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悪女とは?映画・漫画・ドラマに出てくる悪女と実際の悪女の特徴
月島もんもんM.Tsukishima
1:悪女とは?悪女についてはさまざまなメディアで語られています
「嫌な女」とか「小悪魔」は割と多く見かけますが、「あの人って悪女だよね」と言えるほどの人は、現実ではそれほど多くはないかもしれませんね。
しかし、悪女というのは、映画やドラマ、漫画、小説といった物語の中では、欠かせない存在。個性豊かな悪女が登場し、物語を盛り上げてくれます。
また歴史をひもといてみると、「血の伯爵夫人」の異名を持つ、エリザベート・バートリなど、悪女として後世に語られる女性が存在しています。
2:悪女が出てくる映画・ドラマ・漫画・歌10選
まずは映画やドラマや漫画など、物語や創作物に出てきた悪女をご紹介します。
(1)白いドレスの女
はじめに紹介するのは映画『白いドレスの女』。白いドレスを着た悪女・マティを演じるキャスリーン・ターナーが美しく、男性なら思わず目を奪われるはず。「悪女だから近づかないほうがいい」と言われていても、ついついその魅力に吸い寄せられて、騙されないわけにはいかないほど。
そんな悪女に関わったがために、主人公の弁護士が、とある殺人事件に巻き込まれていくというストーリー。そして、どんでん返しのラストにも注目です。悪女とは冷徹であるからこそ魅力的ですね。
(2)氷の微笑
『氷の微笑』も、悪女が出てくる映画として有名。悪女とは、美女に限るのではないかと筆者は思っているのですが、この映画のシャロン・ストーンも、とても美しいです。
殺人事件を追っていたはずの刑事が、その被疑者である女性にどんどんのめり込んでいき、自ら事件に巻き込まれてくというストーリーです。
(3)(500)日のサマー
大人の女性が夏の終わりに見るべき映画☝️『(500)日のサマー』「一夏の恋」とは、夏に始まり夏で終わるような、儚い恋の事。しかし何処か掛け違い上手く行かない。だけど、この経験が次の自分を作っていく。そんな恋の事。https://t.co/8kRk03EZIs pic.twitter.com/BjzYOVFTlc
— GINZA (@GINZA_magazine) 2019年9月6日
次に紹介するのは「(500)日のサマー」。上述したふたつのサスペンス映画とは異なり、こちらは恋愛映画です。しかし、サマーという女の子に恋をした主人公のさえない青年は、彼女に振り回され、次第にボロボロになっていきます。
現実のも存在するリアルな悪女というのは、こういった女性のことをいうのではないでしょうか。サマーを演じるズーイー・デシャネルがとてもかわいくて、どうしようもないとわかっているのにのめり込んでしまうという設定に、さらなる説得力を加えています。
(4)リベンジ
お次は『リベンジ』という海外ドラマをご紹介します。タイトルにあるとおり、父親に無実の罪を着せた人たちに対する復讐をテーマにしたドラマ。高級住宅街に住む女性たちの、冷ややかに腹の探り合いをするようなやりとりが見物です。
その中でも、美しく色気があってお金持ちのヴィクトリアという女性の残虐な裏の顔は、まさに悪女そのものです。
(5)後妻業
今夜『後妻業』、木村佳乃は中条きよしにプロポーズされ一夜を共に… #後妻業 #木村佳乃 #木村多江 #高橋克典 #伊原剛志 https://t.co/VRpUO6EJku pic.twitter.com/vrmC6T9gRC
— クランクイン! (@crank_in_net) 2019年3月12日
今度は日本のドラマから「後妻業」を紹介します。黒川博行の同名小説が原作で、高齢者の遺産を狙った犯罪を題材にしています。大竹しのぶさん主演で映画化もされましたが、2019年1月22日からテレビドラマとして放送されました。
お金のために入籍と除籍を繰り返していくさまは、まさに悪女といえるでしょう。ドラマでは木村佳乃さんが結婚詐欺を行う女性を演じていますが、彼女ほど美人な人であれば、コロッとだまされてしまう男性はいることでしょう。
