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「熨斗」って読める?【ちょっぴりオトナな漢字クイズ】
橘 とも実T.Tachibana
【問題】「熨斗」ちゃんと読めますか?
「慰」という一文字が飛び込んて来たと思って、一瞬にしてエロセンサーが反応したのですが、よく見ると違う漢字でした……。
でも「慰める」の下が「火」になっているなんて……。ついつい盛り上がって「今日はもう一回戦イケちゃうぜ!」という状況でしょうか。たま~にありますよね、そんな日も……。
う~ん、でも「慰」に近いとすれば、「いと?」でしょうか。今回も読み方も意味もわかりません!
ヒント1
「紙」をつけて使うことが多いです。
ヒント2
贈答品を贈るときに使用します。
気になる正解は…のし!
ちなみに、正しい意味はこうです!
のし【熨=斗/×熨】
1 方形の色紙を細長く六角形にひだをつけて折りたたみ、中に熨斗鮑(のしあわび)の細片を包んだもの。祝儀などの進物に添える。熨斗鮑の代わりに昆布(こんぶ)や紙を用いたりする。近年はふつう熨斗紙が用いられる。
2 「火熨斗」の略。
3 「熨斗鮑」の略。
4 紋所の名。熨斗鮑の形を図案化したもの。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
あの贈答品などに付けてもらう、「のし」が正解でしたね。調べてみたところ、紙自体のことを「熨斗」だと思っている人が多数らしいですが、正確には、紙に添えてある飾りのことを「熨斗」と呼んでいたそうです。
いやー、今回は社会人として、とてもお勉強になりました。それにしても元々はアワビを熨斗として飾っていたなんて……。すみません、またエロセンサーが反応してしまいました……。