1分間スピーチのネタは何にする?趣味やニュースなど「面白い」と思わせるアイデア

朝礼や会議、そのほかさまざまな場で、スピーチする機会は存在します。そして、何人も続けてスピーチしたり、本会議の導入だったりする場合、与えられる持ち時間は“1分間”──。さて、この短い時間で、何を話せばいいのでしょう。そこで今回は、1分間スピーチについて、話にネタやまとめ方についてまとめてみました。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
©gettyimages

11分間スピーチの文字数は何文字程度?

長いようで短い、短いようで長い1分間。普通の人が普通のペースで読むと、だいたい300字程度になると言われています。また、プロのアナウンサーだと、350字程度なのだそう。1分間スピーチの原稿をまとめるときは、これを基準に考えましょう。

自分の喋るペースによっても変わってきます。話し方がスローな人は250字程度に、早口な人は350字程度を目安にしてください。

 

2:趣味や名前の由来…自己紹介の1分間スピーチを「面白い」と思わせるネタ

1分間スピーチをする場面で、もっとも多い内容が自己紹介だと思います。面接以外でも、会議やパーティーなどで自己紹介を求められることは多いですが、どんなシチュエーションであっても、自分を強くアピールしたいもの。そのためには、聞いている人が印象に残るネタを盛り込むのが理想。「面白い」と思わせることができれば、シメたものです。

簡単なところでは趣味の話ですが、自分の名前が珍しい場合は、その由来をネタにすればOKでしょう。ぽっちゃり気味の人は、ダイエットに失敗した経験など多少自虐的に、ユーモアを織り交ぜて。特技がある人は、簡単に披露できるものであれば、強い味方になります。

自己紹介に限らず、注意したいのは、ネタを絞ること。何しろ、1分間という限られた時間であり、聞き手にアピールするためには、スパッとひとつに絞るのが鉄則です。

 

3:職場の朝礼など、1分間スピーチで使える雑学ネタ 

1)雑学ネタなら意外性を重視

肩肘張ってウケを狙うことはないと思いますが、それでも印象に残るようにしたいもの。基本的に、「起・承・転・結」の流れ(実際には時間が短いため「起・結」「起・承転・結」という感じになるでしょう)で話すとするならば、最も伝えたい「結」に至るまでのネタで印象に残りやすいのが雑学ネタです。

 中でも、「えっ、本当!?」「マジ、そんなことあるの?」といった、意外性があるものがいいでしょう。

2)オチをつけてスッキリと

自己紹介は、自分をアピールするのが目的ですので、その限りではありませんが、朝礼やパーティーなどで話す場合、オチを付けてすっきりまとめたいものです。「結」に繋がらないネタを選ぶと、何を話しているのかわからなくなり、「ちょっと、あの子、何言ってんの?」となりかねません。

そのためには、「結」の部分に繋がるネタを選ぶことが大切! 例を挙げてみましょう。

風邪の季節に使えるネタ

「1回の咳で、2kcalを消化する」

 一般成人男性で1日平均1500Kcal、女性は1200Kcal消化すると言われていますが、風邪で1日に何度も咳き込めば、食欲がないうえに、咳の消費カロリーも相まって、かなりのダイエットになるかも!?

これなら、健康、ダイエットなど、いろんな結論に結びつけられそうですね。

 お金や詐欺などの注意喚起

「大リーガーの80%は、現役引退後5年以内に破産する」

毎年、何十億という稼ぎがあった大リーガーなのに……と、おいそれとは信じがたいことですが、米国ではお金持ちに投資話がよく持ち込まれ、野球以外のことをほとんど知らない選手が知識がないまま話に乗って、失敗してしまうケースが多いのです。

おいしい話に騙されない、お金に絡む話はよく勉強してからにする、などのオチにすれば、スッキリ話がまとまると思います。

 

4:ニュースを1分間スピーチに盛り込むときの注意点

1分間スピーチで、最もポピュラーなネタになるのが、その時々のニュースです。「あの人はニュースに敏感」「常にアンテナを張り巡らせているな」など、あなたの知的なイメージをアップするかもしれません。

ニュースをネタとして盛り込むことは、新しいもの、話題になっているものに絞りましょう。ちょっと、時間が経過したような“出がらし”のネタは避けるべきです。 また、著名人のスキャンダルなども避けたほうが無難。また、酒席であっても、下ネタを避けるのはもちろんです。下品にみえるだけですから。

一方、営業が絡む場であれば、業界に関係あるネタを積極的に取り上げましょう。どんなネタでも同じですが、結論のところで、自分の考えを披歴、感想を述べれば、知的イメージがさらに向上するかも。

あと、ネタでニュースを話したあとは、ワンテンポだけ間を置くのがコツ。聞いている人がニュースを思い出す時間を与えると、効果的になります。

 

5:安全喚起の1分間スピーチをするときのポイント

安全喚起の場合、やはり、何が危険なのかを強調した上で、対応のしかたに話を進めていく構成にするのが伝わりやすいと思われます。危険な例をダラダラ話すと1分間はすぐに過ぎてしまいますから、ここでもネタを簡潔にまとめましょう。

自然災害など不可抗力によるもの、わき見運転など不注意によるもの……ネタとまとめ方は異なってきますが、自然災害の場合は「備えの大切さ」に力点を置き、不注意の場合は「そこから起きる不幸」に話を進めると説得力が増します。不注意で事故を起こし、そこから払い切れない賠償金を背負うなどというのは誰でもイヤで、気をつけるようになりますよね。

今だと、「歩きスマホ」が話題になることが多いので、それを例として見てみましょう。

株式会社リビジェンが1020代の男女500人を対象に実施した調査によると「歩きスマホを経験者したことがある」と答えた人はナント86.8%! 歩きスマホをすると、視界は20分の1になるそうなので、事実上、周りを見ていない歩く若者が多いのです。

もちろん、スマホ歩きをする人は若者だけではなく、いい年をした大人もいると考えられるので、フツーに歩いていたとしても常にリスクにさらされている訳ですね。スマホ歩きをしている人は見ないで歩いているようなものなので、自分から避けることはありません。スマホ歩きを絶対にしないのはもちろん、普段から、ボーっと歩かないように気をつけたいものです。

 これで290文字です。

 

6:中学生の1分間スピーチと社会人の1分間スピーチは何が違う?

大人と子どもですから話し方のレベルが違うのは当然ですが、それ以上に、中学生が学校という限られた世界を中心に生活をしているのに対し、社会人は職場をはじめ幅広い場に触れているほか、何より積み上げてきた経験が違います。ネタに悩んでいるそこのあなた、よ~く考えれば、きっと湧き上がってきますよ。

 

7:まとめ

筆者は、かつて政治家として1分間スピーチ(というよりパーティーなどでの挨拶、祝辞)をする機会が多かったですが、経験から言うと、数をこなせば上達するもの。機会があったら積極的に行い、スピーチ上手になって自分をアピールして行きましょう。ただし、これも経験からですが、話が長すぎるとひんしゅくを買うのでご注意を! 1分間という時間は、きっちり守るようにしましょう。

 

【参考】

株式会社リビジェン【若者のホンネ】「歩きスマホ」の規制は難しい!? 「必要だと思わない」28.2%