(6)サイレーン 刑事×彼女×完全悪女
悪女のイメージが強い女優といえば、菜々緒さんではないでしょうか。特に2015年10月から放送された「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は必見です。
猟奇殺人事件の捜査中に出会うキャバクラ嬢役の菜々緒さん。冷徹でゾクッとするような菜々緒さんの美しさと残酷な事件が、ぴったりと合わさって、さらなる恐怖をかき立てます。
(7)NANA
今度は漫画から悪女をご紹介します。筆者が取り上げたいのは、矢沢あいさんの『NANA』に出てくる幸子という女性。彼女がいるとわかっていながら、奈々(ハチ)の彼氏である章司のことを好きになってしまい、ちょっかいを出していきます。
幸子と一緒に終電に間に合うように走っていた章司。しかし、幸子の靴が脱げてしまって、終電を逃してしまいます。そのとき、「走らないと終電逃すのわかってて、なんでそーゆー靴履くかな」と幸子に言い放ちます。
幸子は一瞬黙るのですが、顔を上げてこう言います。
「わざとだよ?」
まさにこれがリアルな悪女。男性ならドキッとしてしまうはず。
(8)隣の悪女
【隣の悪女 コミックス完結5巻発売】
僕と彼女と悪女のトライアングルラブサスペンス最新刊が本日発売です!花音の復讐劇の行方はーー⁉︎
ご一読よろしくお願い致します!https://t.co/EClNYmaAWg pic.twitter.com/gVtek1qw8W— 週刊ヤングジャンプ編集部 (@young_jump) 2019年6月19日
次にご紹介するのは、玉木ヴァネッサ千尋さんの『隣の悪女』。この作品は、半同棲をしている大学生カップルの隣に、高校時代の同級生が引っ越してきます。その新しい隣人が、平穏に暮らしていたふたりの生活を壊していくというサスペンスラブストーリーです。
生活の中に悪女がひとり入り込むだけで、これまでの幸せな日常が、音を立てて崩れていきます。彼女の目的は何なのか、なぜ幸せなふたりに執拗に関わってくるのか……。背筋が寒くなるようなストーリーです。
(9)ライフ
すえのぶけいこさんの大ヒット作「ライフ」、新装版が刊行開始!旧新書判に引き続き、装丁を担当しています。毎月2冊、全13巻の予定。 pic.twitter.com/bR3UKVpR2D
— 柳川価津夫(SPICE) (@katsuoyanagawa) 2016年6月23日
次にご紹介する漫画作品は、すえのぶけいこさんの『ライフ』です。女子高生のいじめをテーマにした作品で、いじめを楽しむ女の子が複数描かれます。その姿はまさに悪女。ドラマにもなっており、陰湿ないじめが描かれています。
登場する悪女がひとりやふたりだけではないところも注目です。
(10)悪女
【SONGS】NHK「SONGS」中島みゆき~平成世代が愛する女神~の放送が決定!是非ご覧下さい♪
NHK総合「SONGS」中島みゆき~平成世代が愛する女神~
1/26(土)23:00~23:30https://t.co/ROQdVwrSoG#中島みゆき#SONGS pic.twitter.com/CMu8X2nTFy— miyuki_staff (@miyuki_staff) 2019年1月18日
最後は音楽の世界の悪女をピックアップ。中島みゆきさんの『悪女』という歌をご紹介します。この歌は、彼氏に浮気をされている女性の心情を歌ったもの。
自分が悪女になって別れを告げよう。浮気相手に彼氏を渡してしまおうと思うのですが、なかなかその気持ちが決まらない情景に、女性の本音が詰まっているのではないでしょうか。
本当の悪女は浮気相手の女性ですが、自分が悪女になって彼氏を振ろうとする心情が、とても切なさを感じさせます。
3:実際にいた?悪女の特徴5つ
今度は悪女の特徴についてご紹介します。居酒屋で知り合った男女に悪女について聞いてきました。
(1)美女
「悪女はやっぱり美人なイメージです。その美貌ゆえに、男が虜になってしまう。実際、美人に言い寄られたら、騙されてもいいかなって思っちゃいます」(Kさん・31歳男性)
