結婚式の招待状の返信マナーをイッキ見!欠席やアレルギー連絡などの書き方の文例

結婚式の招待状が届いたら、返信はがきを送りますよね。その返信はがきを書くにも、いろんなマナーがあることをご存じでしょうか? はがきの返信というのは、結婚式に招待されて最初に行う作業。式はもう始まっているものと思って、失礼のないように返信しましょう。
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1:結婚式の招待状はいつくる?返信はいつまでに?

結婚式の招待状は、一般的に挙式の23か月前に届きます。中には「実はできちゃった」「家族や親族に病気になった人がいて、そのために早く行いたい」などの理由からバタバタと決まり、1か月前くらいに届くという遅いケースもあります。

早めに招待状が届いたとしても、「まだ3か月も先だから、後でいいや」などと思ってはいけません。出席の返信は早ければ早いほど良く、できれば手元に届いてから23日以内、遅くとも1週間以内というのがマナーです。出欠に関らず、準備の都合もあるので、近付いてから送るなどもってのほかでしょう。

ただし、欠席の場合は、1週間程度は空けるのがベターです。何とか都合をつけようとした……という配慮をしましょう。欠席を即答するのは、トゲがあるみた3ついで好ましくありません。

 

2:横書き、縦書き…結婚式の招待状返信の基本マナー

招待状の返信ハガキは、横書き、縦書きのいずれのパターンがありますが、いずれもの場合でもマナーは守り、書式に沿って記述することが望まれます。具体的な返信ハガキのマナーを以下に記します。

1)黒のペンで書く

黒の毛筆や万年筆で書くのが正式なマナーですが、ボールペンでも問題ありません。ただし、何で書くにせよ、絶対に守りたいのは黒で書くこと。黒以外を使うのはNGです。

また、毛筆の場合は、香典に記すように薄くならないように気をつけてください。

2)「御」などを修正、定規で二重線か「寿消し」で

書き損じではなく、返信ハガキは、修正するところが何箇所もあります。「御出席」「御芳名」「御住所」の「御」や「芳」を消したり、宛先の「行」「宛」を「様」に変えたりするのは代表的なマナー。

線を引いて消す場合(横書きなら横線、縦書きなら縦線、どちらも二重線)は、必ず定規を使いましょう。また、線の代わりに文字の上に「寿」の字を書く、「寿消し」という方法もあります。

3)句読点はご法度!

出欠の通知だけではなく、ひと言、メッセージを書くことが多いと思いますが、ここで重要なのは「、」や「。」の句読点は、区切りや終わりを意味するため、使用しないのがマナーとなります。

4)イラストはマナー違反ではない

シールやイラストなどを返信ハガキにアートを描くのは、マナー違反とはなりません。ただし内容など、基本的なマナーは守りましょう。中には、ご両親がしきたりにうるさいタイプの人もいるでしょうから、できれば控えめしておいたほうが無難です。

 

3:友人へのくだけた表現も…結婚式の招待状のメッセージ文例4つ

返信ハガキに書くお祝いのメッセージは、新郎新婦との関係性によって内容が変わるのは言うまでもありません。親友なのに紋切り型の返信ではぎこちないですし、逆に先輩など目上の人に対してくだけすぎては失礼になりますよね。

いずれの場合でも、長くなりすぎないようにまとめるのが大切です。以下に、いくつかのパターンで例文を示しました。

1)基本パターン

ご結婚おめでとうございます

お招きいただきまして大変光栄です

喜んで出席させていただきます

おふたりの晴れ姿を心より楽しみにしております

結婚を祝う気持ちや、感謝の気持ち、おふたりの晴れ姿を楽しみにしていることなどを添えて、簡潔にまとめましょう。

2)晴れ姿が楽しみ!

この度はおめでとうございます

○○○ちゃんのウェディングドレス姿がとても楽しみです

親しい友だちの晴れ姿というのは、感慨深いものですし、「きっとキレイなんだろうな」と想像が浮かびますよね。その思いを素直に伝えましょう。

3)労わりの気持ちを伝える

この度はご結婚おめでとうございます!

