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セカンドパートナーとは?セカンドパートナーが欲しい理由と出会う方法

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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1:50代で増えている?不倫とは違うセカンドパートナーの定義

「セカンドパートナー」と言葉だけ聞くと、セフレに近い印象を抱くかもしれません。でも、定義としては、「恋人のようなパートナー」ということになります。肉体関係は、あってもなくてもそこには重きがおかれていません。

しかし、果たしてそんな都合のいい相手がいるんでしょうか。そして、そんな関係は許されるのか……。セカンドパートナーを求めてしまう理由や探す方法なども見ていきましょう。

 

2:セカンドパートナーを探す理由5つ

正式なパートナーがいるにもかかわらず、もうひとり恋人のような存在を求めるというところには、どういった心理なのでしょうか。経験のある男女に聞いてみました。

(1)癒しを求めて

「結婚して10年になります。妻と仲が悪いわけではありませんが、会話はもうほとんどありません。毎日、仕事をして、家に帰っての繰り返し。一時期、なんで生きてるんだろう……と考えてしまうことさえありました。

そんなとき、セカンドパートナーと出会いました。今は週に1回ぐらい会って、食事をしています。話を聞いてもらうだけで、すごく癒されます。僕にとって、なくてならない存在です」(Tさん・39歳男性)

(2)相談相手が欲しい

「30代半ばになり、気が付けば家族以外親しい人がいないことに気付いたんです。何か相談しようにも、それを聞いてくれる相手がいない。たまに夫に話しても、気のない答えが返ってくるだけ……。

でもセカンドパートナーは、夫とも恋人とも違う存在で。話を聞いてくれるし、アドバイスもしてくれるし、何より異性の意見というのが貴重。自分にはない感覚を持っているので、ためになります」(Mさん・35歳女性)

(3)恋人気分を味わいたい

「夫は私が初めて付き合った相手。要するに、夫としか付き合ったことがありません。でも、今さらほかの男性に手を出したいとまでは思いませんでした。家庭を壊したくないし……。

だから、セカンドパートナーが欲しいと思ったんです。夫以外の男性ってどんな感じなのか知りたい。恋人気分を味わってみたい……。そう思って、現在探し中です」(Rさん・40歳女性)

(4)若い女性と付き合いたい

「キャバクラで働いている若い子を好きになってしまい、しばらく足繁く通っていたんです。でも口説こうにもさっぱりで……。向こうも、“不倫はしたくない”って言うんです。

諦めかけたとき、彼女から提案されたのが、セカンドパートナーとしての関係でした。男女の関係はないけど、会って話してるだけでも楽しい。やっぱり、若い女性と触れ合うのはいいものだなって思う」(Yさん・51歳男性)

(5)若さを保ちたくて

「以前、短期間だけ、セカンドパートナーのような存在がいました。会うときは、やっぱりドキドキする。その胸の高鳴りが、どこか懐かしかったですね。

しっかりメイクして、服も選ぶので、女性として意識を高く保つのにはすごくいいと思いました。自然と肌にハリが出るように感じもしたので、若さを保つ効果もあるんじゃないでしょうか。できればもう一度、付き合いたいですね」(Cさん・40歳女性)

 

3:セカンドパートナーを持つメリット5つ

「肉体関係がなければ意味がない」なんて思う人もいるかもしれませんが、実際にはさまざまなメリットがあるようです。前項の意見も踏まえて、セカンドパートナーのメリットを考察してみましょう。

(1)癒しが得られる

夫婦関係も長くなれば、一緒にいても心落ち着くことはなく、顔をつきあわせればイライラ……そんな状態にも陥ることもあります。しかし、セカンドパートナーに対しては、新鮮な気持ちで接することができます。

お互いのことをもっとよく知りたいという欲求もあり、会話も頻繁に交わすでしょう。話にしっかり耳を傾けるはず。すると、自然と心も癒される。そうやって癒されることで、イライラも解消され、本来のパートナーに対しても優しく接すことができるようになります。

(2)相談に乗ってもらえる

年齢を重ねると、親しい友人も限られてきます。心を許せるような相手もいなくなる。夫婦間で話そうにも、いつも同じ会話が繰り返されてしまうという場合も多いでしょう。そういうとき、セカンドパートナーが、良き相談相手となってくれます。

親身になって聞いてくれるし、新鮮な意見ももらえる。それに、異性からの意見というのも、とても貴重です。大きなメリットになりますよね。

(3)再び恋愛が楽しめる

結婚してからほかの人と恋愛をするというのは、不貞行為に当たります。でも、肉体的な接触のないセカンドパートナーであれば、それには当てはまりません。

結婚してしまうと、恋愛から遠ざかって当然。感覚も忘れてしまっているでしょう。それが、セカンドパートナーを作ることで、恋の切なさ、甘酸っぱさ、ほろ苦い思いなんかを、再び味わうことができるのです。

(4)年齢差を超えた恋愛が可能

通常の恋愛であれば、年齢差というのは大きな障壁になります。それは、将来を真剣に考えるほどに、重くのしかかってくるでしょう。しかし、セカンドパートナーであれば、先のことを真剣に考える必要がありません。

