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生活が苦しい原因は?できることと苦しい生活を経験した芸能人
大山奏K.Ohyama
1:生活が苦しい人は多い?
あまり景気の良いニュースを聞かない最近の日本ですが、生活が苦しいと思っている人はどれくらいいるのでしょう?
『Menjoy!』では20~40代の男女500名に「生活が苦しいと感じていますか?」と質問をしてみました。
結果は以下のとおりです。
すごく苦しいと感じている・・・98人(20%)
少し苦しいと感じている・・・186人(37%)
特に苦しいと感じていない・・・161人(32%)
まったく苦しくない・・・55人(11%)
程度の差こそあれ、半数以上が少しは苦しさを感じているんですね。
2:生活が苦しいのはなぜ?生活が苦しい原因5つ
生活が苦しいと感じている人たちの原因ってなんなんでしょうか。
(1)収入が少ない
そもそも収入が少なくて、毎月生活していくのがやっとと感じているかもしれません。特にひとり暮らしをしようとすると、家賃や水道光熱費・通信費などで給料の半分近くが飛んでいくという人も少なくありません。そこに食費や衣服費などを足すと、毎月ギリギリの生活になってしまいます。
(2)支出が多く貯金ができない
収入が多いのに、同じくらい支出が多いせいで生活が苦しいと感じている人もいるでしょう。趣味や美容にお金を使ったり、ギャンブルでお金を減らしたりしてしまっている可能性もあります。
仕事で稼いでいる分、ストレス発散のために多少はお金を使っても大丈夫と思っていると、収入と支出のバランスが悪くなり、貯金ができない状態が続いてしまいます。
(3)借金がある
一度借金をつくってしまうと、それがどんどん膨れ上がることもあります。筆者の友人で、ストレス発散のために服を買いまくって借金をしてしまい、気がついたら利子を返すだけで精一杯な状態にまでなってしまった人もいます。
(4)子育てにお金がかかる
夫婦ふたりだけで生活していたときは苦しくなかったけれど、子供が生まれてから生活が苦しいと感じ始めることもあります。子供の成長に合わせて買わなければならない物が増えたり、習い事なども含めた教育費を払うのが大変という家庭も多いです。
(5)趣味の時間がない
生活が苦しいと感じるのは金銭的な問題だけではありません。仕事と家の往復だけで疲れ切ってしまい、趣味の時間や、リラックスできる時間がとれなくて毎日が苦痛に感じてしまうこともあります。
精神的な余裕を持つためにはお金だけでなく、気の置けない友達との時間やひとりになれる時間をとることも重要です。
3:生活が苦しいときに脱する方法5つ
生活が苦しいと感じている人がその状況を脱するにはどうすればいいのでしょうか?
(1)支出を見直す
金銭的に苦しいと感じているのなら、まずは毎月の支出の金額を見直してみるのがいいでしょう。毎日家計簿をつけるのが大変なら、レシートなどをまとめておいて月末に一覧表をつくるだけでもOKです。俯瞰的に自分の使ったお金を見ることができれば、削れる場所も見つかるかもしれません。
(2)転職する
収入が少なすぎて苦しすぎると思うなら、転職を考えてみるのも手です。もちろん転職が成功したからといって、確実にお給料が上がるわけではありません。ですが、職場の人間関係が楽になった結果、精神的には苦しさを感じなくなる場合だってあります。
(3)副業をする
今の仕事を続けながら、自分にできそうな副業を探して始めてみるのもいいでしょう。最初はフリマアプリなどで使わなくなった物を売るだけでも、けっこうなお金になるかもしれません。会社以外に収入源が増えると、会社に縛られすぎることもなくなって、気持ちのうえでも楽に感じる可能性もあります。
(4)金銭面ばかりを重視しない
お金のことばかりを気にしてしまって、自分で自分を苦しめている場合には、お金への執着をなくす方法を考えてみたほうがいいのかも。周りより収入が低くても幸せに暮らしている人はたくさんいます。人と自分の幸せの基準は違うはずなので、比較しても意味がありませんよ。
(5)専門家に相談する
FP(ファイナンシャルプランナー)など、お金の専門家に相談することで解決する問題もたくさんあります。将来のお金のことが心配になったら、一度話を聞いてみてもいいのではないでしょうか。
4:生活が苦しかった芸能人3選
生活の苦しさとは無縁のように見える芸能人ですが、実は壮絶な貧乏を経験している人も少なくありません。
(1)広瀬すず
ドラマや映画に引っ張りだこな広瀬すずと広瀬アリスさん。その恵まれた容姿からは想像できませんが、幼いころは苦労をしてきたそう。
12歳のころお父さんが倒れてしまい、実家で営業していた工場が閉鎖されてしまい、祖父から引き継いだ家や土地を手放すという経験をしたそうです。
(2)中川家
初代M-1グランプリの王者であり、兄弟漫才で有名な中川家のふたりも、子供のころは苦しい生活を送っていたそうです。家にはお風呂がなく、給湯器のお湯を使って体を洗っていたというエピソードもあります。
(3)田村裕(麒麟)
著書である『ホームレス中学生』でも、その苦しい暮らしぶりを語っていた、お笑いコンビ・麒麟の田村裕さん。しかしこの本は200万部以上も売れたため、印税もかなりのものだと推察されます。
5:生活が苦しいを脱したい!
生活が苦しいといっても、いろいろな場合があるので、それらを同じ水準で比べることは難しいですよね。同じお給料をもらっていても、生活が楽と感じる人もいれば不満に感じる人もいます。
ただ、今生活が苦しいと感じているのなら、何かしら行動を起こさなければ変わらないことだけは確かかもしれませんよ。