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恋愛に興味がない男女の心理・特徴!恋愛に興味がない人を落とす方法も
青木 エイミーA.Aoki
1:恋愛に興味がないのは病気なの?
現代は、恋愛や結婚が最上級の幸せという恋愛至上主義的社会。その中で、恋愛をまったくしない人や、いつまでも結婚しないような人のことをかわいそうだと思う風潮がありますよね。
そのため、あまりに人を好きにならないと、自分は人を愛することができない病気なのかもと思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、恋愛を特別視していない人だっていますし、恋愛感情をそもそも持たないセクシャルマイノリティの人も。それは決して病気ではないのです。
2:恋愛に興味がない男女の心理・特徴5つ
恋愛に興味がないという人は、どういった考え方や特徴を持っているのでしょうか。男女に聞き込みを行なってみました。
(1)プライベートの時間がない
「とにかく、恋愛のことを考えるヒマがありません。生活にも経済的にも余裕がないから恋愛をしたいと思わないし、仮に付き合ったらデートをする時間もないので、申し訳ないと思ってしまいます。だから恋愛をしたいと思いません」(Dさん・26歳男性)
(2)感情に振り回されるのがイヤ
「私は結婚をする相手となら恋愛をしてもいいと思いますが、それ以外の恋愛はしたくはありません。感情に振り回されて疲れるのがイヤで……。別れてしまったら何も残りませんし、正直ムダだと思うのです」(Yさん・30歳女性)
(3)ひとりに縛られたくない
「女性にまったく興味がないわけではありません。でも、ひとりの彼女のためにほかの女の子とデートできなかったり、ひとりだけしかセックスできなかったりなんて、想像できないんです。浮気で揉めるのもイヤだし……。それが僕の価値観だから、恋愛=彼女をつくるっていう意味では、恋愛は興味ないっていうことになります」(Wさん・21歳男性)
(4)友達がいればいい
「私は大好きな女友達とワイワイしているだけで毎日が楽しいです。だから、男性と付き合って時間を共有したいと考えたことがありません。告白されたら付き合うかもしれないけれど、今が楽しいから恋愛を軸にしたくないですね」(Hさん・26歳女性)
(5)恋愛=幸せとは考えていない
「私は、なぜ世間が恋愛しないとダメみたいな風潮になっているのかまったく理解できません。DVとかだってあるのに。ものすごく良い人に巡り会えれば幸せかもしれませんが、どんな恋愛でも最高!みたいな考えが正義で、それを全員に押しつけるのは止めてほしいです」(Nさん・23歳女性)
3:恋愛に興味がない人を落とす方法5つ
自分が好きになった人が、恋愛にまったく興味を示さないタイプだと、落とすのも難関ですよね。恋愛に意識が向いていない人でも落ちる方法をご紹介します。
(1)自分の時間も持てることをアピール
恋愛に興味がないと言っている人の中には、仕事で忙しかったり、趣味が多い人など、恋愛に時間を費やすことができないと考えているケースも多いです。
そういう人に対しては、物事に専念したい時間に邪魔にならないことをそれとなく伝えるとともに、笑顔や労いの言葉をかけるなどして、疲れを癒すように心がけると、リフレッシュとして恋愛をしても良いと思うことが多いです。
(2)ありのままのその人を受け入れる
人に気を遣ったり時間を割いたりする心の余裕がない場合も、恋愛が億劫に感じることがあります。
そう言った場合には、相手にとって居心地の良い空間を提供するよう努めるのが良いでしょう。ダメな自分も見せることができ、自然体でいられるようになれば、この相手には気を遣わなくて良いという安心感から恋愛モードに傾けることができるかもしれません。
(3)自分の意見をしっかり伝える
恋愛に興味がない人も、本当に価値観の合う相手に出会ったときは、「恋愛をしてみても良いかも」と思うことが多いです。
自分の意見や考え方を発信する中で、その人が「この人は自分と合う」と思ったら恋愛に発展することもあるでしょう。
(4)教養を身につける
自分の勉強になったり、尊敬できる相手を見つけると恋愛をしたいと思うようになる人もいます。
ちょっと遠回りかもしれませんが、まずは教養などを身につけ、人間的な魅力を磨くのもひとつの方法でしょう。
(5)見つめる
脳科学において、人は見つめ合うことでお互いの脳の活動が同調し、恋に落ちやすくなることが指摘されています。
また、見つめ合うことでお互いが無意識に相手の好意を感知して、自分も好感をもちやすいとも言われています。
4:恋愛に興味がないのは変なこと?悩みの解消法3つ
(1)アセクシャルやデミセクシャルというマイノリティもいると理解する
セクシャルマイノリティの中には、「アセクシャル」という、恒常的に恋愛感情や性衝動を抱かないタイプの人がいます。彼らの多くは、恋愛に重きを置かず、別の形で幸せを見つけています。
ですが、アセクシャルだからと言ってまったく恋愛ができないのかというとそうではなく、友情や愛情を育むことができます。好きの形が違っても、恋愛を続けていく人もいます。
また、もっと少数派として、絆を感じる特別な間柄にしか恋心などを抱かないデミセクシャルと言ったタイプもいます。
(2)出会いを増やしてみる
自分が人を好きになりにくいのであれば、出会いを増やしてみても良いでしょう。惚れにくいぶん、自分に合うと思った人と出会ったときは、長く続く可能性が高いです。
最近はSNSやマッチングアプリも充実していますから、そう言ったツールを活用することも視野に入れた上で、自分の価値観に会う人を探してみましょう。
(3)無理に好きになろうとしなくていい
人を好きにならなければならないと考えていると、なかなか人に恋心を抱けないものです。また、意識して人を好きになったときの相手というのは、うまくいきにくいものであると指摘されています。
そのため、仕事に打ち込んでいるときなど、特に意識していないときにふと運命的な出会いを果たすことも多いです。
無理に人を好きになる必要などなく、何か強い力で惹かれるような出会いがいつかあるかもしれないと構えているのもひとつの方法です。
5:まとめ
友情や尊敬から人に強い情を抱き、愛情を育んでいくことは可能です。
しかし、人によっては、好意そのものを向けられることさえ気分が良くないと思う価値観の人もいます。こういった人を無理に落とそうとすると、深く傷つけて、自分も傷ついてしまう可能性もあります。難しいところですね……。