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仕事に疲れたときはどうすればいい?疲れる原因とみんながやってる対処法
大山奏K.Ohyama
目次
隠す1:仕事に疲れたから「休みたい」「辞めたい」と感じたことはある?
どんなに自分が大好きなことを仕事にできていたとしても、「疲れたなぁ」と感じて休みたくなったりすることってあるのではないでしょうか。
『Menjoy!』では20~40代の女性338人に「仕事が疲れたから“休みたい”“辞めたい”と感じたことはありますか?」と質問してみました。
結果は以下のとおりです。
休みたいと感じたことがある・・・134人(40%)
辞めたいと感じたことがある・・・45人(13%)
休みたい・辞めたいと感じたことがある・・・134人(40%)
休みたいとも辞めたいとも感じたことはない・・・25人(7%)
実に9割以上の人が、仕事を休みたいとか辞めたいと考えたことがあるんですね。
2:20〜30代が仕事に疲れたと感じる理由
では女性たちが仕事に疲れを感じてしまういちばんの理由とは、いったいどんなものなのでしょうか。
(1)人間関係がつらい
職場の悩みでいちばん多いのは、人間関係。多くの人が集まれば、嫌いな人や苦手な人がいるのは当然ですよね。ですが職場にそういう相手がいると、相手をするだけで疲れてしまうこともあります。特に、上司やチームメンバー、取引先など、関わらないわけないにはいかない相手がストレスの対象だと、仕事に行くのさえイヤになってしまうことも。
(2)残業が多い
残業や休日出勤などが多くて、体力的に消耗してしまうこともあるでしょう。家に帰ってきたら、疲れ果ててお風呂に入るのもつらいというような状況では、やはり長くは続きません。たまには一日中寝ていたいと思ったり、楽そうな仕事に転職したいと考えたりしてもおかしくないでしょう。
(3)評価されない
頑張っていることを評価してもらえないと、何のために頑張っているのかわからなくなってしまい、精神的に疲れを感じやすいでしょう。逆に、仕事量が多くても、周囲からちゃんとそれが認めてもらえて、適切な評価をもらえていれば、踏ん張れたりもしますよね。
(4)向いていない
人間誰しも向き不向きがあります。毎日何時間も苦手な作業をするなんて、普通に考えたら拷問のようなもの。しかも向いていない仕事だと効率も悪くなりがちなので、任せているほうにもやっている側にもデメリットしかないといえるかもしれません。
(5)同じことの繰り返し
毎日の仕事が同じことの繰り返しでしかない場合も、つまらないと感じて疲れてしまうでしょう。もちろん同じことをコツコツと積み上げていくのが好きな人もいますが、クリエイティブな仕事をしたいと思っている人にとっては、何のために仕事をしているのかわからないという状況にもなりかねません。
3:仕事に疲れた…40代ならではの原因
40代になってから、急激に仕事や人生に疲れを感じて、うつ状態になってしまう人も多いようです。
40代というのは、体力の衰えをリアルに感じ始める時期です。また親の介護や、自分の老後なども視野に入ってきます。
将来のお金や健康のことで不安になって、それが見えない重圧となり、疲れてしまうこともあるでしょう。
4: 仕事に疲れたらどうしてる?仕事に疲れたときのリフレッシュ方法5つ
最初に紹介したアンケートで、「仕事に疲れたときのリフレッシュの方法」も聞いてみました。その結果のトップ5と、筆者の周囲へのリサーチの結果を合わせてご紹介します。
第5位:旅行する・・・117人(34.6%)
「最近は行ってないけれど、仕事に疲れたときは、決まってひとり旅をしていました。東京から仙台まで日帰りとかでも行っていましたね。タイトスケジュールでも、開放された気持ちになるんです」(Yさん・39歳女性)
アンケートでもかなりの数の人が答えた「旅行」。疲れをとるために温泉地に行ったり、海を眺めたりするのも良いリフレッシュの方法です。
第4位:誰かと話をする・・・121人(35.8%)
「友達と会って話をすると、なんとなくスッキリしますね。特に気を使わずに、何を話しても大丈夫な相手がいると安心できます」(Aさん・36歳女性)
女性は特に、誰かとおしゃべりをするだけでストレス発散ができることも。「今日、話したい!」という日に付き合ってくれる友達の存在は、大人になればなるほど重要になるのです。
第3位:買い物に行く・・・123人(36.4%)
「私は、疲れると無性に買い物に行きたくなるんです。好きな服などを買うと、ストレス発散できますし、物欲が刺激されると、働くことへのモチベーションがアップします」(Mさん・36歳女性)
買い物やウィンドウショッピングが趣味という人も多いのではないでしょうか。仕事を頑張ったご褒美に、自分へのプレゼントを買ってリフレッシュするのもいいですね。
第2位:たくさん寝る・・・161人(47.6%)
「疲れたらとにかく寝ます。プライベートの予定でキャンセルできるものは、できるだけキャンセルしちゃって、土日の間、ほとんど外に出ないで寝ていることもあります」(Mさん・34歳女性)
慢性的な寝不足のせいで疲れているという人も多いですよね。最近では、人間は寝だめはできないという説が有力ですが、たっぷり好きなだけ寝ると、体も心も軽くなった気がします。
第1位:おいしい物を食べる・・・223人(66.0%)
「私はとにかくおいしい物を食べて、明日への気力を養いますね。特に私は焼肉が好きなので、だいたい焼肉かな。友達が捕まらないときは、ひとり焼肉も行きますよ!」(Nさん・27歳女性)
アンケートでもいちばん多くの人が選んだのが、食べ物でのリフレッシュ。自分の大好きな物を食べると、心と体の両方を満たすことができるのでしょう。
5:「仕事に疲れた…もう死にたい」と感じたときの対処法
仕事に疲れたと感じるのはよくあること。ですが、それが「もう死にたい」までいってしまったなら、それは大きな問題です。心と体が悲鳴を上げている証拠。
なので、無理をせず、まずはゆっくり休みましょう。会社員の場合、有給休暇をとることは権利です。
めいっぱい休みをとっても暗い気持ちのままの場合は、早めに精神科や心療内科を受診して、専門家に話を聞いてもらったほうが良いでしょう。
6:オンとオフの切り替えが大事!
生きていくためにお金を稼がなければいけません。しかし、仕事をし過ぎて疲れ切ってしまっては本末転倒です。ときには仕事のことなんて忘れて、思いっきり自分の好きなことをするオフの時間も大切ですよね!