晴れ姿を楽しみにしています!

結婚式まで忙しいとは思いますが体に気を付けてね

自分が既婚者である場合、花嫁の先輩としての実感がこもったひと言が添えられているだけで、気持ちが伝わるかもしれませんね。

4)いとこなどの場合、多少くだけて…

このたびはお招きありがとう

慶んで出席させていただきます

これで○○も一人前!お幸せにね

いずれの場合でも、祝辞と結婚式に招待してくれたことへのお礼、さらに幸せを祈っていること、参加できることを楽しみにしているなどを加えると、より祝福の気持ちが伝わるでしょう。

 

4:上司などに結婚式の招待をメールでされたら…その返信は?

上司など目上の人からの招待は、それがメールであっても、マナーを守って、簡潔かつ丁寧に返事をするのがいいでしょう。返信はメールでも問題ありませんが、手紙で郵送するか、もしくは確実に手渡しするのがいいかもしれません。

出席する場合は、以下の例文のように招待のお礼と参加の意思をはっきり伝えましょう。

お招きいただきありがとうございます

おふたりの晴れの門出に立ち合わせていただくことをとてもうれしく思っております

喜んで出席させていただきます

 

5:アレルギーがある場合の返信欄の書き方

最近では、返信ハガキに「お食事・飲料に関してアレルギー等の制限がある方は詳細をご記入ください」といった、アレルギーの記入欄があるケースも。アレルギーがある場合は、変な遠慮などせず、きちんと伝えましょう。もちろん、ここの記載も句読点はNGです。

例としては、

申し訳ありませんがエビやカニなどの甲殻アレルギーがあります

ご配慮いただけますと幸いです

アレルギーがなければ、記入する必要はないですが、記入欄が「アレルギーは特にありません」など記すと、より丁寧になります。

また、○で囲む・チェックする確認欄の場合、該当する部分に○、チェックをしたら、余白に「ご面倒をお掛けして恐縮ですがよろしくお願いいたします」など、ひと言加えましょう。

一方、アレルギーの記入欄・確認欄が返信ハガキにない場合は、結婚式当日に迷惑をかけることのないように、返信ハガキの空きスペースに、食物アレルギーがある旨を記入した上で、招待してくれた新郎新婦側に事前に電話などで直接伝えるのが良いと思います。

 

6:結婚式を欠席するときの招待状の書き方とメッセージは?

欠席する場合のマナーについては、前述したとおり、受け取ったその日に返信するといったような即答は避けましょう。

やむをえず、結婚式を欠席する場合は、返信メッセージをより丁寧に書きたいところ。また、可能であれば祝電を贈ってあげたいところですね。代理人を立てる必要ありませんが、新郎新婦から依頼があった場合は代理人を立てます。

なお、連名で招待され、ひとりが欠席する場合は参加者のみ名前を書きます。

また、理由の記載についてですけど、出産などのおめでたい欠席、日程がすでに決まっている出張などの場合は、明確に記載しますが、弔事、忌中などの不祝儀や病気などの場合は、言葉を濁して返信しましょう。

例を以下に示したので参考にしてください。

【妊娠中につき欠席する場合】

ご結婚おめでとうございます

出産を控えているため大変残念ながら欠席をさせて頂きます

おふたりの末長い幸せを心よりお祈りしております

【仕事の都合で欠席する場合】 

ご結婚おめでとうございます

残念ながら海外出張のため参加できずとても残念です

末ながいお幸せを心よりお祈りしております

 【弔事や病気などで欠席する場合】

ご結婚おめでとうございます

ご招待大変嬉しく存じます

どうしても都合がつかずとても残念ですが欠席させていただきます

いつかお話を聞かせてくださいね

 

7:まとめ

新郎新婦にとって結婚は、一世一代のイベント。ほんのわずかなことでも、水を差すようなことをしてはいけません。とにかくマナーは大切です。

また筆者は若いとき、1か月の間に4回お呼ばれして“ご祝儀ビンボー”になった経験がありますが、マナーの次は、“普段の備え”についても考えておきましょう。