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利き目は左?それとも右?調べ方とゴルフや野球、ダーツで利き目を生かす方法

水野 文也

水野 文也F.Mizuno

目次

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1:利き目ってどう調べるの?

右利き、左利きというのは、手のことだけではありません。普段の生活では意識していないと思いますが、足にもありますし、目にもあります。

そのため、モノを見るときに、左右どちらかの利き目を無意識によく使っているのです。人は、利き目を軸として、もう片方の目で効き目を補いながら立体的にモノを見ているのです。

利き腕に関しては世界で約9割の人が右利きなのだとか。そして、目はというと、約7割が右利きだそうです。

さて、自分の利き目を調べる方法ですが、実は、それほど難しくありません。眼科医なども紹介している、ごく一般的な方法を以下に示しました。

(1)数メートルほど離れたものをよく見る

(2)見続けながら見ているものを指さす

(3)片目ずつ交互に開ける

(4)目を開けたとき、見ているものを指している方が利き目

また、顕微鏡や万華鏡などを覗くときには、自然と利き目で見ようとするので、それでもわかります。

 

2:利き目が右、左によって何が違う?

普段はあまり意識することはありませんが、利き目はよく使うので、見ることに慣れています。そして、それが役に立つことも少なくありません。

例えば、車を運転していて、交差点で左から車が来た場合、利き目が左であれば、視野に入りやすくなります。また、車や人がもの影などから急に飛び出してきたときなども、利き目で見えたほうが、瞬時の判断が早くなるようです。

このように、普段の生活では気が付かないものの、左右の利き目によるメリットやデメリットがあると言えるでしょう。

また、視覚が重要なポイントになるスポーツなどでは、意識的に使う場合もあるようです。

 

3:利き目が視力悪い場合の対策は?矯正できる?

眼科のホームページや眼科の先生のブログを見ると、利き目だけ視力が悪い場合、メガネやコンタクトレンズをより慎重に作るべきと書いてあることが多いです。

それだけ利き目は重要ということなのでしょう。そして視力矯正は、利き目を優先して行うのが鉄則のようです。

利き目は、どうしても酷使しがちになってしまうため、視力が悪化しやすいとも……。そうならないためには、なるべく、両方の目で見るクセをつけることが大切となります。なるべく利き目を労ってあげるようにしましょう。

その方法として有名なのが「ブロックストリング法」というもの。1本の紐に結びつけた3つの玉に、一定の間隔でピントを合わせていくことで、両眼のチームワークをよくするという方法です。

とにかく、両眼をバランス良く使って、利き目だけを酷使しないようにすることが重要と心にメモしておいてください。

 

4:ゴルフや野球などスポーツやダーツで利き目を生かすには?

1)スポーツに向く利き目は?

利き目と脳の関係ですが、利き目が左目の場合は右脳が豊か、右目の場合は左脳が豊かと言われています。

一般的に右脳が発達した人は芸術性に優れてると言われますが、芸術家はもちろん、スポーツ選手もイメージトレーニングをする際、想像を形に変えて結果に結び付けようとすることから、利き目が左のほうが、スポーツ選手に向いているといえそうです。

以下に、スポーツと利き目の関連性を記してみました。

2)ゴルフのパター時はボールを利き目の下に

ゴルフは利き目を考えながらプレーするのはとても重要。利き目が右の人は、どうしてもアドレスのときに体が開き気味になってしまいます。そのため、スライス系のボールが多くなるので、体を開かないように意識するといいでしょう。利き目が左の人で、フック系が多い人は、頭を残すように意識します。

パターについては、目の真下にボールを置くのが基本ですが、狙いを定めるのは当然、利き目です。なので、ほんの心持ち、利き目の下にボールを置くようにしましょう。

3)野球のバッターは利き目と利き腕が反対だと有利

バッターは、利き目をピッチャー側に向けてボールを見たほうが、ボールの動きを追いやすいそう。となると、左バッターの場合は利き目は右、右バッターの場合は利き目が左であると、ピッチャーに対して有利になるでしょう。

4)的を狙うスポーツの場合は?

的に狙いを定めるアーチェリーや弓道、ダーツなどの場合は、標的を捉えるのに利き目を使うので、利き目と利き腕が同じほうが良いとされています。

5)フィギュアスケートは利き目側に回っている

フィギュアスケートの場合は、空間を捉えながら次の着地点を見て演技することから、回転をするときは、利き目側に回ると失敗しにくいと言われています。

 

5:まとめ

大リーグで多大な実績を残したイチロー選手の利き目は右なのだとか。左バッターにとって、右目が利き目というのはとても有利である点を考えると、とても納得できます。

自分の利き目を知ることができれば、スポーツの上達が早くなるのかもしれませんね。