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結婚式が雨…ゲストの靴や傘のマナーは?イカすスピーチも

新井 よつば

新井 よつばY.Arai

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目次

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1:結婚式が雨だったらどうする?

大切な友人の結婚式の当日、起きてみると大雨! 「ガーデンウェディングの予定だったのに……まさか中止?」と、慌てる人もいるかもしれません。

でも多くの式場は、雨の場合は屋内のチャペルで執り行うなど、対策がなされているので安心してください。心配な人は、雨が降った場合どうなるか、事前に式場に確認しておくといいかもしれません。

 

2:結婚式が雨だった…靴や傘はどうした?ゲストエピソード5つ

ここからは、実際に雨の日にゲストとして参列した人のエピソードをご紹介します。靴選びや傘の扱いなどはどうしたのか、話を聞いてきました。

(1)靴

「大雨だったので、式場に入るまではスニーカーを履いて行きました。荷物は多くなりましたが、汚れた靴での参列は失礼だと思ったし、履き替えたことで足元もスッキリして気持ちよく、正解でした」(Yさん・29歳女性/看護師)

「微妙な小雨だったので、ガーデンウェディングが決行されることに。持参していた防水スプレーを靴にかけて臨んだら、雨も泥もはじいてくれて、とても役に立ちました」(Aさん・29歳女性/主婦)

(2)傘

「傘のことなんてあまり考えていなかったのですが、“花嫁とかぶる白い傘や、安っぽく見えるビニール傘はやめておいたほうがいい“って親に言われて、きちんとした傘を生まれて初めて買いました。当日行ってみると、確かにビニール傘の人は誰もいなかったので、恥をかかなくてよかったなと思いました」(Mさん・28歳女性/メーカー)

(3)スピーチ

「その日はちょうど台風が接近していて、会場に行くのがやっとだったのですが、花嫁の上司がスピーチで”雨降って地固まると言いますから”と言っていたのを聞いて、ちょっと感心しちゃいました。

新郎新婦もその家族も”こんな台風の日にごめんなさい……”という感じで、すごくゲストに気をつかっていてかわいそうだったのですが、その言葉で多少は救われたのか、良い雰囲気になったのが印象的でした」(Nさん・27歳女性/アパレル)

(4)ガーデンウエディング

「突然大雨になったせいで、とてもじゃないけどガーデンウエディングはできず、急遽屋内のチャペルに移動することに。主役はさぞかし落ち込んでるんだろうなと思いましたが、本人たちは準備万端で。ガーデンウェディングで使うはずだった小物を並べてフォトスポットにするなど工夫を凝らしていて、すごくいい式でした」(Sさん・29歳女性/フリーター)

(5)フラワーシャワー

「ガーデンウェディングが雨で屋内に変更になったので、フラワーシャワーもなくなっちゃうのかなって思っていましたが、会場を退場する際に、参加者全員で決行。屋内のフラワーシャワーも悪くないなって思いました」(Mさん・26歳女性/人材)

 

3:結婚式が雨のときの対策3つ

ここからは結婚式当日が雨だった場合、どんな対策をすればいいかご紹介します。

(1)移動手段にタクシーを使う

雨で困るのは、せっかくのドレスや髪が雨で濡れてしまうこと。交通費は多少かかりますが、最寄り駅などから徒歩でなくタクシーで行くと、濡れることも少なくておすすめです。みんなで一緒に乗れば割り勘にもできるので、意外と料金がかからないことも。ゲスト同士で相談してみましょう。

(2)ヘアスタイルはアップスタイルで固めて

雨の日は髪の毛が湿気で広がってしまって大変……という人も多いですよね。髪が広がりやすい人は、ダウンスタイルは避け、アップスタイルにしたほうが湿気の影響を受けにくいでしょう。ある程度かっちり固めたほうが、式の最後まで崩れる心配がなくて安心です。

(3)雨対策の持ち物を持参

荷物は増えてしまいますが、式場で快適に過ごすために、雨対策グッズを持っていくようにしましょう。まず、濡れたものを拭くタオルは必須。女性は、ストッキングの替えがあると、足元が快適に。また、ヘアブラシやミニアイロンを持っていくと、雨で崩れたヘアスタイルを直せるので便利です。

 

4:雨の結婚式は縁起がいいってホント?雨の日のスピーチに役立つフレーズ3選

「雨の結婚式は縁起がいい」なんていう話もあります。もし、雨の結婚式でスピーチをする場合は、こんなフレーズを取り入れてみてはいかがでしょうか。

(1)雨降って地固まる

「雨によって一度は緩くなる地面も、雨が止めば降る前よりも強固なものになる」ということから、「かえっていい結果や、安定した状態を保てるようになる」ということわざ。今日はこんな天気だけど、その分、新郎新婦がしっかりと手を携えて歩いていけるということで、雨の日のスピーチに使う人が多いフレーズです。

(2)祝福の雨

雨は「神さまからの祝福」とも言われます。神さまが喜んで涙を流し、それを天使が運んだものが雨である、という言い伝えも。神さまもふたりの結婚を祝福しているというのは、すてきなフレーズですね。

(3)新郎新婦の一生分の涙

こちらも雨が神さまの涙であることに由来しますが、「新郎新婦が一生で流すほどの涙を神さまが代わりに流してくれた」という説も。これから新郎新婦が悲しみの涙を流すことはないという意味で、縁起が良いとされています。

 

5:まとめ

雨の日の結婚式は、準備という点では大変ではありますが、事前にきちんと対策をしておけば、それほど慌てる必要はありません。大切な人の結婚式をすてきなものにするためにも、式場や持ち物の確認をしておきましょう。