そりが合わないとは?馬が合わないとの違いとそりが合わない人との上手な付き合い方

話が合わなかったり、タイミングが妙にズレたり……一緒にいると、なんか調子が悪い。そういう相手との関係を「そりが合わない」などと言います。でも、仕事など、そりの合わない人とどうしても付き合わなければいけない場面もありますよね。そこで今回は、そりが合わない、馬が合わない人との付き合い方のコツについて考えてみました。
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1:そりが合わないとは?英語で言うと?

(1)そりが合わないの意味・語源・類語

まずは、「そりが合わない」の正しい意味からみていきましょう。「そり」を辞書で調べてみました。

そり【反り】

1 反ること。弓なりになること。また、その程度。「板の反りを直す」

2 刀身の湾曲。また、その度合い。

3 弦(つる)を張らない弓の湾曲。また、その度合い。

4 (刀身と鞘(さや)との関係から、「そりが合う」「そりを合わせる」などの形で用いる)人の性向や、世の風潮。また、それとの相性。「上役と反りが合わない」

5 相撲で、相手のわきの下に頭を入れ、後ろへ反りかえって倒す技。居反り・たすき反り・しゅもく反りなど。

出典:「デジタル大辞泉」(小学館)

そりが合わないという言葉自体の説明が、4にありました。ピッタリとハマらないという意味ですね。

つまり語源としては、もともと日本刀は1本1本異なるカーブを持っていて、それを鞘におさめるためには、同じカーブを持った鞘でないと刀は収納できません。そうやってちゃんと収納できていないことがつまり「反りが合わない」状態であり、人間関係に転じたのでしょう。

また、類語としては「馬が合わない」があります。

(2)そりが合わないと馬が合わないの違いは?

ちなみにこの「馬が合わない」というのは、乗馬を由来としていて、自分の力量と馬との相性が悪くて乗りこなせないことから、関係がうまくいかない、付き合いにくい、ということを意味します。

つまり、「そりが合わない」と意味としては同じです。昔は、刀と鞘が一対であることから、「そりが合わない」は、夫婦関係や恋人同士の関係にだけ使われていたようですが、現代ではその使い分けもなくなってきています。

(3)そりが合わないを英語で言うと?

ちなみに、「そりが合わない」は英語では、「うまくやる」という意味の「get along with~」を用いて、「unable(don’t) get along well with~」と表現できます。

We don’t really get along.」というと、「私たちはどうもうまくいかない」という意味になり、相性が悪いということをやんわりと伝えられます。

 

2:そりが合わない人との上手な付き合い方5つ

(1)どこが合わないのか考えてみる

「あの人の○○なところが大嫌い!」というように、理由がはっきりわかれば徹底的に嫌うこともできますが、「なんとなくそりが合わない」という状況だと、モヤモヤとした気持ちになります。

そういうときは、なぜ合わないのか、どこが合わないのかを考えてみましょう。その理由がわかれば、適切な距離感もはかりやすいですよね。

(2)距離を置く

そりが合わない人との関係性を考えて、別に一緒にいなくても良いと思うのなら、適当に距離を取って、ほどほどに付き合うのがいちばんです。

仕事の関係者やママ友など、どうしても関わる必要がある相手なら、深く踏み込まず、必要なことだけのやりとりにして、精神的な距離だけでも保つようにしましょう。

(3)相手の立場に立ってみる

そりが合わない相手に対しては、ハナから「理解できないもの」と考えてしまいがちです。ですが、相手の行動がどうしてそうなっているのかを考えてみると、納得できることもあります。

相手の気持ちを察することができれば、ものすごく仲良くなることは無理でも、許容してイライラせずにいるくらいにはなれるかもしれません。

(4)観察して楽しむ

自分とそりが合わない相手は、実は観察対象としてはピッタリです。「世の中にはいろいろな価値観をもった人がいるのだなぁ」くらいに考えて、まじまじと観察してみましょう。

そりが合わない人を観察してみることによって、普段は意識していない自分の価値観に気づくこともあります。

(5)嫌われても良いと思う

そりが合わない人がストレスになるのは、その人に好かれようとか、嫌われたくないと考えるからです。「別に嫌われても良いや」と思うことができれば、気楽になって、関係も適当に続けられます。

 

3:職場の波長が合わない人に上手く対処する方法5つ

(1)仕事のことだけで付き合う

社会人の場合、職場は生活のなかでもっとも時間を費やす場所。なので、職場にそりが合わない人がいると、かなりつらいですよね。仕事は重要ではありますが、波長が合わない人に無理して合わせる必要はありません。

「仕事場の人とは仕事のことだけで付き合えば良い」と思えば、気楽になりますよ。

(2)笑顔で話を聞く

笑顔はとりあえずその場をやり過ごす最強のアイテムです。そりが合わないなぁと感じても、とりあえず笑顔で「そうですね」とスルーするのがいちばん。

実際には話を真剣に聞いていなくても、相手が嫌な気持ちにならなければ、それで良いのです。

(3)自分にないものをもっていると思う

自分と波長や価値観が違うということは、自分とは違う仕事のスタイルを確立しているという可能性も高いです。

「相手が持っていて自分にないスキルは何か」という視点で相手を見てみてはいかがでしょう。

(4)相手を「使う」目線で考える

波長が合わなくても仕事を一緒にしなければならないのなら、「相手を使える部分で使う」という目線で考えてみましょう。

決して口に出してはいけませんが、その人をひとつの駒と考えて、どんな仕事でいちばん活かせるのかなどを想像してみると楽しいですよ。

(5)仕事に集中する

職場は仕事をする場所と割り切って、波長が合わない人のことを「アウトオブ眼中」にしてしまうのもひとつの方法です。

そりが合わない人を寄せ付けないほど仕事に集中していれば、向こうからも近寄ってはこないでしょう。

 

4:そりが合わない人はどこにでもいる

そりが合わない人との関係で悩んでいるという人も多いかもしれません。ですが、「どうにかしてそりを合わせたい」などと考えるのは、ハッキリ言って時間の無駄です。

そりが合わない人はどこにでもいます。そういう人とは表面上のお付き合いだけで上手に乗り切って、ストレスを溜めないようにしましょう。

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