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男に幸せにしてもらおうと思った時点で負け!野々村友紀子が語る理想の夫婦像【第2回】

ほし あんず

ほし あんずA.Hoshi

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新著『夫が知らない家事リスト』が女性から共感の嵐なんです

放送作家としてだけではなく、情報番組やバラエティ番組など、テレビでも大活躍中の野々村友紀子さん。

その旦那さまは、お笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さん。野々村さん自身も元芸人であり、テレビ番組にしばしば登場して、川谷さんの相方の小堀裕之さんを厳しく叱責する様子などが取り上げられ、その様子が「正論すぎて胸がスッとする」と、世の女性たちの支持を集めています。

そんな野々村さんの新著、『夫が知らない家事リスト』が9月20日に発売されました。主婦のみならず、多くの女性から共感を得て、さっそく重版が決定。その発売を記念して、『Menjoy!』編集部が野々村さんにインタビュー。

第2回となる今回は、「男の上手なコントロール術」をテーマに、理想の結婚と現実について語っていただきました!

 

話題の本『夫が知らない家事リスト』発売記念!放送作家・野々村友紀子が語る男のコントロール術【野々村友紀子インタビュー第1回】

 

結婚相手に幸せにしてもらおうと思ったらダメ!

ーー結婚生活17年の先輩夫婦として、“理想の夫婦像”とは、どんな関係性だと思いますか?

野々村さん「難しいですよね~、理想の夫婦像って。人それぞれ、理想のかたちは違うし。

私は、結婚する前に母親に“幸せにしてもらおうと思ったらあかんよ。幸せは、ふたりで幸せになるために、ふたりで作るもんやから”って言われて、ハッとしたんです。“結婚する=幸せにしてもらえる”っていう考えが、私自身にも若干あったんですよね。もし、そのままの気持ちで結婚してたら、結婚生活の随所で、“あんた、幸せにしてくれるって言ったやん!”と、不満に感じていたかもしれないです。

母の言葉で、“ふたりで幸せになるためにはどうしたらいいのか?”って考えられるようになれたんです。今でも、夫婦生活において何かを選択するときは、必ず“どっちを選択すると、ふたりは幸せになれるのか?”を優先するようになって、自分の結婚に対する考え方がすごく変わりました。

 

相手に期待しすぎるのはしんどいだけ

ーーなるほど、その心構えは大切ですね。

野々村さん「あとひとつは、過度な期待をしないこと。何事も、期待しすぎはしんどくなる。家事だってそう。やって当然と思っていると、こっちにストレスが溜まるばかり。そういうものは一切捨てるんです。

そのかわり、ふたりで、ふたりの幸せを考えて、作り上げていくことが大事やと。そうすることで、ちょっとしたことでイライラすることもなくなるんやないかな。

自分の“結婚の理想像”にはめ込んでしまうから、現実とのギャップにストレスが溜まってしまうんですよね。

一般的なプロポーズの言葉で思い浮かぶのって、“幸せにするよ”じゃないですか。あれは、あかん(笑)。“一緒に幸せになろう”じゃないと! 夫婦ふたりで幸せになることが、結婚の大切なことだと思います」

ーー結婚の理想と現実のギャップに絶望しないよう、そもそもの考え方を変えることが大切と語ってくださいました。次回は、「恋愛と結婚」についてご紹介します!

 

重版決定!『夫が知らない家事リスト』は全女子必読

『夫が知らない家事リスト』著者/野々村友紀子 定価/¥1,300+税

お笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さんを夫に持ち、最近では「最強妻」としてテレビに登場している、野々村友紀子さんの新刊。

ブログやテレビ番組内で披露し、その後、多数のメディアで取り上げられた野々村流の「家事リスト」をベースに、主婦のあるあるエピソードが詰まったエッセイ本です。妻が夫に対して日々思っている家事のあれこれが、くすっと笑えて、スカッと気持ちいい野々村節で綴られています。

また巻末には「フットボールアワー」の後藤輝基さんとのパパママ対談を収録! 後藤さんの家事のリアルにも注目です。

 

撮影/フカヤマノリユキ