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ブラ線に対するトラブルと対策5つ!ブラ線が痛くなりにくいブラも
松田優Y.Matsuda
1:ブラ線対策していますか?
今回『Menjoy!』では、20~30代の女性447名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「ブラ線についての悩みを教えてください」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。
食い込み・・・134人(30%)
かゆい・・・103人(23%)
ずり落ち・・・85人(19%)
チラ見えしてしまう・・・52人(11.6%)
あせもができる・・26人(5.8%)
黒ずみ・・・20人(4.5%)
その他・・・27人(6%)
ブラ線の悩みで最も多かったのは「食い込み」。ブラのストラップが食い込むと、肩が痛くなったり肌が荒れてしまったりと、さまざまなトラブルが発生しますよね。
また「その他」の意見の中には、「締めつけ感が苦手」「線のあとが残る」などといった悩みが挙げられていました。
今回は、そんなブラ線のトラブルを解決する方法をご紹介します。
2:あせもでかゆい、ニキビ…ブラ線におけるトラブル5つ
ブラ線対策をしていないと、どんなトラブルを引き起こしてしまうのでしょうか? 地味につらいブラ線トラブルの事例を見ていきましょう。
(1)かゆくなる
ブラ線が肩に食い込んでいると、肌への刺激となり、かゆみが生じることも。また夏場は蒸れやすく、汗も乾きにくい状態となるため、さらにかゆかゆな状態に……。
(2)跡が残る
強いホールド感のタイプや、細めストラップのブラジャーをしている場合、それが肩まわりのお肉に食い込んでしまい、ブラジャーを外しても跡が消えない、というトラブルも。特に、デート後のお泊まりというときは、いいブラジャーをしたいけど、後のことを考えると……と痛し痒しな部分がありますよね。
(3)あせもの原因に
ブラ紐がきつすぎると、かいた汗がそのままになり、場合によってはあせもができてしまいます。あせもができてしまったせいでかゆくなるというケースも少なくありません。
(4)跡にニキビができる
ブラ線を清潔に保っていないと、肩や背中などにニキビができるということも。汗をかいた日のブラを、乾いたからといってまた翌日も使う……などはご法度です。
(5)かぶれにより蕁麻疹が出る
強いかゆみを伴う場合は、外部からの物理的刺激によって起こる「機械的蕁麻疹」を引き起こしている可能性も。円形や地図状などの腫れや赤みが生じた場合は、皮膚科へ相談してください。
3:ブラ線が痛い…その原因と対策5つ
ブラ線のトラブルのひとつとして、痛みが生じることがあります。ここからは、その原因と対策をご紹介します。
(1)サイズが合っていない
ブラは本来、カップ部分で胸全体を支えますが、サイズの合わないブラを着けていると、ブラ紐だけで胸を吊っている状態に……。
そうすると、ブラ紐に負担が大きくかかり、ブラ紐部分が食い込む原因に。それが痛みに繋がるのです。「私のバストはこのサイズ!」と思っていても、実はサイズが合ってない可能性も。正しいサイズを知るためにも、一度お店でバストを測ってもらうことをおすすめします。
(2)紐の長さや太さが合っていない
ブラ紐が肩からズレ落ちないように、短めに調節している人も多いのではないでしょうか? しかし短くしすぎると、ブラ紐が肩に食い込んで痛くなってしまいます。ブラ紐の長さは指1本が入る程度の余裕を持たせ、短くしすぎないように調節するのが基本。また、胸の大きな人は特に、少し太めのブラ紐を選ぶとより安心です。
(3)ブラの付け方が間違ってる
自分の胸におけるアンダーの位置を把握していないと、胸をきちんと支えることができず、ブラ紐の負担が大きくなってしまいます。カップのワイヤーが胸に食い込んでいるような気がしたり、ブラ紐付近に痛みを感じる場合は、一度ブラの付け方を見直してみましょう!
(4)素材が合ってない
肌の弱い人にとっては、素材が合わないことも痛みの原因につながります。特に安価なブラは、化学繊維やゴム素材でできているものも多く、アレルギーを起こして痛みが生じているケースも。肌にやさしいといわれるシルクや綿でつくられたブラを選ぶなど、肌への負担を減らすよう心がけましょう。
(5)ブラを購入したときから太ったor痩せた
「正しいバストサイズを測ってブラを購入したのに痛い」「正しい付け方も覚えてアンダーの位置も合ってるのに…」という人は、ブラの問題というよりも、あなた自身の体に問題があるかも。
ブラを購入したときから体型が変わっていると、ブラの使用感ももちろん変わり、ブラ紐での締め付けや摩擦を引き起こすことがあります。体型に合わせたブラを再度購入し直すようにしましょう。
4:ブラ線が痛くならないブラってあるの?3選
ブラ線が痛いからといっても、毎日ブラをせずにはいられないのが女子の定め。ならばブラ線が痛くならないブラを着けましょう!
(1)チューブトップブラ
チューブトップブラは、その名のとおり、ブラ紐のないチューブトップのような仕様になっているブラ。当然のことながら、ブラ紐による摩擦や食い込みによる痛みを回避できます。
オフショルのトップスを着るときなどにも大助かりなので、1着は持っておきたいブラといえます。
(2)レーシーブラ
レーシーブラは、肩のストラップを含め、ブラ全体がレースでできているので、ブラ紐のような食い込みもありません。キャミソールやタンクトップと合わせても下着には見えないので、ファッションの幅も広がります。
(3)スポーツブラ
スポーツブラは肩の部分も太く、全体の締め付けも緩やか。自然で軽いつけ心地になっているものが多いです。
5:まとめ
ブラジャーは毎日身に着けるものであり、しかも長時間着けていることがほとんど。なので、ブラ線が服の上から透けて見えるのも良くないですが、肌に悪影響を与えるのはもっとダメ!
あせもによるかゆみやニキビ、痛みなどの肌トラブルを感じたら、すぐにブラの素材や付け方を見直してみてください。そして、皮膚科への診断も視野に入れましょう。
肌にやさしく、快適なつけ心地の、自分の体に合ったブラを見つけて、ブラ線のトラブルを回避してくださいね。