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職人気質の意味と読み方は?職人気質な女性の恋愛傾向と向いている仕事
平松隆円R.Hiramatsu
1:職人気質の読み方・意味は?
では、まず最初に職人気質について、正しい意味を確認しておきましょう。
職人気質(しょくにん‐かたぎ)
職人に特有の気質。自分の技能を信じて誇りとし、納得できるまで念入りに仕事をする実直な性質。
(出典:デジタル大辞泉/小学館)
気質を「きしつ」と読んだ人も多いでしょう。確かに、「気質」はそれだけだと「きしつ」と読みますし、パソコンなどで「しょくにんきしつ」と入力しても、ちゃんと変換されるので、間違って覚えてしまっている人もいるかもしれません。
ですが、正しくは「しょくにんかたぎ」です。ちなみに「気質」の意味は、感情的な傾向や反応に関係している人格(パーソナリティ)のことです。
話を元に戻しましょう。職人気質は、職人に特有の気質で、自分の技能を信じて誇りとし、納得できるまで念入りに仕事をする実直な性質と意味が記されています。つまり、職人さんなら誰もが持っているような、自分の知識や技術を信じて、最後までしっかりと仕事をする真面目な人ということになるでしょうか。
2:あなたはいくつ当てはまる?職人気質診断
職人気質は、もちろん職人さんだけに当てはまる特徴ではなく、私たち一般の人にも当てはまります。では、その場合、どんな言動が職人気質と言えるのでしょうか。診断テスト形式で紹介します。
(1)自尊心が高い
そもそも、職人気質は自分の技能を信じて誇りとしているわけです。なので、自信があるということになります。自信があるというのは、専門的にいえば自尊心が高いということです。
(2)頑固
職人さんといえば、頑固なイメージがありますよね。自分に自信があることに通じますが、自信があるからこそ、他人のアドバイスや手助けを必要としないことが多いです。
(3)妥協しない
納得できるまで、念入りに仕事をするのが職人さん。なので、決して仕事に妥協はしません。締切が迫っているから80%の仕上がりだけど、まぁいいかということにはならないんです。ある意味で、完璧主義者とも言えるでしょう。
(4)嘘をつかない
実直なのも職人さんの特徴です。実直とは、誠実で、陰日向のないこと。つまり、真面目で正直だということです。なので、決して嘘などつきません。
(5)人にも自分にも厳しい
妥協しないことに通じますが、一度決めたルールを破ったり、目標を達成しないということはあり得ません。それは、自分に対してももちろんですが、周囲の人に対しても同じです。
(6)凝り性
とことん物事を追及するのも、職人さんの特徴。言ってみれば、凝り性なタイプ。言い換えると、集中力が高いか、もしくは根気強いということです。
3:職人気質な女性の恋愛傾向
もし、職人気質な女性が恋愛をすると、どんな傾向があるのでしょうか。
(1)一途
真面目で実直なタイプなので、ひと言でいえば、一途です。浮気などはしませんし、遊びで付き合ったりもできないタイプ。逆にいえば、恋人が浮気するのも許せないタイプともいえます。
(2)もしかしたら外見重視かも
実は、恋愛心理学でいわれているのは、自分に自信がある(=自尊心が高い)人は、恋愛においてパートナーを外見で選びやすいということです。
そのため、恋人選びにおいては、外見重視の可能性も。また、恋人が浮気するのも許せないタイプともいいましたが、自分に自信があるので、浮気なんてされたらすぐに見切りをつけて、別の相手と付き合おうとします。というのも、自分への自信から「私はモテる!」と思っている場合もあり、恋人探しに苦労はしないと考えているからです。
(3)衝突することもしばしば
自分に自信を持っていて、なおかつ妥協を許さない職人気質は、“自分から折れる”ということがないので、パートナーが“譲ってくれる”タイプでない限り、衝突することもしばしばあるでしょう。
4:職人気質の人に向いている仕事
では、それが恋愛ではなく、仕事だったらどうでしょう。職に気質のタイプはどんな仕事が向いているのでしょうか。
(1)大学や企業の研究者
大学の研究者というと、ある仮説を立てて、それを証明するまでとことん追及するのが仕事です。企業の研究者でも、何らかの製品などを開発するため、試行錯誤を繰り返し、挑戦します。両者とも、簡単に「できません」ではすみません。そのため、職人気質の人が向いているといえるでしょう。
(2)デザインナー
デザイナーにもいろいろあります。家具のデザイナーやファッションデザイナーなど、どんなデザイナーでも、より良いデザインを追及するのが仕事です。適当なところで、もういいやというわけにはいきませんし、自分のセンスを信じてデザインしていきます。こちらも、職人気質の人じゃないとできない仕事です。
(3)アーティスト・美術作家
デザイナーにも通じますが、アーティストや美術作家も、職人気質の人が向いているでしょう。芸術を学んでいる学生を見ていても、夜遅くまで作品の手直しを延々としています。まさに、自分に厳しくて凝り性な職人気質です。
5:まとめ
職人気質は、仕事では成功しやすいかもしれませんが、恋愛においては苦労が多そうな印象です。