ゆえに、年齢差も問題にはならず、むしろ世代の違いがいい刺激を生む場合も。年齢差を超えた恋愛が、気軽に楽しめるということになります。

(5)若返る

「女性は恋をするとキレイになる」とよく言われますよね。それは、精神面に刺激を受け、好きな人のためにキレイになりたいという心理がはたらき、肉体にもそれが表れるからでしょう。

同様に、年齢を重ねてしまった女性には、「若くキレイでありたい」という心理が働きます。もちろんそれは肉体にも影響を及ぼします。セカンドパートナーの存在が、若返りをもたらすと言っても、過言ではないでしょう。

 

4:合コンからアプリでの募集まで!セカンドパートナー探しの方法5つ

セカンドパートナーという存在に対して、大きなメリットを感じるところもあります。ただ現実に、そんな存在を見付けることができるのかどうかは疑問ですよね。そこで、実際にセカンドパートナーがいるという人、もしくはかつていたという人に、出会ったときの状況などを聞いてみました。

(1)信頼できる友人の紹介

「家庭の問題で悩んでいた時期、昔からの男性の友人に相談に乗ってもらっていました。するとその人が、“同じような悩みを抱えている友だちがいる”と言って、ある男性を紹介してくれたんです。それが、今のセカンドパートナーです。共通の悩みを持っているだけに、最初から話しやすく、すぐに親しくなり、恋愛に近いような感情を抱くようになりました。今では、月に1~2回会って、近況を報告し合っています」(Sさん・43歳女性)

(2)既婚者合コンに参加して

「友達に誘われ、既婚者合コンに参加したときです。年齢層も高く、落ち着いた会でした。そこで、ひとりの男性と知り合いました。会社を経営している人で、ガツガツしていない穏やかなタイプ。初めてふたりで会ったとき、“付き合ってほしい”と言われました。私が、“家庭を壊したくない”と伝えると、セカンドパートナーとしての関係を提案されたんです。今は私も、彼のことがすごく好き。正直不倫にならないように気を付けています」(Rさん・39歳)

(3)元恋人に依頼

「私のセカンドパートナーは、元カレです。10年ほど前に付き合っていて、別れてからもたまに連絡は取っていました。お互いに結婚して、子どもが生まれ、同じ悩みを抱えるようになったとき、久しぶりに再会したんです。それから何度か会い、セカンドパートナーという関係を選択しました。元交際相手だけに、性格や感覚がよくわかっているので、とても付き合いやすいです。絶対にカラダの関係になることはないので、安心です」(Eさん・40歳)

(4)マッチングサイトを利用して

「セカンドパートナーという言葉を知り、パソコンで検索していると、『sepa』というマッチングサイトを見付けました。いくつかそういったサイトを見たけど、ここがいちばん安全そうだった。なので、試しに登録してみたんです。登録に身分証明書が必要なところも安心できるポイントでした。そこで希望条件を入力し、ある女性と会うことに……。

その女性は、僕よりも5歳下で、同じく既婚者。明るい女性で、すぐに親しくなり、パートナーとなりました。残念ながら、1か月ほどでお別れしましたが、悪い印象はありません。今もサイトに登録して、新しい相手を探しています」(Kさん・44歳男性)

(5)出会い系バーで

「男女が出会いを求めて集まるバーで知り合いました。そこは、若い男女が多く、あまり私のようなオジサンは相手にされません。話し掛けても、鼻で笑われるだけ。しかし、ひとり気に留めてくれた女性がいました。私が自分のことを話すと、親身に耳を傾けてくれた。そして、女性とカラダの関係になりたいのではなく、話し合える関係になりたいのだと伝えると、理解を示してくれました。

今は、その女性とお付き合いをしています。彼女は、私よりもふた回り近く年下ですが、穏やかで有益な関係が築けています」(Mさん・52歳男性)

 

5:セカンドパートナーのことがよくわかるブログ3つ

セカンドパートナーの存在や、関係性について綴っているブログもあります。そのときの感情をダイレクトにぶつけた、臨場感あふれる内容が楽しめます。興味のある人は、ぜひ一読を!

(1)セックスレスからの脱却

3児の母である、夜空さんの綴るブログ。セックスレスに悩みながらも、夫を愛し、家族を愛している女性です。初恋の彼に再会することで、意識に変化がもたらされ、夫婦関係にも明るい光が差し込んでくる。現在は、旦那さまとも非常に良好な関係を維持しているようです。

(2)かくしごと

2児の母であり、フルタイムで働いているゆりさん。ただ今、離婚に向けて旦那さんと話し合いの真っ最中。そんな状況の中で、セカンドパートナーの存在が、大きな心の支えになっているようです。

(3)3年目の浮気。

婚外恋愛3年目に突入しているという、sayoさんの綴るブログ。sayoさんは、セカンドパートナーとはいえ、セックスなしなんてあり得ないと主張し、セックスから得られるトキメキを重要視しています。大胆な性描写も盛り込まれているので、刺激を求めている方はぜひチェックしてみてください。

 

6:肉体関係なしで済むのか…

今は、肉体関係のない、純粋なセカンドパートナーとして成立していても、いずれどうなるかはわかりません。好意が増すとともに、性欲も芽生える可能性も十分にあります。

そうなると不倫に発展する可能性もあり、推奨できる関係ではありません。しかし、その不安定さこそが、多くの人の興味を引くところなのでしょう。

 

【参考】

「セックスレスからの脱却」

「かくしごと」

「3年目の浮気。」