前述したように、映画やドラマなどで描かれる悪女というのは、たいていが美人。その美しさで男性を虜にして、騙してしまうのです。もしかしたら、騙されるほうも、幸せなのかもしれませんね。
(2)裏表がある
「悪女っていうと、裏表のある性格っていうイメージはあります。例えば、お金持ちの男性を前にするとすっごい甘えたり、逆に貧乏な男には振り向きもしない、みたいな……。腹の中では何を考えているのかわからないのが、ちょっと怖いです」(Iさん・28歳男性)
性格に裏表があるという意見もありました。自分にメリットのある男性を見極めると、「ちょっと相談に乗ってもらいたくて」と弱い一面を見せて男心をつかんでしまうのでしょう。
(3)目的達成のためには手段を選ばない
「目的を達成するために、手段は選ばないというのが、悪女なのではないでしょうか。普通なら心が痛んでできないようなことも、平気でやってのける。それでこそ悪女でしょ」(Mさん・34歳男性)
手段を選ばないというのも、悪女の特徴のようです。元彼に復讐をしたり、好きな男性の彼女を陥れたりと、冷酷な表情があってこそ悪女というもの。そんな意見です。
(4)男を手玉に取るテクニックがすごい
「悪女って、どういうわけだか男性が寄ってきますよね。知り合いに、悪女っていってもいいような知り合いがいますけど、男をたらし込むテクニックがすごいんです」(Wさん・26歳男性)
悪女は美人という特徴をご紹介しましたが、美人であるだけではなく、恋愛テクニックにも精通している様子。男性を虜にする手段はすべて熟知しているのでしょう。
(5)プライドが高い
「決してかっこよくはない知り合いの男が、美人な彼女を作ったんです。その彼女に、相当入れ込んでいるらしくて、かなりの金額を貢いだうえに、“結婚を考えてる”と、言っていました。
でも、次に会ったときは別れてました。話を聞いたら、プロポーズをしたときに鏡を突きつけられて“自分の顔を見てから言え”って言われたそうです」(Hさん・27歳男性)
悪女というのはプライドが高いもの。そんな女性がどうしてその男と付き合っていたかというと、それはズバリ、貢いでくれるからでしょう。
4:なぜかモテる!悪女の魅力3つ
今度は悪女がモテる秘訣に迫ってみます。どうして、彼女たちはモテるのでしょうか。
(1)弱みを見せる
「やっぱり女性に弱みを見せられると男は虜になっちゃいますよ。“最近、彼氏に振られて……。今日だけでも一緒にいて下さい”なんて言われたら、たとえそれがウソだってわかっていたとしても、飛びついちゃいますね」(Kさん・27歳男性)
上手に弱みを見せてくるところが、男心をくすぐるのだそう。「助けてあげなきゃ」と本能的に思ってしまうのではないでしょうか。
(2)褒め上手
「褒め上手も悪女の魅力だと思います。“〇〇さんって、声がすてき”とか“一緒にいるとリラックスできる”とかいって、男をのせてくる。それでお会計は全部男に払わせるみたいな。
とはいっても、美女とお酒が飲めるなら、僕は払ってもいいです」(Wさん・35歳男性)
褒め上手というのも悪女の特徴のひとつ。決してイケメンではない相手に対しても、褒めるところを見つけてプッシュしてきます。男なら美女から褒められて嫌な気になる人はいないでしょう。それを巧みに利用しているのです。
(3)男を見極める目
「悪女って、だまされる男とだまされない男を見極める目がすごい。“この人は私に気がある”とか“この人は押せば落ちる”とか、そういうのがわかるんでしょう。それってすごい能力だと思います」(Mさん・28歳男性)
悪女がなぜモテるのか? そこには悪女たちの“男を見極める目”を関係してきているように思います。自分に気がないと思った相手でも、「こうすれば落ちる」という必勝法を導いたり、「彼は無理」ときっぱりと諦めたり……。精査する能力に長けているのではないでしょうか。
5:まとめ
他人の男を奪ったり、彼氏がいながら浮気をしたりと悪女は男女ともに手に負えない相手の様子。関わり合いにならないほうがいいのかもしれません。しかし、そのテクは学んでおいて損はなし。ぜひ参考にしてみてください。