恋のなやみに効くメディア

欲しいものがないのは幸せなこと?物欲がない人の心理と喜んでもらえるプレゼント

毒島 サチコ

毒島 サチコS.Busujima

目次

隠す

1:欲しいものがないのは幸せなこと?物欲のない人は増えている

お店に行けば、シーズンごとに新作のバッグや洋服が並んでいます。

急に「かわいい!」「欲しい!」となって、衝動的に買いたくなるという経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか?

そこで『Menjoy!』が、20代から30代の女性500人を対象に、独自のアンケートを実施。そこで「欲しいものがない、買いたいものが思いつかないという心理になったことがありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・281人(56%)

ない・・・219人(44%)

よく「女性は衝動買いをしてしまう生き物だ」などと言われがちですが、意外にも半数以上の女性が「欲しいものがない」「買いたいものが思いつかない」という心理になったことがあるようです。

 

2:欲しいものがない人の心理と特徴5つ

ではここからは、欲しいものがない人の心理や特徴を探っていきましょう。

(1)現状に満足している

仕事も恋愛も充実していて、かつ、経済的にも余裕があって、何か欲しくなっても自分でいつでも買えるという状況だと、たいていの欲しいものはすでに手に入っていて、欲しいものはいつでも買えるという人も。その場合、「特別何か欲しいと思わない」という心理状況を生むのかもしれません。

(2)「モノ」より「経験」タイプ

「モノ」よりも「経験」が欲しい!というタイプの人もいます。筆者もそのひとりですが、同じ値段を払うなら、今しかできない旅行や、今までやったことのない体験をしたほうがいいと考えるのです。

このタイプの人も「したいことはあるけど、欲しいものはない」という心理から、「欲しいものはない」と言いがちです。

(3)貯金がしたいと思っている

貯金をしたいと思っている時期は「買いたいものがない」というよりも、「無駄使いしたくない」という気持ちが先行してしまうため、物欲がなくなってしまうことも。

(4)ファッションに興味がない

シーズンごとに変わるファッショントレンドは、「〇〇が欲しい!」欲を掻き立てるもののひとつ。そのファッション自体に興味がないということであれば、必然的に物欲を低下させるといえるでしょう。

(5)趣味や仕事に没頭している

趣味や仕事に没頭している場合も、「欲しいものがない」という心理状況になりがちです。「モノ」よりも自己投資に充てる費用のほうが大切だと考える人もいますし、また、トレンドの情報に疎ければ、欲しいものがアップデートされず、「欲しいものはない」という状況にも。

 

3:クリスマスも誕生日に欲しいものがないという彼氏・彼女に喜んでもらえるプレゼント3選

では、上述したような欲しいものがない人にプレゼントをして喜んでもらうには、どのようなものを選べばいいのでしょうか?

(1)ディナーや食べ物・消耗品など残らないもの

物欲のない人に、物品をあげても、あまり喜んでくれないことが多いでしょう。おいしいディナーやお菓子、あるいはブーケや入浴剤などの消耗品がベターです。

(2)旅行などの「経験」

物欲のない人は、「モノ」より「体験」を重視する傾向もあるので、一緒に素敵なひとときを過ごせる「コト」をプレゼントするというのもアリです。

(3)生活必需品

おしゃれにも興味がなく、基本、家にもモノが少ないという彼氏や彼女には、生活必需品をプレゼントしてみるのも〇。ケトルやマグカップ、ちょっとおしゃれな歯ブラシ立てのほか、最新のドライヤーなどもおすすめです。

 

4:欲しいものがないけど何か買いたい心理とは?

「欲しいものがない」というのは、ポジティブな心理状況であることが多いですが、たまに「欲しいものがないけど、何か買いたい」という心理に陥ることがあります。

特に欲しいものがないのに、ふとコンビニに行ってしまったり、アパレル店に入ってみたり……。

それは自分の中に満たされないという気持ちがあって、購入行為によって代替しようしたり、その欲求を発散したりするためということが多いです。筆者もよくしてしまいますが、「疲れていて、何気なく入ったコンビニでスイーツを爆買いしてしまった」というのは、日ごろのうっぷんを晴らすためでしょう。

もしかしたら「何か」買うことで、自身の別の欲求を抑えようとしているのかもしれません。

 

5:物欲は心のバロメーター

筆者の体験も含め考えると、衝動的に「何か欲しい!」というときは、自身の中になにか満たされない感情を持っていることが多いような気がします。

逆に「欲しいものがない」と思う時は日常生活に満足している証拠かも。そう考えると、物欲は心のバロメーターといえるかもしれませんね。