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顔ツボマッサージをセルフで!代表的な顔ツボとマッサージするときのコツ

並木まき

並木まきM.Namiki

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目次

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1:頭が痛いときや目の疲れには眉毛のツボが効くかも…

ちょっと頭が重いときや目の疲れを感じたとき、ツボを押すと、症状が改善されることも。

頭痛や目の疲労解消のツボと言われているのが、「攅竹(さんちく)」と呼ばれるツボ。眉頭下にあるくぼんだ部分や、「魚腰(ぎょよう)」と呼ばれる眉毛の中央から少し下にあるくぼみにあります。

頭痛や目の疲れの原因として、顔まわりの血流が悪くなっていることも考えられます。ツボを押すことで、血行を促す効果も期待できるでしょう。

 

2:内臓の不調にも!押さえておきたい顔ツボ5つ

ちょっと不調を感じているけれど、薬を飲むほどではない……というときには、顔ツボを覚えておくと便利です。そこで、仕事の合間にも手軽に押せるツボを5つご紹介します。

(1)鼻づまりには「迎香(げいこう)」のツボ

鼻がつまっているときには、小鼻の左右にある「迎香」のツボを押してみましょう。両手の人差し指を使って左右を同時に3秒ずつ、じんわりと押してみてください。鼻づまりが解消すると言われています。

(2)耳鳴りには「聴宮(ちょうきゅう)」のツボ

耳鳴りを感じたときには、耳の内側の軟骨部分にある「聴宮」のツボを押すといいとされています。聴宮は、耳の穴の顔寄り、軟骨がある部分の少し顔側にあります。こちらも左右同時に、3秒ずつ程度じんわりと刺激するといいでしょう。

(3)胃痛には「頭維(ずい)」のツボ

胃痛を感じたときには、こめかみの少し外側にある「頭維」のツボを刺激すると、不快感が和らぐと言われています。このツボは、胃の経絡とつながっていると考えられていて、刺激することで体の巡りの改善が期待できます。

(4)目の下のクマには「承泣(しょうきゅう)」のツボ

目の下のクマの要因として、周囲の血流が悪くなっていることも考えられます。

ツボ押しでクマを解消するには、左右の目の下の骨のふちにある「承泣」のツボを、指の腹を使ってていねいに押していきましょう。

(5)歯が痛いときには「承漿(しょうしょう)」のツボ

歯や歯ぐきが痛むときには、下唇のすぐ下にあるくぼみの部分にある「承漿」のツボが効くと言われています。

痛み具合にもよりますが、このツボが凝って固いときにやや強めに刺激すると、痛みが和らぐと言います。

 

3:小顔効果やたるみ防止にも!自分で顔ツボマッサージするときのコツ5つ

(1)清潔な手指で

顔ツボを押すときには、事前に手洗いをするなどして、手を清潔にしましょう。手が汚れていてもツボ押しの効果は変わりませんが、肌に汚れが付着して、肌荒れを招くこともあるからです。

(2)じっくりていねいに

ツボ押しはゆっくり、適度な長さで行ったほうが効果があるとされています。1回の押しに最低でも3秒程度かけ、ゆっくり押して、ゆっくり離す、を心がけてください。

(3)押して気持ちがいい場所を探す

ツボを探して「ここであっているのかな?」と不安になったときには、周辺を触れてみて、押したときに、いちばん気持ちがいいと感じる場所を探しましょう。張っている箇所や硬くなっている箇所がツボであることも多いです。

(4)強く押しすぎない

ツボ押しは強ければ効くというものではありません。あまりにグリグリとしてしまうと、肌に跡が残ってしまうこともあります。「イタ気持ちいい」くらいの力加減がベストです。

(5)何回も押しすぎない

気持ちがいいからと言って、一度に何度もツボを刺激すると、痛みを感じたり気分が悪くなってきたりすることもあります。

やりすぎは厳禁。どんなに気持ちよくても、ひとつのツボを刺激するのは、数回程度にとどめておきましょう。

 

4:顔ツボをマスターしてプチ不調を撃退しよう!

顔ツボ押しは、道具なしでできるセルフケア。自分におこりがちな不調にアプローチできるツボの位置を知っておくと、不測の事態にも対応できます。

「なんだか調子悪い……」と感じたとき、ツボ押しで不快感を改善できれば、心強いですよね!