるかもしれません。

(5)人と自分を比べてしまう

自分に自信がもてず、人と比べては「やっぱり自分はダメな人間なんだ」と思ってしまったり、嫉妬してしまったりするのも、落ち込みやすい人の性格だと言えます。このタイプの人は、逆に自分のほうがスゴイと思える相手に対しては、マウンティングをかけることも。マウンティングは好かれないので、避けたほうが賢明です。

 

3:こんなことで…落ち込みやすい人が落ち込んでしまった小さなコト3つ

(1)机の脚に足をぶつけた

「私は、些細なことで人生は最悪だと思ってしまうタイプなんです。ちょっとでもよくないことがあると、涙が出るほど悲しくなっちゃいます。

この前も、会社のデスクから立ち上がって歩き出そうとした瞬間、脚の角に足の指を強く打ち付けてしまって、涙目に。泣いたのはメチャクチャ痛かったのもありますが、“こんなことが起こるなんて、私、前世でどんな悪行をしたのかしら……”とメゲてしまったからです。

神社にお祓いに行ったんですが、そのあとに引いたおみくじが“凶”で……。1万円も包んだのに、つらすぎる……。生きる希望をなくしました」(Sさん・27歳)

(2)ドアを開けたら全員が黙った

「先日のことです。ちょっと遅れて会議室に入ったら、私がドアを開けた瞬間に、いっせいに黙ったんです。私の悪口を言って笑っていたか、私に聞かせたくない内緒話をしていたに決まってる……と思って落ち込みました。

その日から誰も信用できないし、会社に行くのもイヤだし、他の人たちがワチャワチャ喋っているのも不快だし……。どうしていいかわからずツライです」(Hさん・25歳)

(3)今も単位が取れなくて卒業できない夢を見る

「私、もう30歳目前なのですが、今も、単位が足りなくて大学を卒業できない夢を見るんです。自分の“うわぁあああああああ!どうしよう!!!!”という声で目が覚めたりします。

そして、そういう朝は、大切な睡眠時間をムダな夢でつぶしてしまったことをすごく後悔しますし、そんな夢を見るほど自分はちっちゃい人間なのかと落ち込んで、泣けてくるんです」(Yさん・29歳)

 

4:落ち込みやすい自分を克服!気分の落ち込みが激しいときの対処方5つ

(1)とことん落ち込んでいいと考える

無理に元気になろうとしても、余計に気分は落ち込むばかり。そんなときは、とことん落ち込んで、底を確認しましょう。これ以上沈むことがないと思えたときにこそ、這いあがる勇気もわいてくるもの。もうこれ以上ないくらいに落ち込んだときの自分を大事にできるのは、自分しかいません。落ち込んでいる自分を受け入れてあげましょう。

(2)小さな幸せを書き出す

テンションが下がっているときは、日常の小さな幸せに気づけないことが多いです。そんなときは、ひねりだしてでも、小さな幸せをとにかく10個、20個と書きだしてみてください。コンビニで買った新商品がアタリだったこと、お風呂の温度が適温だったこと、おなかの調子がよくて体重計に乗ったらちょっと減っていたこと、通勤途中の花壇の花が咲いたこと……などなど。

意外と自分が幸せだということに気づけば、前向きな気持ちにもなれるでしょう。

(3)とことん泣く

涙には、ストレス成分が含まれている、なんていう俗説もあります。つまり、いっぱい涙を流せば、ストレスもどんどん体外に出ていく可能性があるということ。

そして、心理学の視点では、涙の理由が何であっても、泣くことの効果自体は同じなのだとか。悲しくて泣くのも、嬉し泣きするのも、自分のことで泣くのもそうでないのも、同じ涙なんです。

なので、号泣できる感動映画を見たりして、とことん泣いてみてください。

(4)とにかく笑う

笑いにも、癒し効果があります。たとえ面白いことや楽しいことがなくても、作り笑顔でもいいので笑顔を作ったり、大声で笑ったりしてみてください。脳が「今、自分は楽しいんだ」と認識して幸せホルモンを分泌するため、本当にだんだんと楽しくなってくるという話もあります。騙されたと思ってやってみてください。

(5)何かに熱中する

落ち込むというのは、自分の内側に向かっているということです。つまり、それを考える暇もないくらいに、何かに熱中すれば、落ち込んではいられないはず。

例えば、編み物などは、ぼんやりしていると目を飛ばしてしまうので集中しやすいでしょう。今は、ビニールテープを割いて編むカゴバッグ作りや、かわいい編みぐるみ作りも流行っています。簡単に始めやすいし、作品も生まれるので一石二鳥ですね。

 

5:まとめ

悲しい気持ちや寂しい気持ちを素直に出せると心も柔軟になり、視野も開けてくるでしょう。落ち込みやすい性格と上手に付き合って、楽しい毎日を過ごしたほうが幸せなことは間違いありません。